徒然酒2
先日、父親が同僚に「娘はシングルモルトが好きなんですよ」と話したそうだ。
「しぶいっすねー!」とのこと。
そういう反応知ってる。
そもそも、シングルモルトウイスキーの良さを私に教えたのは兄だ。
20歳そこそこで、飲みやすいリキュールやら梅酒やら日本酒(地酒)やらを適当に飲んでいた私はあまり酒に詳しくもなかったしハマってもいなかった。
当時の兄はシングルモルトブームというか……プチブームに全力投球することでストレス解消していた節があるのでカクテル大全やシェイカーを購入したり、シングルモルトを買い込んだり酒に傾倒していた。
その影響というか、一杯勧められて私が初めて飲んだウイスキーがグレンフィディックだ。
癖がなく、むしろ甘い香りがするような飲みやすい初めて飲むのに適したシングルモルト。
あれは油断するとグイグイ飲めてしまう。
最初に飲んだウイスキーがそんなのだから私はウイスキー(=シングルモルト)はうまい!とインプットされたのだ。
だが、私は兄が買い込んだ書物を斜め読みしたり話を聞いたり買い込んだ酒をおすそ分けしてもらったりする程度で傾倒はしなかった。
単に好む酒の種類が増えただけである。
焼酎よりウイスキーの美味しさを先に知ってしまっただけだ。
ちなみに、未だに焼酎や泡盛の良さはわかっていない。
ロックかストレートで飲んで美味しい種類があるなら知りたいと思う程度の関心しかない。
まだまだお子様である。
さて、そのような経緯で主にシングルモルトを好む私がこれまでに飲んだウイスキーとバーボンを順に書いていこうと思う。
知識が定かではないのできちんと調べた品種以外、区別が殆どついてないのです……
グレンフィディック。
透き通っている雰囲気。飲みやすい。うまい。
マッカラン。
ウイスキーのロールス・ロイスだそうだ。一番好き。
ボウモア。
竹鶴と同程度の癖。タバコを嗜む人ほど好むかもしれない。
ロッホナガー。
マッカラン系統だが、やや香草の雰囲気。爽やかさを好む人向け。
エヴァン・ウィリアムズ。
初めて飲んだのは18年もの。とろけるうまさで驚いた。これもマッカラン系統と思った。
グレンリベット。
グレンフィディックとの違いがよくわからない。飲みやすい。
グレンバーギー。
バランタインのキーモルト。甘味を感じた。
ラフロイグ。
癖の強さ一位。ガツンとスモーキー。ジャーキーとかツマミにしたくなる。悪酔いしやすい。人を選ぶ。
竹鶴。
ボウモアと同じ雰囲気だなーという感想しか持てなかった。
サントリーの角。
1晩で殆ど1瓶飲み干して翌日リビングデッドになった苦い思い出しかない。
サントリーのオールド(通称だるま)
コスパが良い。甘味もある気がする。43度なのでやや他より強い酒。
ハーパー。
正式名称忘れた……印象に残りにくい味。
メーカーズマーク。
甘味・香りが強い。適度なトワイスアップにしたらバーボン初心者におすすめしやすいと思う。
上記以外にも飲んでいる気がするが…ちょっと思い出せない。
飲酒歴が5~6年になり、もはや記憶に留まっているものしか書ける気がしない。
いちいちメモってるわけでもないので仕方ない。
あと、気に入ったものをリピートしやすく新規開拓をあまりしないのも関係あるかもしれない。
好んでいても詳しいとは限らないのだ。
ちなみに……冒頭に近いリアクションは、20歳のころ会社で普段何飲むの?って聞かれたときに専らウイスキー飲んでたのでそのまま伝えたらやや引き気味の「渋いねぇ……」で体験済みである。
いったい何歳になれば妥当なんだ……!?
もしかして:ウイスキー=渋い。
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