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#35:わたしの勉強法

noteのコンテスト・コラボ企画というのはすごい。書くことがないな〜と思っていても、このコーナーをふらっと見に行くと「あ、これで書いてみるか」と思えるテーマが転がっている。

「わたしの勉強法」というテーマが目に入った。これでいってみよう。


僕の勉強法を語る前に

パッと見で「僕にはこれといって確立された勉強法がないのではないか」と思ってしまう。こんな支離滅裂な「書いてみよう」モチベーションがあるのだろうか、しかし、僕には人生において「東大入試(2009年)」「(1年で)ロシア語検定第2レベル(※)(2013年)」「公認会計士試験(2018年)」を突破してきた実績がある(大して自慢できるものでもないが)。

※ロシア連邦教育科学省の実施する非ネイティブ向けロシア語試験。第2レベルは中上級に該当。

自分はそれらの試験を突破するために何かをしてきたのではないか、それを意識的に掘り下げてみたい。

なお、「東大入試」と「公認会計士試験」の双方を突破したことについては、それら2つともに受かることが片方だけの合格よりすごいというよりも、むしろ東大生としてはこれといって突出した能力もなく「パッとしない」層であることの証左だと思っていただきたい。優れた東大卒は公認会計士資格などなくとも良いキャリアを歩んでいる。こちらの記事が非常に解像度高く参考になる。

長い前置きになったが、本題に入っていこう。

僕の勉強法

1つ目。色は情報整理のために用いる

重要だと思ったところに色を塗っていると、意外とたくさん色を塗ってしまいどこが重要だったか分からなくなる、ということはよくあるのではないか。

僕は何かを学習する時、その言葉の性質に応じて色を使い分けたりする。その例は下記。

・現代文の文章では対立する項目が出てくるはずなので色を2種類使って振り分ける
・法人税法の「益金算入」「益金不算入」「損金不算入」「損金算入」で色を分ける
・世界史の中で複数の民族や複数の立場が出現する地域史では、民族/立場ごとに色を分ける

こうすると、全体を俯瞰した時に複数の性質を持つものを整理しやすい。僕はこれがとても気に入っている。

結論:色は、記憶するためでなく、複数の情報の整理のために使う

2つ目。書いて覚える

僕は書く派だ。というより、何かを落ち着いてじっくり読むということがやや苦手なため「読んで暗記」があまりできない。ササッと要点をつかんで速読するのは得意だが。

だから、書く。単語レベルで書くし、これはフレーズとして記憶するべきものだと思えばフレーズを書く。読んで暗記ができないので、書いて暗記する。

特に外国語はスペルの確認にもなるし、書いて覚えている。

3つ目。勉強するための場所で勉強する

カフェやファミレスに行くと勉強する人を見かけるが、僕はあまりカフェやファミレスでは勉強しない。

まず、雑音が多く集中できない。僕は割と周囲の話や人が気になるタイプなので、本当に気が散る。

次に、机や椅子が勉強に向いた作りをしていないので疲れやすい。奥行きがなかったり、背もたれがなかったり、硬い木材でできた椅子だったり。最低限の環境ですらないと感じる。

そして、一杯のドリンクで粘るという経済的行動に自分が耐えられない。一杯のドリンクで何時間も粘る、というのは、店の回転率を下げ、利益率の低下を招く。この記事でも書いたが、その行動の先にはそのサービスを提供した経済的主体があるはずだ、というのもあり、あまりカフェやファミレスで勉強をしたくない。

こういった理由で、勉強する場所としては自宅の勉強机や自習室を選択している。自習室などは、周りも勉強しているので励ましになる感覚もあり良いと思う。

まとめ

思いを張り巡らせてみると、意外と自分の勉強法にはこだわりがあったと気付く。そして理解、記憶、環境の観点で書いてみて、改めて、自分には特別な才能や能力があるわけではなく、地味な努力で闘っていくしかないなと考えさせられた。

最終的に「勉強する」時に孤独に地道に頭に叩き込むシーンがある、というのは自分の人生の中で固まった指針のように思えた。

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