どこまでもコロコロ
こんばんは、りっかです！自己紹介記事100スキ突破ありがとうございます！♪
ところで、みなさんは自分の母親には敵わないな・・・と思われることはありますか？
「大丈夫」と強がってみても、「何でもない・そんなことない」となにか隠そうとしても、喧嘩を売りに行っても。
腹から出ていった我が子のことなら、なんでもお見通し。
落ち込んでるとき、弱っているときは好きな味噌汁を作ってくれていたり、スーパーのデザートを買ってきてくれてたりする。
この間なんて「今日は夜ご飯の買い物出ないからね！」と言われ、乳酸菌とイソフラボン信者の私は「え！ソフールと無調整豆乳ないじゃん！」と反抗。
「もう買ってあります～」と得意げな母。
さすがです。
恋愛のことだってそうだ。何にも言ってないのに仲の良い男性ができたりすると、男いるでしょ？と聞いてくる。マイマザー イズ エスパー。
おクズ様に当たったときも、私の顔がだんだん暗くなっていくのに気づく母。「やめときな、あんなの。あんたがそんな顔になる男なんていらないから。」と、一発。私が自分でそんな顔になっていることに気付かなかったのに。なんかもう、涙が出た。
「あんたそろそろ部屋片付けな！」と言う母と「休みになったら片付けるもん！」と言う私の攻防戦、ready to fight！
「土日全部片付けしようと思ってるの！とりあえず机のとこは片付けたじゃん！（散乱してる小説やらをとりあえず端っこに積み重ねただけ）」
「いーや、絶対片付けない。その辺にあるガラクタ（大事な推しのグッズ）捨てるからね」
試合終了、ストレート負け。
お前の考えていることなんて手に取るように分かるんだよ～ん、とお得意の上から見るような目と、フフン！と言いたげな顔。
……なんかこれ、毎日見てる気がする。
ある日、母が可愛いブタさんのイラストを描いて「ねぇ見て見て！描いてみたの！」となんか嬉しそうに見せてきた。
普通に可愛いと思ったので、「え！このブタさんめっちゃ可愛いじゃん！ママ絵うま！」と褒めた。
純粋な私に、にこにこしながら母が放った言葉。
「これ、おまえ」
ん？なに？？？？？？？？
「これ、ダラダラしてるときのおまえ描いた（にぱっ）」
「は！？！？誰がブタだ！！！」と思わず全力でツッコんだ。
可愛い！って褒めた私を返してほしい。
良くも悪くも毎日のように何かしら母にコロコロ転がされ、今日も母の手のひらの上。
ゴロゴロしてると、コロコロでほんとうにコロコロされる。
ほこりとか、猫の毛をとったりするあのコロコロで。足の先から頭まで。
私が何をしても、何を考えていても、何を言ってもぜーーんぶお見通し。
そんな母を、私はエスパーかぁちゃんと呼びたい。