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2度目の手術
手術日決まる
2度目の手術の日にちは1度目の手術からちょうど一週間後の11/30に決まった。
あと四人部屋が空いたので(残念)移動した。
同室の方は皆ICD(S-ICD)を植え込む予定の患者だった。
手術までの間に会社の同期で仲の良い友達やランニング仲間、上司が見舞いに来てくれた。
あまり人付き合いのいい方ではない私のために来てくれて感謝しかない。
こういう時にこれまでの人付き合いとか人生を振り返ったりするのかな。
S-ICDにする!
そしてどちらを植え込むか問題。
担当医にはS-ICDだと動作しないかもしれないのでICDを勧められたが私は端からS-ICDに決めていた。
手術後もより活動的に過ごすために心臓内にリードを入れるICDは嫌だった。
そのことを妻に伝えると私の意思を尊重してくれた。
担当医にもその旨を伝え、あとは手術日を待つばかりとなった。
2度目の手術当日
11/30の朝は良い天気だった。
前夜はカーテンを閉めたあとに自分のベッドの脇で腕立て伏せをした(笑)
S-ICDを植え込んだら腕立て伏せは出来なくなる(胸にリードがあるので断線のリスクがある)のでこれが生涯最後の腕立て伏せになるかもしれない。
朝から断食して看護師さんが来るのを待つ。手術前の尿道カテーテルも3度目にもなると慣れたものである。
今までと違うのは全身麻酔での手術になるということ。そして手術はもちろんリスクもある。
妻にはもし植物状態などで意思が伝えられない状態になってしまったら延命はしないでくれと伝えてある。
全身麻酔からの〜
手術室には車椅子で運ばれた。
手術室に入ると周りでは医師や看護師が準備をしていた。そしてあれよあれよという間に麻酔を打たれた。
どのくらいで効いてくるのだろう。
あれ?
頭がぼやっとしてきた。
あっという間
気がつくと病室に戻っていた。
体感的には本当にあっ という間に終わった。
気道にカテーテルを入れたため喉が少し痛む。
手術跡は鈍い痛みがあるが耐えられないほどではない。痛み止めが効いているようだ。
なにはともあれ手術はうまくいった。これで突然死する事はないだろう。
安静にして退院は一週間後になる。