私が思う冬に必要なキャンプギア5選!
冬キャンプの魅力は、静かな自然の中で焚き火に癒されること。しかし、寒さ対策が不十分だと楽しさも半減します。快適な冬キャンプを過ごすためには、信頼できるギアが必須です。今回は、私が実際に使っている中で「これだけは欠かせない!」と思う冬キャンプの必須アイテム5選を紹介します。寒さを克服し、冬キャンプをもっと楽しみましょう!
1. 寝袋:バロウバッグ #1
冬キャンプの必須アイテムである寝袋を選ぶ際の基準として「EN13537規格」があります。この規格では、以下の4つの温度指標が設定されています。
Comfort(快適温度):標準的な女性がリラックスして快適に眠れる温度。
Lower Limit(限界温度):標準的な男性が丸まった姿勢で耐えられる温度。
Upper Limit(上限温度):寝袋内で暑すぎず快適に過ごせる上限温度。
Extreme(極限温度):命の危険を伴わずに耐えられる最低温度(ただし凍傷のリスクあり)。
これらの指標をもとに、自分の使用環境に合った寝袋を選ぶことが重要です。
モンベルのバロウバック#1は、Comfort温度が-2℃、Lower Limit温度が-8℃とされ、厳しい冬の冷え込みにも対応可能な高性能モデルです。軽量でコンパクトながら保温性が高く、初めての冬キャンプにもおすすめ。寒さが心配な方でも安心して使用できる信頼のアイテムです。
2. マットレス:サーマレスト
地面からの冷気を遮断するマットは必須。サーマレストは断熱性が高く、しっかりとした厚みがあるので、地面の凹凸もカバーして快適な寝心地を提供します。冷え込みが激しい夜でも、これがあると体温をしっかり守れます。
3. シュラフカバー:SOL Escape Lite Bivvy(エスケープライトウ゛ィウ゛ィ)
エマージェンシーシェルターとしても使える『Escape Lite Bivvy』は、非常にコンパクトで、寒さが厳しい夜に追加の防寒対策として最適です。寝袋の上から被せることで熱を閉じ込め、安心感を与えてくれます。「持っていてよかった」と思う場面が多いギアです。
東北1月の冬キャンプに行ったときは、上記で紹介したバロウバック.サーマレスト.エスケープウ゛ィウ゛ィで一泊しましたが、何なら熱いくらいでした..。マイナス10℃以下でも余裕で寝れます。
デメリットを上げるとすれば、通気性が無いので結露してしまうことです。
4. 焚き火台:mont-bell フォールディング ファイヤーピット
焚き火台は火を楽しむだけでなく、設置のしやすさや料理の便利さ、コンパクトさなど、多様な選択肢があります。そのため、自分のスタイルや用途に合ったものを探すのが一番です。実際に使ってみることで、自分にとっての「ベスト」が見つかります。
私自身、いくつか試した結果、現在はmont-bell フォールディング ファイヤーピットを愛用しています。この焚き火台は設置が一瞬で完了するほど簡単で、頑丈さも抜群。さらに、燃焼効率が非常に良く、焚き火だけでなく調理用としても優れた性能を発揮します。やや大きめなのでソロキャンプでは少し余裕がありますが、調理をする人には広々としたスペースがちょうど良いサイズです。
5.ウインドスクリーン(リフレクター)
意外と見落とされがちですが、ウインドスクリーンはあるのとないのとでは寒さの感じ方が段違いです。風を防ぎ、焚き火の熱を効率よく反射することで暖を取る効果が抜群。軽量で設置が簡単なモデルも多く、携行性も◎。
個人的には必須級アイテム。
キャンプでは風の影響が結構あります。風向きでまったく暖が取れなかったり、向かい風で火の粉や煙に巻かれたりなどストレスに感じることが結構あります。冬キャンプではより寒さが厳しいので風ぎ、熱を反射するウィンドスクリーンは必ずあって損はしないものだと思います。
番外編:ハクキンカイロ
燃料を入れることで何度も使用できるカイロです。
使い捨てカイロに比べて持続時間が長く、ハクキンカイロ指定ベンジン25㏄で約24時間も保温時間が続きます。燃料を自分で入れる使用のため、保温時間も入れる量によって調整できるのも便利です。(12.5㏄で12時間など)発
熱温度も使い捨てカイロの13倍で文句なしで、氷点下の中でも温かさをしっかり実感できます。使い捨てカイロのように「発熱してる?」みたいな状態にはなりません。
デメリットとしては、使用中にやや燃料臭いがすることです。キャンプ中だとそこまで気になりませんが、普段使いだと気になる方はいるかもしれません。
まとめ
冬キャンプを快適に過ごすには、寒さ対策が鍵です。寝袋やマット、焚き火台などの基本装備に加え、ウィンドスクリーンやハクキンカイロのような補助アイテムを取り入れることで、防寒対策は万全に。お気に入りのギアとともに冬の自然を満喫し、思い出深いキャンプ時間を楽しみましょう!