日本ダービー全頭考察④ヴェルトライゼンテ池添

私の皐月賞本命馬、外もいい馬場でしたし大外から突き抜けると思いきやまさかのイン突き惨敗。私情を極力混ぜずに冷静に精査したい。

皐月賞 8着
12.2 - 11.3 - 12.1 - 11.8 - 12.4 - 12.9 - 12.2 - 11.9 - 11.8 - 12.1

スタートはいまいちも思いの外出していきサトノフラッグの前の真ん中に。折り合いは問題なく、3コーナーへ。
マイラプソディの仕掛けにコントレイル、サトノフラッグが反応し、外への道がふさがる。ここでは動かずやや窮屈にイン目で直線へ。
直線入りはまだ3着はありそうな、少なくともウインマイティーはさせそうな手応えでしたが、伸びずなだれ込むだけの8着。
勝ちに行って先行した分仕掛けが弱気に、少しはまらなかったのは確か。
ただ上位2頭はおろか、コルテジア、ウインマイティー以上に内容が薄く、あそこからサリオスに切り替えて外に出して伸びそうには見えなかった。これだけ見たら力負けな部分も。


スプリングS 2着
12.8 - 12.1 - 12.6 - 13.0 - 12.7 - 12.3 - 11.8 - 11.1 - 11.4

スローペースで進んだ一戦、有力馬が軒並み後ろから進めた中では前目の5番手付近追走。
ファルコニアの捲りを見送り、サクセッション、ガロアクリークの捲りに対応し仕掛け。
内の各馬は問題としなかったが、ガロアクリークには前に出られる。離されることもなく踏ん張り2着。
ガロアクリークは-10キロでガチガチに仕上げてましたし、スロー切れ負けのようにも見えた。
皐月賞は流れるでしょうし、ここは本番で少なくともガロアクリークには逆転あるのではと思う方は多かったはず。実際人気でしたしね。もっともそれを裏付ける根拠としてはホープフルステークスではないでしょうか。

ホープフルS 2着
12.6 - 11.5 - 12.4 - 12.2 - 12.2 - 12.1 - 12.0 - 12.0 - 11.9 - 12.5

ややスローの一戦、ラップからもわかるようにじんわりと上がってからは持久力勝負に。スタートは五分ですがインに入れ中段からコントレイルを見る形に。
手応えよくコントレイルの直後を追走し、直線入り。
追い出すもあまりスピードは変わらずコントレイルを差せそうにはないが、他馬とは違いをみせる。
コントレイルがやや抑えたところを少し詰めて、ワーケアの急追はなんなく退けた。
これはそれなりに強い競馬。コントレイルに先導される楽な展開でしたが、淀み無い流れをなんなく追走し一脚使えた。
この感じならもう少し皐月賞でもって思うんですがね、想像以上にあのイン馬場は良くなかったのかもしれませんね。
 
まとめ
左回り経験がまだ無いので何ともだが、少なくとも右回りで切れる脚は使えていない。バテない事が強みではあるが皐月賞ではやや底をみせたか。
サトノフラッグにイメージは近い感じで、普通に考えればダービーは?だと思う。
ただオークス週の府中は時計が速い割にバテる高速タフ馬場。
これが上記二頭に嵌まると多少面白さはあるか。この辺りは土曜日に馬場チェックが重要そう。

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