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#詩

【詩】陽光のカケラ

陽光のカケラ
硝子瓶に閉じ込めた

振ると 微かに
音がする

小さな小さな結晶みたいに
しゃらしゃらしゃら

お守りにしていこう
この先もずっと
光を見失わないように

その先にあるのは
果てなき 暗闇

【ポエム】星砂

私がまだ
世界のせの字も知らないくらい
小さな頃に

海辺で拾った
小さな小さな星砂だけが
たった一つの宝物

さらさら貼りつく
無限の砂粒から
私が見つけた

たった一つの宝物

【ポエム】夏がまだ夏であった頃

ヒグラシの声が 遠ざかる

夏が 生き急ぐ
声にならない叫びが 急き立てる

ひとつ ひとつ 摘み取って
僕らは 確かに ここにいた

大きな花束を作って
それだけが、僕らの証明だ

寄せては返す 波のふち
砂の城も 砂浜の絵も
今、ここに立っていた 足跡さえも
ぜんぶ ぜんぶ 波の向こう

ツンと鼻を刺す 火薬の匂い
夜を埋めていく 白煙
笑い声と火花が咲く

僕らは 確かに ここにいて

ヒグ

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ハロウィーン 0.始まりの詩

ver.1

その人間/化物に 呪いを
その人間/化物に 祝福を

人も人でないモノも
今宵ばかりは対等に

宴の音は
篝火の明かりは
誰にも等しく訪れる

その姿は 果たして仮か それとも真か
さァ、始まりだ
境の扉が、今、開く!

ver.2

その人間/化物に 輝ける呪いを
その人間/化物に 濁りゆく祝福を

呼び名は確かに異なれど
どちらも等しく『贈り物』
来たる夜のための捧げ物

刮目せ

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