5/23東京11Rオークス無料予想!
オークス
個人的にあんまり得意とは言えないレース。
有料予想のレベルに持っていける自信がないので、
考察記事でも久々に書きます。
東京芝2400で行われる3歳牝馬限定戦。
3歳牝馬には過酷な距離でスタミナが重要視されがちだが、どちらかと言えば瞬発力が大切で、距離はあんまり気にしなくて良い。
要因として3つ
・明らかにスピードが勝るマイラーは桜花賞に行くことと、全馬初距離でペースが落ち着きやすく、スタミナは求められない。
近年で言えばメジャーエンブレム、レシステンシアなど桜花賞にはペースを引き上げて後続の脚を断つレースをする馬がいるが、大抵逃げ馬でタフなレースをする馬はNHKマイルに進む。
ダービーとの違いはここで、ダービーは日本最高峰のレースということで、多少無理にでも出てくる事が多い。
ダービー以上にオークスはハイペースにはなりにくい。
・府中の高速馬場
ペースがハイペース、ミドルペースに進めたい馬がいたとしても府中の高速馬場が攻めずらくさせる。
基本的に初距離で飛ばしづらい上に、かなり速い馬場なので前で一脚使える馬ならペース上げる、仕掛けを早める必要がない。
そうなると必然的に直線勝負になりやすく、爆発的な末脚を使うか、前目で一脚使うかの択。
ラスト1Fでバテた所を差していくようなスタイル馬には厳しいレース。
・3歳春夏時点では距離適性に融通がきく馬が多い。
3歳前半から気の悪いような馬も確かにいるが(今年だとメイケイエール)、
基本的には3歳前半は気性難を抑えられている馬が多い。
本格化すると同時に気性も本来のものになっていくが、この時点ならごまかしが利く。
極端な例だがゴールドシップもこの時点ならまともでしたし、距離的にはアパパネ、エアスピネル、イスラボニータなどもこの時期は2400を走れていた。
これはあくまでもこういうパターンもあるってだけで、絶対ではないが、今年の有力馬がこれに当たると個人的には考えている。
総括すると
オークスは瞬発力戦。
直線勝負になりやすく前目から抜け出して粘りこむか、能力の違いで爆発的な末脚を使うか。
全体の脚を断つ展開でバテない分相対的に伸びてくるスタミナ型は厳しい。
ここがポイントとなりそう。
続いて力関係
桜花賞(前走)
1着ソダシ(阪神JF1着)
2着サトノレイナス(阪神JF2着)(オークス未登録)
3着ファインルージュ(フェアリーC1着)
4着アカイトリノムスメ(クイーンC1着)
5着アールドヴィーヴル(クイーンC2着)
6着ククナ(クイーンC3着)
8着エンスージアズム(フラワーC2着)
9着ホウオウイクセル(フラワーC1着)(回避)
12着ストライプ(クロッカスS1着)
ここまで綺麗に分かれるのも珍しいが、
桜花賞=阪神JF>フェアリーC≧クイーンC>フラワーC
これが今年のざっくりとしたレースレベル。
ここに別路線組を入れていきたい。
トライアルのフローラステークス
1着クールキャット(フラワーC5着)(フェアリーS10着)
2着スライリー(クイーンC10着)
3着ユーバーレーベン(フラワーC3着)(阪神JF3着)
4着メイサウザンアワー(赤松賞2着)
5着ウインアグライア(若駒S1着)(阪神JF13着)
6着パープルレディ(ゆりかもめ賞1着)
6着馬まで賞金が足りるようなので記載。
ユーバーレーベン以外は正直かなり厳しい戦績。
そもそもこのレースは高速馬場でかなり中盤が緩んだ瞬発力戦。
前々から展開利で雪崩れ込んだ2頭を差し損ねたユーバーレーベンとの見方で良いと思う。
またユーバーレーベンの阪神JFは展開ガッツリ向いたバテ差しなので、あんまり重要視はしたくない。
フラワーCより下で良いと思うが、高速馬場適性を見せたという意味で頭の片隅には入れておきたい。
後はオープン戦で各一頭なので
一旦
桜花賞=阪神JF>フェアリーC≧クイーンC>フラワーC≧フローラS
これで世代レースレベルはざっくり掴めたかなと思う。
最後に現時点の予想。
◎ソダシ
レースレベルの高い桜花賞、阪神JFのG1を連勝。
純粋なスタミナを問われてもやれる馬ではあるが、瞬発力もそれなりに持ち合わせていて、脚の持久力も高い。
前々からも馬群でも競馬が出来る競馬センスも高く、気性も現時点では問題になっていない。
正直、この馬が古馬で活躍するならダートだとは思うが、今年の低レベルな牝馬路線で最大のライバルサトノレイナスも回避。
玄人ほどこの馬は嫌いそうですし、他に逆転出来そうな馬も少ない。
何しろ嫌う要素はないですし、素直に。
相手は基本線はアカイトリノムスメ、ファインルージュ
桜花賞組を基本的には評価したい。
明らかに4着までが抜けていましたし、普通に考えればソダシ含めこの3頭が抜けている。
ただアカイトリノムスメはクイーンCではそこまで差はなかったですし、ファインルージュは完璧に乗れていた。
悩めるのはアールドヴィーヴル、ククナのクイーンC組
アールドヴィーヴルは桜花賞の出来が疑問でしたし、距離伸びて良さそうですが典型的なトラップな気も。
距離はあんまり気にしたくないですし、それなりに順調に使えてよく見えなかった出来がオークスで改善されるのか。。。
ククナは前走本命もまさかのポツン。
こちらは距離がやや不安ですが、この乗り代わりで現実的な位置取りをしてくれれば。
紐はフローラSのクールキャットを拾うかどうかかな
別路線は正直厳しいとは思うが、ユーバーレーベンをしのぎ切っただけでなく、最後は同じ脚だったように見える。
前々から器用に競馬出来た事が収穫で、フラワーCは位置取り絶望的、フェアリーSはとんでも捲りで競馬になっていない。
アルテミスが完敗なのであんまり強くは推せないが、前の馬がフラフラして上手く追えなかった&教育の為か抑えたが一列前を取れそうだった。
前々から粘り込むなら。
鞍上から人気するかもしれませんし、この辺りは後々。
切ユーバーレーベン
ゴールドシップに似た典型的なスタミナタイプの馬。ゴールドシップ産駒は案外高速馬場適性を見せることもあるがこの馬は今までのレースをみる限りは。。。
レコードになった札幌2歳は後方から捲りソダシにクビ差に迫り、阪神JFでも後ろから違いを見せた。
一方でキレる脚を求められたアルテミスは完敗、フローラSもあのメンバーで勝ちきれず、器用さを求められたフラワーCも大味な競馬で馬券内が精一杯。
位置は取れない上に基本的に大外ぶんまわし、ベストバウトの阪神JFも爆発的にキレるというよりはラスト1Fで差し込んでくるタイプ。
コーナーで動けるので捲る選択もあるが、そうなると終いはやや甘くなる。
ましてや府中2400で捲りの選択は厳しいでしょうし、後ろからキレ負けして終わりだと思うが。雨でも降って極端な差し馬場なら。
これが本当に人気なら切りたい。
オープン組も切りたい。
一番あり得そうなのは忘れな草賞ステラリアか。
クイーンCでは上がり最速タイ、忘れな草賞も明らかに一枚違う脚をみせて完勝。
ただ位置が取れないので、オークス適性はイマイチ。
後方から差し込むにはクイーンCでもう1つ速い脚を見せて欲しいですし、最後は他と同じ脚では爆発的な末脚とはいえないか。
雨でも降って極端な差し馬場なら。
次点でニーナドレスか
ハーツクライ産駒のデビュー勝ちは珍しく、本格化すればそれなりに強くなりそう。
前走はクイーンC8着馬に辛勝も高速馬場適性を見せれたのは大きい。
前走時点ではステラリアのちょい下程度に見えるが、成長力でどこまで。
スルーセブンシーズ、ハギノピリナ、タガノパッションは速い脚を使った事がない。これに走られたら仕方ないか。
タガノパッションは前走オープンレベルではそれなりに強かったが、クラシック組を脅かすとは思えない。
事前予想まとめ
◎候補ソダシ
◯候補アカイトリノムスメ、ファインルージュ
▲候補アールドヴィーヴル、ククナ
当落線上クールキャット
切りユーバーレーベン等
馬場や天気、枠を見てもちろん変えますが
現時点ではかなり堅めを点数絞って買いたいかなと思います。
当日
思ったよりは差しが効く馬場ですが、オークスでスタミナが問われる展開になるとは考えづらい。
差し込んでくる馬はスタミナ云々ではなく力が抜けている馬、穴は前目粘り込みのベースは変えない。
本命はアカイトリノムスメ
ベタになってしまうがこちらを本命に。
桜花賞組を高く評価していく上で、相対的に最上位かなと。
ルメール替わりですし、距離不安は一番少ないかなと。
対抗はソダシ
折り合い面だけ心配だが、玄人ほど嫌う馬ですし、そもそも能力は抜けているはず。
古馬混合戦までは重い印を打ち続けたい。
単穴はアールドヴィーヴル
上がり目ならこの馬かな。
ただ距離伸びていいタイプだとは思うが、それが効いてくるのはもっと先な気も。
この人気なら一応三番手かな。
四番手にクールキャット
フローラSの内容が良かった。
ユーバーレーベンには完勝ですし、スタートさえ決めれば穴馬の資格はあるか。
紐でククナ、ファインルージュ、ステラリア
桜花賞組でよりマイルに適性がよっていそうな2頭。
ここは一枚落ちるかな。
ステラリアはクイーンCも位置が現実的なら、もう少しやれていた。
クイーンC通用するとしたなら当然ここも抑えたい。
買い目
馬連
7-11.15.5.1.13.14
6点各500円
7-15.5
2点各100円
三連複
7-11.15.5-11.15.5.1.13.14
12点各400円
7-11-15.5.1.13.14
5点各400円
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