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新卒エステティシャンの僕がIT企業の代表になるまで 〜プロローグ〜


自己紹介

始めまして。まずは訪問いただきありがとうございます。
私は2007年に某大手エステティックスクールに就職、その後色々あってシステムエンジニアに転職し、2024年4月に株式会社シテラスを設立、代表取締役に就任ました。
(いろいろのところはいずれ描いていこうと思います)
現在は初めての経営者で四苦八苦しています。きっとこれからも四苦八苦するんだと思います。

noteに書いていくこと

元々は会社のミッションとかビジョンとか想いを中心に発信しようと思っていました。
が、すごい経歴を持っているわけじゃないものの、エステティシャンからIT企業経営者ってそこそこ面白いような気がするので、

せっかくだからエステティシャンとして始まった社会人生活からシステムエンジニアになり、経営者になるまで何をしたか、経営者になって何を学んだか、そういったことも発信していきたいと思います。

なぜエステティシャン?

その前に大学紹介

僕は宮城教育大学という仙台にある大学で4年間を過ごした。

将来のことなんてあまり真面目に考えてはなかった(というか全然考えてなかった)けど、雑くいえば「とりあえず体育やりたい!」みたいな感じで受験して合格。
卒業時も中高の保健体育教員免許はとったし、健康運動指導士も取得した。(失効したけど、、、)

全くもって適当にしていた就職活動

正直人生舐めてたと思うし、将来のことなんて真面目に考えてなかった僕が当時就職活動する上で考えてたことは

  1. 健康や運動に関われること

  2. 人を喜ばせること。できれば1:Nでなく 1:1で価値を提供したい

  3. スーツで仕事したくない 

  4. IT企業はやだ。なんかオタクっぽいから

こんな感じ。でも真面目に考えていないので活動自体あまりやらなかった。
今でこそ学生の面接をするようになったが、大体全員当時の僕よりもしっかりしているのでびっくりする。
採用枠があれば全員採用したい(までとは言わないけれど)
そのくらいいい加減に生きていたと思う。

改めて、なんでエステティシャンに?

就職活動中、ビックサイトの合同企業説明会に参加した時に、とあるエステティック企業のブースがあり、たまたま話を聞いた。
そこで聞いたのは

  • エステティックは健康産業であること

  • その会社はエステティックの学校(スクール)も経営していること

  • スクールではマッサージ他、運動生理学や栄養学などの座学もあること

  • その他もろもろ

と聞いて興味がでた。何より、そのブースにいる人たちがすごく楽しそうで、こんな人たちと一緒に働きたい。と直感的に感じた。
そして、どうやら「スーツで働きたくない」という希望が通せそう。
それどころか男性のエステティシャンは整体とかでありがちな白衣を着るので、なんかカッコいい。

そんな非常に軽ーーい気持ちで第一志望となった。
正直この会社に勤めたことで得たことやお世話になった人、色々あるが、
ひとまず過去の自分にはもう少し真面目に就活しろよ。とは言いたい。

インターンでの挫折

なんやかんやで内定が決まり、その後インターンさせていただけることになった。
その時のことはあまり覚えていないが、正直舐めてかかっていた反動が出た。
通信で同企業が経営するスクールに通ってはいたものの、もちろん背術はなし。洗濯や掃除が主。お客様の前に出るときはサウナの汗拭きなど。
華やかな見た目とは裏腹にかなりの肉体労働。

そしてその日はやってきた。
「佐々木君。XXX様(お客様の名前)にこのサプリを買ってほしいんだけど、仲良さそうだから勧めてきてくれない?」
ということだった。所謂「物販」である。

結果うまくいかなかった。というか正直当時の自分は「営業」を全くしたくなかった。(というか意味を履き違えていたと思う)
「自分はものを売りつけたいんじゃなくて、ただ喜んでもらいたいんです」
言ってることはまっとうのように聞こえるが
「売上を上げたくてやってるわけじゃありません。でも給料はください」みたいなビジネスの本質を全くわかっていない甘えた小僧だった。

あのとき当時の店長やその後の上長に「売上がないと会社は存在できないし給料も払えない」という言葉を何回か言われた気がするけど、当時はまったくピンときてなかった。

そんな感じでのやり取りや人間関係があまりうまくいってないように感じ、体調を崩したのもあって、内定を辞退することにした。

辞退取消とインストラクターへの道

内定を辞退して数日後、サロンに併設してあるエステティックスクールの先生に呼ばれた。
ざっくりいうと、元々エステティシャン採用だったわけではなく、インストラクター採用で、エステティックサロンでの経験も必要になるからインターンがサロン勤務だったとのこと。
サロン側ではうまくいかなかったが、インストラクター採用なので辞退を取り下げてほしい。
ということだった。

色々と思うことがあったが、すでに2月か3月、卒業まで時間がない。
ひとまず、あんな強い「売りつけ」をしないですむならいいか、という気持ちでエステティックスクールのインストラクターとして社会人をスタートすることになる。

最後に

このnoteは本来、起業にあたって大事にしたい価値観や、経営者になって学んだこと、失敗したことそう言ったことを発信しようと思って書いていましたが、結果的にエステティシャンから始まる僕の社会人歴をつらつらと書いてしまっています。

初めてこんな形で記事を書くので発信力がないことが露呈されるのが恥ずかしくはありますが、「スキ」「フォロー」いただけるように頑張りますのでよろしくお願いします。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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