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#1 関空✈︎グラスゴー28時間移動の末到着

前回イギリスに来たのはちょうど10年前。
交換留学生としてシェフィールド大学の都市計画学部で1年を過ごした。
なぜ私が留学するのを決めたのかは割愛。
とにかく何かを続けることが苦手なので、留学期間中だけでも苦手な文章を書き続けることを自分に課した。誰かに見られている(誰にも読まれてないのだけれど)感が続ける秘訣とどこかのブログに書いてあったので、自分のメモ帳に残すのではなくnoteに書き記していきたい。

合計28時間の長旅

自宅ー関西空港ードバイ空港ーグラスゴー空港ーBuchananバスターミナルーダンフリースまでの移動は自分のバスターミナルでの全力疾走不足(1hに1本しか運行しないバスを後2分で乗り逃す)と次のバスの謎のキャンセルという余計な2hを加えて合計28時間を要した。 
グラスゴー空港ではグラスゴー大学の学生が黄色のTシャツを着て到着口で待っていてくれる。市内へのバス乗り場を聞いたら、タクシー乗った方がいいんちゃう?と言われたが、既にFirst busのアプリでQRコードチケット購入済みの為、自力でバス停を探して空港から市内までのバス(500番)に乗る。(到着口から外に出て左に進んだところにあるStance1が500番バスのバス停。)
 ※グラスゴー空港からグラスゴー市内への直通バス情報はこちら
    
車内には大きな荷物置き場があるので、荷物が多かろうが問題ない。
    前述の通りFirst busのアプリを事前にダウンロードし、チケット購入す.         るのがおすすめ。乗務員さんの横にある読み取り機械にかざすだけで◎

 グラスゴーからダンフリースまではX74番のバスに乗る。バスターミナルには合計57箇所のバス停があり、WEBサイトから自分のバス停を容易に見つけられる。バスターミナルで合計2h待っている間に周りの人たちの会話を盗み聞きしてみるが、訛りが強いからか、自分のリスニング力が落ちたのか、長旅のせいなのか、あれ?…半分も聞き取れない…  自分の授業の担当教授がこの訛りを持っていると思うとやや不安になってしまった。
あれこれ不安になっているうちにバスが到着。荷物置き場があるか心配だったが、バスの下に大きな荷物が置けるスペースがあった。
因みにこのバスはStagecoachが運行しており、こちらも事前にアプリをダウンロードしてチケット購入するのがおすすめ。グラスゴーからダンフリースまで片道12.91ポンド。空港からのバスと同様にQRコードにチケットをかざすかと思い、携帯画面を上に向けたり下に向けたりして乗務員さんにかざしますアピールしていると、今回のバスは違うようで、乗務員さんにモバイルチケットを見せるだけで良かった。乗務員のおじちゃんがニコッとして、僕に見せんねんでとジェスチャーしてくれた。優しい。
 時差ボケで眠気が限界に達し、満席のバスに乗るとすぐに眠りについた。ふと目が覚めるとバスは丘と羊と牛しか見えない田舎道を走っていた。Google mapによると、ダンフリースまであと30分。降りたいバス停の前にうまくSTOPボタンを押せるように備える。自分の席にはSTOPボタンがなく、google mapでここだというタイミングで、ボタン近くの席のおじちゃんに「ボタン押してもらえますか?」お願いしたら、”任せて!ボタン押すの僕の今日の仕事やから”と笑いながら応えてくれた。優しい。

初日のお宿 Dumfries villa

 ようやく目的地ダンフリースに到着し、ホテルに向かう。ホテルはEV無しの2F建ての古民家。スーツーケースをどうやって運ぼうか思案していたが、オーナーのおじちゃんが、"スーツケース運ぶの僕の仕事やから"とやや無理をしながら運んでくれた。優しい。
というわけで、着いて早々スコットランドの優しいおじさま方に助けられ、無事に28時間の長旅を終えた。


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