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[Match Review]鹿島アントラーズvs横浜F・マリノス2022/04/10


こんにちは、こんばんは。としおです。

公式戦1000試合達成おめでとうございます。
Jクラブ初だそうで。30周年だしなんだしで
いろいろメモリアルなイヤーですね。

オリ10同士の試合を振り返ります。


Line Up


鹿島も中3日。
しかしスタメンはいじらず。
いじらなかったというよりいじれないのかも。

マリノスも中3日。
悪夢の広島戦から8人変更。フレッシュに戦えそう。

岩田の勤続疲労が心配。
そんな岩田はこの試合で通算100試合出場
おめでとうございます!!!!


前提を崩す


この試合勝てたポイントは
ボランチでプレーしたくてウズウズしていたらしい
岩田のような気がします。

ボールをサイドに追いやられたとしても
岩田が常に斜めのパスコースを作り出してくれるので
網に囲まれても脱出することが出来た。

こんな感じに相手2トップと2ボランチの
中間に立って横方向のパスコース
作り出すことに長けているので
この試合鹿島のプレスを躱す要因として
大活躍でした。



そしてチーム最多の90本もパスを出し、
至る所でボールに関わり続けた。

相手にビビらずに堂々とパスを受けようと
してくれるからありがたい存在です。

この脱出口となった岩田が鹿島の守備を狂わす。



鹿島の鈴木優磨はすごく気が利く選手。
素行は悪いがフォアザチームの精神に
富んでいる働き者。
チームが勝つためならやれることは何でもやる。
(それが度を過ぎることがあるけど)
味方としては心強いが相手からしたら
嫌な奴でしかない。


だからなのか
チームにとって何がまずいかが分かる選手
でもあるようです。

せっかく追い込んだのにプラス1サポート使って
脱出されたら元も子もない。

本来は鹿島のボランチがマークしに行くはずだが
サイドに追い込んだ時、西村が気になったのか
前に出づらかったみたい。

こうした岩田のプラス1サポートを嫌った鈴木優磨が
岩田に対してマンマーク気味に対応することでより
同サイド圧縮を強化しようとします。

(前半26分辺りから)

試合後インタビューにて

「マリノスもうまいんで、プレスがなかなか
ハマらなくてボランチの岩田(智輝)選手が
浮く状況がどうしてもできていた。
そこはちょっとキツいけど(上田)綺世を前に残して、
俺が付こうかなと思っていた。」by鈴木優磨

と語っていた。

しかし潰さなければ!とマークしに行ったけど
相方の上田オフザボール絢世
え、自分がCB両方とも見るんすか?状態になり
結果的に鹿島の守備の起点が起こらなくなって
しまった。


その先の展開を強く意識したことで
まず最初のところがおろそかになり
別のことが対応できなくなった。

マリノスとしては攻撃の起点が自由になったので
自分たちのリズムを作り出すことが出来た。

リズムが出来ることで自分たち主導で
試合を進めることが出来る。
前進するにあたって西村も効いていた。

ここが噛み合わせ上浮いてしまうのだが
前からのプレスがもっとハマっていれば
CBの三竿・関川は潰しに行けたっちゃいけた
だろうなと思う。しかしマリノスがその前提を
ぶっ壊した
ことで後手に回ることになった。


鹿島で気になったのが押し込まれた時に
ボールを奪える人がDFラインにしかいないこと。

鹿島のMFラインはみんな前向きな守備で
奪いに行くのは強いけど
自分の横や後ろへの守備は
ちょっと緩いところがあった。

ボランチ2人はボールばかり見る傾向が強いので
間が空きやすかったり自分の背後で
パスを受けられるシーンが目立った。

三竿がボランチで使えたら
違ったかもしれないけど。

SHの2人は自分たちを越された後、
すぐ下がらないので穴をあけることも。

これが体力の問題なのか否かは鹿島戦を
今シーズン見たことがなかったので
何とも言えない。ただ、

跳ね返せる場所が一番後ろなので
狙いたいゴールから遠ざかりクリアしても
前にCFしかいないし、サポートするSHは
下がってるのでカウンターも発動しづらく
殴られる時間が続いた。


つまるところ押し込まれないことが前提なのに
押し込まれてしまったことで
チームとして段々と機能しづらくなってしまった

だからハーフタイムで鹿島のヴァイラーさんは
ライン上げてプレスいくで!!!
って伝えたのかもしれない。

実際後半開始にもう一度ギアを上げたが
前線もCB両方にプレスをかけるものの
上げたギアを維持できるだけの結果が
返ってこなかったことで
運動量がガクッと落ちる。

後半は全体の運動量が落ちたことで

跳ね返せる場所が一番後ろなので
狙いたいゴールから遠ざかりクリアしても
前にCFしかいないし、サポートするSHは
下がってるのでカウンターも発動しづらく

が悪化し自陣であっぷあっぷに。

なんとか耐えていたものの
セットプレーから決壊。

その後は流れに飲まれていった。


マリノスとしては高丘を中心に
耐えきったことがデカかった。


トレンディなマリノス



最近にわかに注目が集まりつつあるキックオフ。

きっかけだと言われているのが去年の12月に行われた
イングランド2部チャンピオンシップ、
Bournemouth vs Fulhamにおける
Bournemouthの先制点。

こちらがそのゴール。


同点弾となったゴールがあまりにも綺麗すぎる
話題になり、Real Madridが続くように
CLでチャレンジしたことで

ちょっとずつ、一つのセットプレーとして
デザインされたプレーをしようとする流れ
が出来つつある。

今までは相手のプレッシャーを逃れるため、
DFラインを押し上げる目的で蹴とばすことが
多かった。

ただ、せっかくマイボールから始められるのに
蹴とばしたらもったいない。
だったら繋ごうぜ。なんならゴール決めようぜ。
ってなっても何らおかしくない。


相手ボールにするのもったいないし。

というかいつから蹴飛ばすものになってたんだろう


そんな流れを察知したのかはわからないが
マスカットマリノスもキックオフをデザインした。



蹴飛ばすと思わせて相手のラインが
下がって出来たスペースで岩田が受け
サイドに展開。これにより試合中の流れのように
PA付近まで前進することが出来た。

蹴飛ばすだろうという固定概念を逆手に取った
敵陣侵入方法だった。


あー映像使いたい!!!!!!
限界あるやろアニメーションには!!
特にこういう地味に良いことって!


DAZNさんはこういうシーンを切り抜いて
SNSに掲載して欲しいんですけどねえ。

著作権で映像使えないからさ。


ゴールのNFTとか作るんだったらこういうの
切り抜いてくれた方がサッカーのために
なるような気がするけども。

困ったもんだぜ。

言いたいことは


マリノス、トレンディだね。
うん、トレンディマリノス!


ということ。

冗談抜きに先取りしてチャレンジすること
いいことなのでどんどん続けていってほしい。

そういうクラブであってほしいし
なんなら街の特色にも合う。


横浜って街も開港してから海外のいろんなものが
もたらされたことでいろんな日本発祥の地が
溢れる街でもあるから。

アイスとかガス灯とかナポリタンとかビールとか。
小学生の頃叩き込まれたし
宿題でどれかひとつ調べましょうとかやった。


ナポリタンとかプリンアラモードは
ホテルニューグランドが発祥なんだとか。

ホテルニューグランドの本館は観光としても最高。
横浜で観光したらいい場所を聞かれたら
ここおすすめしたいぐらい。

ホテルニューグランドの本館に泊まってみたいし
舞踏場に入ってみたい。

本館は建物も内装もめちゃくちゃかっこいいから
行ったことない人は行ってみてほしいです!
建物の上についてるHOTEL NEWGRANDっていう
看板も味があって良きです。


1階にあるザ・カフェも美味しい。ちょっと高いけど。


山下公園付近は本当に観光資源がいっぱいあるから
山下ふ頭にホームスタジアムと練習場
作りたいなあ。


最後に


横浜観光案内になりかけた。


前半と後半立ち上がりに作っていたチャンスを
1つでも決められてたら全然違っただろう。

逆にマリノスがチャンスを外し続けなければ
また鹿島も変わるだろうし。

鈴木優磨って味方にいたら超心強そう。


さあ4/16からいよいよACLですたい!!!


高温多湿な環境下でくそみたいな6連戦
強いられるわけですがなんとか勝ち切って
GL突破してほしい!!!

初戦は中4日だしベトナムに来て間もないだろうから
苦戦する可能性ありそう
だけど
そこはしゃーなし。

Reviewは書きません!!!!!
カップ戦は書かない主義なので!!!
誰か書くでしょう!!!!

ここまでお読みいただきありがとうございました。

次回は3週間後ですが、よろしくお願いします。

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