競馬収支をプラスにする考え方～メダルゲームと競馬の違いオッズ編～

お疲れ様です！
最近は地方競馬から離れているため、平日の更新が滞ってました。
不定期更新になりますが、競馬の考え方、初心者講座のような物を書いていけたらと思います。

競馬は1~3着に来る馬を当てるゲーム、スポーツです。
購入側がお金を賭け、当たった人達がベッド総額の約8割の山分けする。
基本的には購入側の回収率は80%前後になるように出来ています。
普通に考えれば、ビジネスとしてはかなり分が悪いですよね。　
しかし、そんな競馬でも回収率100%を超える事は可能です。
今回は競馬収支をプラスにする考え方の基本、オッズについて書いていきます。

まず、競馬には人気馬、穴馬とざっくり分かれています。
人気馬と穴馬、どちらを買えばいいのか？
それはそのレースによりますし、どちらにしても回収率は変わらないと私は思います。

人気馬、つまりは購入側のベッドが多い馬は来る可能性が高い事も多いですが配当は低いです。
穴馬、購入側のベッドが少ない馬は来る可能性が低い事が多いですが配当は高いです。　　

実際のデータではないですが適当に買った場合のイメージとして
人気馬
一番人気単オッズ2.0倍
100レース中40レースは1着
的中率40%回収率80%

穴馬
十番人気単オッズ80.0倍
100レース中1レース1着
的中率1%回収率80%

適当に買えば人気馬だろうが穴馬だろうが80%付近の回収率に落ち着くはずです。
確率で勝ち馬が抽選されるメダルゲームならこのオッズではいずれメダルはなくなるでしょうね。じゃあどうすれば良いのか。

そこでメダルゲームと競馬の違い、オッズの決め方に注目したい。

メダルゲームはオッズも販売側が決める、結果も完全抽選でオッズとリンクしている為、購入側が控除率の分確実に損をする。
回収率を挙げる方法はかなり難しい。

一方競馬はオッズを購入側が決める、結果もオッズと必ずしもリンクしていない為、回収率を挙げる方法は存在する。
これが今回一番大切な所。

極端な例(分かりやすくするために実名を使いますがあくまでも例です)

中山芝1800
ペース予想ミドル～ハイ
重馬場、馬場差はなし

一番人気2.9倍
カジョウウレウレ　
父ディープインパクト
武豊騎手
1戦1勝

府中芝2000新馬勝ち、無敗。
レースレベルは平凡だが、スタート出遅れから素晴らしい瞬発力で直線だけで差しきり1着。このレース人気のニンキナイフを破っている。
今回は休み明けで動き一息も、無敗の魅力、鞍上血統のドラマから一番人気に。

二番人気4.1倍
ニンキナイフ　
父ナカヤマフェスタ
長岡騎手
2戦1勝

新馬戦での府中2000ではスタート決めるもスローペースに戸惑いやや折り合いを欠く。
直線一旦は抜け出すも、残り200でやや失速カジョウウレウレに屈し2着。
その後は未勝利を重馬場中山1800で5馬身差快勝、展開が流れたからか折り合いも改善した。
調教も積んでおり、出来は良さそう。
前走の勝ちっぷりから2番人気に。

長期的に見てどちらを買えば回収率が上がるかは言うまでもないと思います。　　　

カジョウウレウレは人気になりやすい要素満載ですが
初コース、初ペース、初距離、状態不安、スタートと不安要素満載
一方、ニンキナイフは大きな不安要素はないようにみえます。

もちろんディープインパクト、武豊騎手は日本を代表するレジェンドですが
そんなことは競馬をかじってれば誰だって知っています。
他の購入者より優れた、または幅のある知識、着眼点があると、オッズの歪みにきづけるのではないでしょうか。
　
今の競馬オッズはシビアなので、
こんなに条件が揃ったらそもそもオッズこんなにはならないかもですが、
良く研究すると様々なファクターから実際に来る確率とオッズの差を見つける事が出来るはずです。

優れたファクターを持っている方は沢山います。
見て聞いて真似してトライして、一つでも多くオッズの歪み、差を見つけて、
回収率を上げていきたいですね。

長文失礼いたしました。