ライターと言っていいのか、悩んだ末に。
以前、「ライターと言っていいのか、悩む話。」を書き、多くの人に読んでいただいているようでありがたいです。
同じことを感じている人や、そんな時もあったなぁと重ねてくれている人もいるのかもしれない。
私は、「いいね」をたくさんいただいだことで、ひとつわかったことがありました。
ひとに届く文章が書けている、ということ。
「いいね」をいろいろな方からいただいたことは、私にとって「読み手に伝わったこと」と同じ意味を持つということ。そして、♡をぽちっとしてくれたひとは、わざわざその行動をとってくれた、ということ。
これは、誇りに思っていいのではないか?
有名なライターさんや作家さんと比べれば微々たるもの。たったそれだけの数でいい気になるなよ、と思う人もいるでしょう。
でも、確実に、私のために「いいね」を押してくれた人は存在する。そして、他の投稿でも「いいね」をくれた人もいるし、コメントまで書き込んでくれた人もいる。
その事実は変わらない、私は、ひとに伝わる文章が書けているのだ!
悩みが自信に繋がって。
noteを始める前までは、自分の気持ちや考えを読んでもらうなんて考えもしてなくて、ただ何となく、ぼんやりと、いつか何か書ける人になりたいなぁ、と考えているだけでした。
それは中学生のころと変わらず、何もしないまま。
自宅でできる仕事を探してるときに、クラウドワークスに出会い、そこでウェブライターのノウハウを学んできました。
そうやって働いているうちに、「やはり自分の言葉で書きたいな」が、強くなってここまでたどり着き、そしてどうしたら認められるのか、と悩むようになって…。
しかし、たくさんの「いいね」をいただいたことによって、結果的に「認められている」という自信に繋がったのです。
読んでくれた方、いいねを押してくれた方、ありがとう。
行動を起こさないと、変わらない、一歩ずつでも確実に進む。
本当にその通りなのだと、ようやく、40歳手前で実感しています。
悩みを吐露したことが自信につながるだなんて思ってもみなかったから、動いてみないと分からないもんですね。
しかし、仕事はうまくいかず。
私のnoteが自信に繋がったからといって、それで評価が上がったり、たくさん稼げるようになるわけではないし、別の話。
順調だった仕事も、ここへきて一気に減速しました。
長年依頼を受けている会社では、新しいサイトを展開するとのことで、依頼件数が半分以下になりました。
つまり収入も半分以下。
さらに言えば、ライターと言っていいのかと悩んで書き連ねた時よりも稼げなくなっているのです。
一時的かもしれません、でも、誰もそれは保障してくれないくれないので、明日仕事がなくなるかもしれない、そう思うようにもなりました。
新しい仕事を探そうと、毎日のようにクラウドワークスとにらめっこしていましたが、時代は流れていて求められる条件も変わっていました。
AIが使えるとか、WordPressが使えるとか、そういうことが当たり前になりつつあようです。ショート動画のストーリー原案とかね。
いままで依頼先の独自システムでの執筆が多かったから、新しいシステムに慣れることも、レギュレーションを身に付けることも、それと並行して今と同じことをすることも、なんだか気が滅入ってしまって頑張る気になれなかなれませんでした。
またどこかで誰かの指導のもと、誰が書いたか明示されず、読まれているのかもわからず、目立った評価も受けられない、そんな場所で書くのか?と考えた時、できる!とはならなかったのです。
書き続けるために、書くことをやめない。
悩んだ末に私が決めたのは「自分のサイトを持つこと」
きっかけは、WordPressを使えるようになろうと思ったこと。使えるようになれば、WordPressを必須条件にしている案件に応募できる。自分のサイトで試せば、失敗しても大丈夫だから。
始めるきっかけはとても簡単で単純な理由だけど、せっかくなら私の言葉で、私の考えていることが、伝えたいことが、どれだけ伝わるかを試したくなりました。
そして、書き続けていれば、いつか誰かの目に留まって、何かのご縁が生まれるかもしれないとも思いました。単純で浅はかかもしれない。
でも、今の私には、私のやりたい事へ続く道になる気がしているし、自立する、書くことで自分で生計を立てることも叶うかもしれないと思っています。完全に夢のような話かもしれないが、やってみないと分からない。
やってみれば、きっと何かが見えてくる。そう信じて。
先日、とあるテレビ番組で小説家の北方謙三さんがこんなことを言っていました。
「ハードボイルド小説を書いていたいから、時代小説を書く。時代小説は古くならなければ、新しくもならない。ずっとハードボイルドを書いていられる」
と、いうような意味合いのことを。やりたい事のために、語りを変えて続けていく、ということを。
そうだ、そうなのです。
私も私の言葉で書いていたいから、形を変えて、書いていこうと思ったのです。
見えない誰かに、届けるために。
9月になってからそんなことを考え始め、今日ようやく自身のサイトで9記事目を書き終えて、投稿できました。
ゼロからのWordPressは全く優しくなくて、わからないことばかり。
GoogleドキュメントとGoogleスプレッドシートで文字を入力するぐらいの能力しかない私は、本当に知らないことが多すぎて毎日右往左往しっぱなし。
そもそものシステムや操作だけでなく、画像編集や写真撮影も自分だからやることが多くて、たくさんの人の力で1つのサイトが作られてるということを改めて感じたりして。
ありがたいことに、WordPressを解説しているサイトはたくさんあるし、書籍も買って、参考にできています。さらには、ChatGPTに質問すると分かりやすく何度も教えてくれるのがありがたい。思っていたより環境は整っていて、ちょうどいいチャンスだったのだなぁと。
調べてもわからなければAIに助けてもらいながら、ちょっとずつだけど。進めている気がしています。
WordPressで作ったサイトは、私が食べたものや遊んだもの、楽しかった、面白かったを紹介する場にしたいと思い、「こみつの体験図鑑」と名付けました。
どの記事が読まれているとか、どれくらい読まれているかが目に見えて分かるので、手ごたえがあるというか、やっているぞ!という気持ちになります。
評価が欲しいと思っていたが、そうか、こういうことか、と腑に落ちた感じ。
わたしは、やっている、読まれている実感もほしかったようなのです。
悩みは尽きない、悩みとともに歩んでいく。
クリエイティブな仕事は、いや違う、どんな仕事だって悩みは尽きないもの。
悩みながら、より良い方へ、目指す方へ、すこしずつ、行ったり来たりしながら。
歩みを止めなければいつかきっとたどり着く。途中で助けてくれる人もいるかもしれないし、励ましてくれる人もいるかもしれない。
怒られることもあるだろうし、失敗することも当然ある。嫌な思いをすることもきっとある。
それでも、そう、それでも、自分で自分を信じながら、大丈夫、ゆっくり行こうと声をかけながら。
悩みながら、これからも進んで行きたいと思います。
このnoteは、私のエッセイ的な独り言とか、小説とか、創作物を書く場所にしようと思う。こんなことがあったあんなことがあった、たくさん話したい事はたまってるんだよぅ。
最後に、ここまで読んでくれた方、ありがとう。
ただの私の決意表明のようになったけど、書いておくことに意味がある気がしています。
これから先、また迷ったり悩んだときは、自分でここに返ってきて、この記事を読もうと思うよ。
どうなるか分からない、でも挑戦していればいつかきっと何かが分かるはず。だから、やる。
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