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骨折して改めて確信した5つのこと

先日、息子5歳が竹馬を始めたので、ぼくも30年ぶりくらいにやってみたら、足を踏み外し右足に全体重がのり、強烈な痛みで骨折してしまいました。

竹馬で骨折した人ってなかなかいないっすよね・・・
父親の勇姿は見せれず・・・
サンダル履いたままするもんじゃない・・・

ということで、人生初めての骨折をしてから1週間ほどが経ち、色々と気づいたことがあります。

些細な事ですが、ただの骨折からでも少し人生を見つめ直せる機会をいただきました。


1,周りに気を遣われるのが苦手

これは元々の性格もあり、普段からなんとなく気付いていただことですが、今になって確信に変わりました。

逆の立場でもそうなるんですが、とにかく周りが気にかけてくれます。
とてもありがたい反面、会う人会う人そうなるので、同じセリフになってしまいます。

そうなると人が集まる場所に行くことで、気を遣わせてしまうかもって想いが溢れだし、逆に申し訳なく感じるのです。

ぼくは愛されるよりも愛したい。
気を遣われるよりも気を遣いたい。

偽善者ぶるつもりはないのですが、本当にそう思っています。

でもまったくのスルーをされるのもさみしい気もする、ひねくれた部分もあります。


2,社交辞令が苦手

もちろん「骨折した」「松葉杖なんです」って聞くと「大丈夫ですか?」ってなるのはわかるのですが、答えは「大丈夫ではないけど、大丈夫!」ってなります。

あまり生産性のない会話だなーと。

他にも疑問に思う掛け声ってありませんか?

例えば
「気を付けて帰ってください」
➡「不注意などはあれど、みんな気を付けている」
「がんばってください」
➡「言われなくてもがんばる」
「ご試着できますので」
➡「でしょうね」

などなど、ぼくがひねくれているだけかもしれません。


3,頼るのが下手

足の骨折でめちゃくちゃ痛みがあるわけではないのですが、やっぱり歩きづらさがあります。

そうなると動きたくなくなる。

でも今まで自分でできてきたことだから、自分でしようとするけど、前述してめんどくさいが発生する。

そうなると周りの人に声をかけて、お願いをするのだけれど、ちょっと照れくさい気分になります。

頼るって必要な能力って言うんだけど、ある意味頼り方の練習にもなります。


4,めんどくさがり

これは別に骨折してても、してなくても一緒なのですが・・・

でも骨折前まではほぼ毎日のように帰りにはスーパーによって、お酒を買って晩酌していたのですが、歩くのが大変だから、スーパーに行くのも億劫で、大好きだったお酒も5日飲んでいません。

ぼくは39歳ですが、おそらく社会人になってから、こんなに飲んでいないのは初めてです。

アル中だと思って、一生飲み続けると思ってましたが、これもある意味で良い収穫をいただけました。


5,せっかち

階段とかでうまく松葉杖が使えずにこけそうになります。

これは完全にせっかちのせい。

松葉杖の下に車輪が付いてて、平地ではセグウェイみたいに動いて、階段では戦車のように上り下りできればいいのにって思います。

誰か開発してくれないかな。


と言うことが、骨折で改めて再認識した自分のことでした。

でもこれも良い機会だと思って過ごしています。

日々のルーティンで気付いているようで気付いていないことって、たくさんあるんだと思います。

人の感情は人それぞれですが、自分のことをよく知って、なるべく優しくしてあげて、自分らしい人生にしていきます。


普通の生活だと思っていても、色んな気付きがあるはずです。

怪我でなくても、自分にもそうだけど、周囲にもそうだし、社会にもそうだし。

色んなことにアンテナを張って、何かを感じることって大事なことですね。

早く足が治って、もっと色んなことを感じ取りたいと思えるきっかけになりました。

骨折も悪くない。

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