
外から見ればけっこう充実してそうに見えるのかもと思ったSoup Stock Tokyo。
こんばんは。皆さんいかがお過ごしですか。
ご無沙汰しております。テニミュロスで枯れておりました…。
リハビリがてら、短い記事をひとつ。
タイトルの通りです。
ボイトレが終わった後、ひとりで立ち寄ったSoup Stock Tokyo。
とても美味しいし、少ない量で満足感を得られることから、よく利用しています。
休職中だけど、習い事を再開する元気が出てきたり、美味しい夕食を食べれたり、そこそこ充実しているハズなのに、ふと原因不明の寂しさや、疲れに襲われる時がある。
あ、これヤバいんじゃないか。
わたしこれから家まで帰れる?
帰ってお風呂入ってちゃんと寝れる?
そんなことを思ったりする。
まあ、帰れなかったこともないし、
お風呂に入れなかったこともない。
(寝落ちはある)
だから、大したことじゃないけど…
他のみんなにも、そういうことってないのかな…
なんて、考えたところで、おひとり様で来られているいかにもオシャレ意識高そうなウーマンたちに訪ねられる訳もない。
家帰るのめんどくさいな…と思いながらも、食べ終わったトレーを持って席を立つ。
ふと、店内の鏡に映った自分の姿が目に入る。
一目惚れして買ったブルーのタートルネックのニットに、ボイトレもあって少し綺麗めに仕上げた化粧、お気に入りのリボンの形のビジューピアス、先程まで開いていたピンクの手帳がのぞいているペールパープルのバッグ。
…ふむ、手前味噌ながらまあまあお洒落に見えますな。
そこには、さっき記したような暗くてもの悲しい気持ちは見てとれない。
まあまあ充実した、夜ご飯にSoup Stock Tokyoを食べられるくらいには余裕のあるOLのように見える。
そっかあ。
いまここにいる人たちも、お洒落で充実してるように見えるだけで、心の内にはいろんなものを秘めてるのかもしれないな。
ノートパソコン片手にバリキャリに見えるあの人も、金曜なのに持ち帰りの仕事が確定しちゃってるのかもしれないし、
推し活旅行に見える大きなスーツケースを持ったあの人も、もしかしたら推しからお目当てのファンサを貰えなかったかもしれないし、
本を片手にいかにも充実して見える女子大生のようなあの人も、実家の居心地が悪くてここで夕ごはんを済ませているのかもしれない。
その人がどんなものを抱えているか、
そんなのは見た目では分からない。
わからないけど、鏡に映った自分、
まあまあイケてるじゃんと思えたことが、
すこし嬉しかった。
(ぜんぜん短くなかった)