見出し画像

アイドルマスターシャイニーカラーズ第1章と私(※ネタバレだらけ)

見たよ、シャニアニ。

某E論ウィルス回避用品さんが好き勝手に改悪してくれている某アレで結構ネガティブな意見を見ていたので「それはつまり私と合うということだな?」と思った逆張りクソオタクの私が思ったことを率直に、ネタバレに全く配慮せずに徒然なるままに垂れ流します。

終始こんな感じの皮肉めいた口調で性格の悪さが垣間見える文章なので、嫌な予感がした人・ネタバレ絶対許さないマンの人・冗談を冗談と楽しめない人・自分と違う意見絶対許せなくていちゃもん付けるマンは回れ右推奨。あとお気持ち表明も結構入ってるのでクッソ長いよ覚悟して。

とりあえずネタバレ踏み事故を防ぐための行数稼ぎに、私のアイマス経歴をざっくりと。

◆入口:アイドルマスターL4U

 結構珍しがられる。コスプレイベントスタッフのお手伝いをさせて頂いていた時に打ち上げで事務所にあった作品を横から見ていたのがきっかけ。「やってみるー?」と言われ曲目選択画面でrelationsのサビに一発でやられて星井美希と出会い、以降「(某北国で)一番頭のおかしい星井美希P(当社比)」と呼ばれるまでになる。

◆プレイ経験・視聴歴等
●プレイ済:箱マス、箱マス2、ShinyFesta、プラチナスターズ……ミッシングムーンはプレイ済みに入れていいんですか?美希が出てった所で止まってますが…あとはモバマス、デレステ、グリマス、ミリシタ、シャニマス……辺り?他は動画とかで見たエアプ勢って感じのにわかプロデューサー。

●視聴歴(※は現地)を覚えてる範囲で
765AS…アニマス、ムビマス、4th、5th、7th、9th、※10th、※Pミ1、Pミ2初星、サンリッチ、※MR(千早回、あずさ回、亜美真美回、美希回はチケット取れたのに…567プロ絶対許さない)

デレ…アニメ、U149アニメ、3rd、4th、5th(どこどこ見たかは忘れた、※幕張Day1のみ現地)、6th、7th、10thチラ見

ミリ…アニメ(現在進行形)、3rd(どこどこ見たかは忘れた)、4th、5th、6th

M…1st、2nd、※グリツア地元

シャニ…1st、2nd、3rd、4th、5th、5.5th、サマパ、クリパ、セツナ/ムゲン、我儘、ビュッフェ……単独のは大体見てる。あと※ストレイWDCリリイベ

 こんな感じ。さてここから本題。何だか某X(某じゃない)で「新規に優しくない」とか書いてる人が結構見受けられたんだけど、それはもう某あの人の顔で「『新規に優しくない』じゃなくて『あなたに優しくない』ですよね?」と言いたいくらいにはきちんとメッセージ性もあってテーマもしっかりしていたと思います。1話は(私的に)完全にイントロダクション、2~4話でアンティーカ、アルストロメリア、放クラ、とメインを張っていく構成で、イントロで反射的にUO折ってグルグルする我慢の足りないタイプの人は正直1話だけで切っちゃうんじゃないかなという気持ちは多少ありました。(言い方)

 全体的に「アイマスだなぁ……」って印象(語彙)。や、言わせて?箱マスの頃からそうだけど、努力して順調に進んでる所にアクシデントが起こって、みんなで協力して乗り越えていく……っていうのはアイマスの基本構成で、ムビマスの時も明確に言ってた(確かゴリさん)と思うけど「今回もやっぱり、凄く大きな事件が起こるとかではなくて、一つ一つの困難にぶちあったって乗り越えて……の話」みたいなことを仰って(た朧気な記憶があっ)て、ちゃんと丁寧にそれを踏襲してくださっているんだなとしみじみしました。困難や理不尽はいつも突然に降りかかってきて、それに対する特効薬も無いし規格通りの所謂「ベストの結果」は出来なくなってしまったけど、手持ちの武器の中で出来る限りの「モアベター」をみんなで協力して生み出そう、その結果、時にはモアベターがベストを超える、っていうのが根底にあると思うんですね。(伝説として語られてるミリオン2ndの某曲とかが現実に起こったそのパターン) だからこそ、変な言い方だけど「お客様気分」だと楽しめないのかなとは思います、「自分もその輪の中の構成員」という視点になれるかどうかがキモなのかなと、だから私みたいな裏方大好きマンの方がもしかしたら刺さるのかもしれません。

 おシャニは元々ライターさんんがひねくれているとしか思えない(メチャメチャ褒めてる)ようなことが多くて、本当に繊細で人の機微に触れるようなお話が多いから、国語的要素というか行間を脳内で補完する想像力によって色が凄く変わる作品だなと個人的に思っていて、見えている部分からどれだけのことを読み取るのか、あなたの感じたことが正解ですみたいなスタイル(個人的通称:葉鍵スタイル)っぽいと感じることが多々あるんですよね。その上で運営側も「ここまでは決めてあるけど、この先はある程度フリーというか、方向性はあるけど流れによって決める」っていうようなリアルさがあるのかなって、人生って何が起こるかわからないからこそその一瞬一瞬を大事にしたい……って某T山さんが言いそうな感じしないですか?しないですかそうですか、はい、すみません。

 すでに長くなりましたが各話についても触れていきたいなって。もうお腹いっぱいですか?困ったなぁ、まだ前菜程度のつもりだったんだけどなぁ。

◆1話
多分この回は後からじっくり見返さないと伏線に気付かないと思う、私は流石に全部は読み取れませんでした。ただ、聖地巡礼マップとかで見た限りの情報だけど聖蹟桜ヶ丘の背景がマジでそのまんまで、ガチP大興奮要素はかなりあると思います。「あ、真乃が歌ってた公園ってあそこだったんか……」とか「あの公園ってW.I.N.G後のコミュのアレだよね……」とか『知っているとより楽しめる』要素はメチャメチャてんこもりだったと思います。それを「新規に優しくない」とか言ってる人には「あー、そうでちゅねー、よちよちー、無料で読める範囲ばっかりだから自分で見てきまちょうねー」とあやしてあげたい気分ですね、はい。

とりあえず顔の良さで全部ゴリ押し出来そうなシャニPは置いといて、各アイドルの紹介も1コマとかではあるけど知ってると過去に触れたりしてるカットがたくさん。千雪さんが雑貨屋さんの看板をcloseにしたりとか。樹里ちゃんのチェストパスのシーンは樹里P軽率に泣くだろ。なお私は黛冬優子担当Pです。今回出番はないよ、残念だね。

 イルミネさんのユニット名が発表されるシーンも「スタァライトショウタイムじゃないですかやだー」って若干ウルっと来たのを筆頭に、カードコミュの一面を彷彿とさせるシーンは多々あったの好きです。あの大きい橋でのイルミネ3人横並びの構図とかね……好き(語彙)。こういうの、新規追加組に負けじと今まで頑張ってきた初期組Pさんへの御褒美でもあるかなって思います。なお私は黛冬優子担当Pです。追加組だよ、残念だね。

◆2話
 アンティーカ回。有名監督のスケジュールを抑えてMVを撮影するお話。あの監督の苗字は絶対『武田』だと思う、判るな?掛け値なしに良いMVを作ろうとしてるんだよ、判るな?876通った人は絶対笑うシーンだよ、判るな?

 曲はバベルシティ、イメージの話し合いはNEO、実際のムービーは英雄たち……といった感じでこれもまたアンティーカの歴史を色々と彷彿させてくれる要素が多々。何度も言うけど『知っているとより楽しめる』要素であって、知らないと楽しめないなんてことは無いです。ただ、やっぱりカードコミュの構図とか結構あって「あー……そこの話触れて欲しかったけど尺的に仕方ないか」っていうのは正直ありました。そこはまぁ。

 そして実際の曲パフォーマンスシーン。映画館の音圧で聞くバベルシティは久しぶりに全身に来ますねやっぱり良いですね。……そう思っていた時期が私にもありました。何か歌って踊る霧子見てたら涙出て来ちゃってティッシュでもそもそ涙拭いてました。数秒前まで「霧子の肩甲骨周りエロいな……好き」とか思ってた人が泣くくらいにはパワーのあるパフォーマンスでした。霧子好き。

そしてED曲がまさかの「こう来るかーーー!!!」パターン。じゃあ次回は……と予想する人多数だと思う。(そして実際そうなる)

◆3話
 アルストロメリア回。ゲームの方でもほぼ毎回思ってるんだけど、アルストロメリアさんのお話って結構難しくて、一見ほっこりした幸せな空間の3人だからこそ取り扱うテーマが結構重たくて、それも人間の中身(精神論とか)に触れるようなデリケートな部分も多くて、アニメでどうすんのかな……と思ってましたがちゃんと幸福論してました。報復論じゃなかったね、よかったね。千雪さんが寮にお引越ししてきて段ボール開けたところに『apricot』はズルいと思うんですよね、そらアルストロメリア担当じゃなくても知ってたら「それな……」って思うわ、そら薄桃色にこんがらがるわ……

 フラワーアレンジメント会を楽しみに来た姉と飽きちゃってぐずり始める弟、その兄弟の喧嘩(と劇中では言われていたけど喧嘩というか弟の癇癪)に甘奈がマンツーマン指導しに行く所……おいガキんちょ、そこ代われ、そのポジションいくら金つぎ込めば取れるポジションかわかってるのかこの野郎と嫉妬するくらい甘奈がファンサしててもうね、笑顔の花を咲かせる(物理)って感じの強さでしたわよ、ええ。なお私は大崎姉妹だと甜花派です。あとライブシーンで「千雪さんってこんなにステップ上手かったっけ」とか思っちゃってごめんなさい、これはホントにマジでごめんなさい。私の脳が大変失礼致しました。

◆4話
 放クラ回。素直にわかりやすい、みんな大好き放クラ回。ってかヒーローショーのヒーローがスケジュール間違えて来れなくなったってお前……マネージャーは何をやっていたんだ何をとツッコミたいけどそれはそれ。商店街に根差した暖かい人情モノというゲームでも描かれている放クラの得意分野をこれでもかというくらい発揮した回でしたね、好き。……あぁ、だからこの回人気あるのか、難しいこと考えずに素直に見れる回だもんな、納得。ちょこ先輩のギャグシーンを筆頭にお約束は全部回収するっていう、ボリュームたっぷりでお届けしますのサービス精神満載で、「いいなぁ……放クラいいなぁ……」って心がよりみちサンセットするお話でしたね。放クラってこうだよな、っていう安心感が半端ない。

 この回の一番の見どころは個人的にシャニPがシャニPする所ですね。ゲーム内でも時々頭悪くなる(褒めてる)じゃないですかあの人(何故か霧子と接するとき発生しがち)、まさかそれがお仕事に活きるとは思いませんでしたね。

 あと灯織がここでコミュ力でバッドコミュニケーションするところが灯織で好きですね……「櫻木さんは、今は一人で練習した方がいいと思う」って言っちゃうの、「初期~~~!!!」ってなって好き。全然悪意無いんだよね、言葉が足りないだけで。こんな子が後半「助けて、真乃……!めぐる……!」とか言うようになるのニヤニヤが止まりません。

◆最後に
 思い出のスクショタイムとか設けてくれるの『理解って』んじゃん……と思わせてくれる。僕たちの光空記録ですねシャイノグラフィ。30秒でスマホの電源入れてカメラ起動して撮影しろっていう洗練されたP向けのサービス。思わず孤独のグルメする。(ほー、いいじゃないか。こういうのでいいんだよこういうので)

 まぁ確かに全体的に『知っていればいる程満足感が高い』というのは間違いないと思いますが、かと言って『新規向けではない』かと言われればそこは『否』ですね。あと、わちゃわちゃ系が好きな人は物足りないのかな、っていうのは理解できる。表現が的確ではないかもしれないけど、味付けが濃くて初見でバーン!って美味しさが飛び込んでくる洋食な感じじゃなくて、薄味でうま味が効いてるじっくりとしたお出汁の優しい味(ただし付け合わせの小鉢がちょいちょいぶん殴ってくる)の和食の感じなので、よく噛んで食べましょうね。美味しかったですか?

 それでは第2章を楽しみにしつつ、私はストレイライトさんの10月末の新規イベントコミュを読んで来ます。冬優子愛してる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?