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無事カエル

私の住んでいるところは田舎なので、広い敷地のお宅が多い。

昔はなんとも思わなかったのだが、最近気になることがある。

門のところに置いてある、大きな石のカエル。
「無事にカエル(帰る)」という意味で置かれてるなのだろうな、とは思うのだが。

いささか大きすぎやしないですか?という大きさのものを見かけることがあるのだ。
門柱のそばにあることが多く、とても大人ひとりでは持ち上げられそうにないもの。

建設業や運送業の会社に置いてあるのも見かけるが、会社ならある程度大きい方が良い気がするから理解できる。大きいカエルがいても大して驚かない。

どんなタイミングであのカエルを選び、買って、運んでもらって、設置するのだろうか。
縁起物とはいえ、あれだけ大きいと簡単に動かせないし、値段も高そうだ。
「お父さん!そんな大きいのやめてよ」
「大きい方が良いに決まってる!」
みたいな会話をした家もあったのだろうか。

かくいう私もカエルが好きなので、カエルの置物には惹かれる。
大きな石のカエルを買うほどの家も財力もないが、いつか手乗りサイズの置物をお迎えしたい。

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渡邉こみつ🐼Webライター
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