2024/11/16(土)芸人養成所説明会と野球の話
7時起き。目覚ましできちんと起きることができて満足。とりあえず冷蔵庫に入っていたペットボトルのコーラで頭をを起こしてそのまま外に出る。松屋でブラウンソースハンバーグ定食を食べて帰宅。洗濯機を回して時間ができてもひっきりなしにタバコが吸いたくなったりとなんとなく落ち着かない。なぜかといえば昨日話したように今日が芸人養成所の説明会だからだ。とりあえず自分が今できる限界の小綺麗な格好をしてみるが、ジーパンにネイビーの長袖の薄手のシャツとちっとも小綺麗ではない。そんなこんなで姿見の前でファッションショーをしてみたが、ジーパンには何を合わせてもラフになるもので、チノパンを買ってこないことにはどうしようもないことに気がついた。
そんなことをしてたらすぐに出発の時間になって、というか少し時間を過ぎていて大急ぎで家を飛び出した。途中かなり急いだので11月も中旬になるのに汗だらけになって長袖を脱ぎ捨て白Tにジーパンというラフの親玉かという格好になってしまった。最寄駅から電車に乗って目的地の駅からまた急いで早足で歩きなんとか会場には到着したもののもう頭からアゴから汗が滴る始末。早起きしたんだからもっと余裕を持てと自分に言いたい。
やっとのことで会場に入ると長テーブルとイスが講義室のように並んでおり、私で7人目の参加者だった。私の後に会場に入ってきた人はいなかったので、これで全員ということになる。まあこんなもんかなといったところである。一次募集はもう締め切っているので、ガチ勢はもう出願し終えただろうし、他の参加者を見ても男女半々くらいの比率で見るからに芸人!異質!という人はいなかった。説明会が始まり、マネージャーもやっているという事務局のお兄さんが話し始めたけど、この人が優しそうで少し安心した。なんとなくこういうのはとにかく遅刻に厳しいおっかない人がやると思っていたのである。やっぱり安くない授業料をもらうだけあって、最初は人当たりが良さそうな人を当ててくるのだなと感じた。
内容はプライベートが過ぎるので割愛します。説明会の後、喫茶店でカステラとアイスコーヒーを飲み食いし、近くの居酒屋でカンパチの刺身や明太子の炙りでビールやハイボールを飲んで、多少はフォーマルな黒のチノパンを買って帰ってきた。一応父親にも今後の方針を報告しておくかなと電話して「まあええんちゃうか(意訳)」と言われ電話を切った。
19時になってプレミア12の台湾戦が始まるのでテレビの前に1人で集合した。このマッチアップは前々から楽しみにしていた。今年台湾では台北ドームという40,000人収容の新球場が開場し、そこで行われる完全アウェーの試合で日本代表がどんなプレーを見せるのか楽しみだったからである。また、台湾の名物美人チア軍団を見たいというのももちろんのことだ。
試合が始まると日本からもトランペット等応援団は行っているようだが、やはりレフトスタンド上段に追いやられていて360度台湾ファンなようだ。しかし、マイクを用いた台湾の応援は日本のピッチャーからすると投げにくいんじゃないか?日本みたいに応援歌の合唱はしないけど、コールアンドレスポンスをしたりみんな立ち上がって体を右左に揺らしたり一体感はすごい。日本で言うと社会人野球の応援に近いのかな?と感じた。
ここで少し残酷なはなし。その国の野球のレベルを象徴するのはやはり球場だろう。その点においてやはり台湾は日本より一周遅れてるなと感じた。台北ドームはもちろんいい球場なのだが、このレベルの球場なら日本は1988年に開場した東京ドームを始め札幌バンテリン京セラPayPayと複数ある。台湾は日本に36年遅れてドーム球場を作ったんだな。でも、これは経済発展の問題ではない。経済だったら台湾なんて日本より先に行っているのではと思う。要は高い金出してドーム球場を作ってもそれを国内リーグで十分ペイできるようになるのに36年かかったということだろう。でもやっぱり東アジア野球界で日本の次は台湾なんだなと思った。韓国はその次ね。韓国も数年前に高尺スカイドームというドーム球場を作ったけど、収容人員は20,000人ちょっとで、これでは国際大会なんてできない。今日も台北ドーム40,000人埋まっているし、さすがお札に野球少年の絵が描かれている国は違う。でも、やっぱり野球先進国といえばアメリカが断トツである。アメリカ様はすごいよ、1965年にもうアストロドームっていうドーム球場を作ってる。65年なんて東京オリンピックの翌年ですからね!王貞治や長嶋茂雄が後楽園球場でプレーしていた、私からするとモノクロの時代に海の向こうではドーム球場ですよ。恐ろしい国ですね。それから23年経って日本が東京ドームを作ってやっと追いついたと思った頃にはアメリカはすでにボールパークを作り上げていたってね。日本もアメリカに比べたら屁みたいなもんだ。現在の日本と台湾はこの構図に似ていますね。台湾が台北ドームをやっと作ったと思ったら、すでに日本は北海道にエスコンフィールドという洗練されたボールパークを作っちゃってたというね。新しい神宮球場だったり築地に作るとか作らないとか言ってる巨人の新球場もこの流れに乗って素晴らしい球場を作ってもらいたいものです。
台湾戦見ていて日本強いなと思っていたら台湾代表でおもしろい名前の選手が代打で出てきた。名前は吉力吉撈・鞏冠。TBSはキチリキチキロウ・キョウカンと発音していたけど、どうやら台湾原住民であるパイワン族の人だという。パイワン族について少し調べてみたけど、少し扇情的なことを言えば過去に首狩りの風習があったらしい。この選手は顔を見ても他の選手に比べてエキゾチックな顔をしている。こないだTwitterで見た話だけど台湾では原住民、それもアミ族の運動能力が高いのは有名らしい。パイワン族の運動能力がどうなのかは忘れてしまったけど、吉力吉撈・鞏冠は打ちそうな見た目をしてチャンスでショートゴロに倒れてしまった。しかし今後注目したい選手である。結局日本が勝った。思ったより次々と飛び出してくる台湾投手陣を捉えきれなかったかなと思う。今日のMVPは源田でしょうね。彼の守備は本当に安心してみていられる。さて、明日も用事があるので寝ましょうかね。おやすみなさい
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