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#7 英国チェーン店パブ Weatherspoon

イギリス留学中にきっと1度は行く人気チェーンパブ"ウェザースプーン"。
1979年にロンドンで創業したお店で、開業当初はMartin’s Free Housと呼ばれていたが、1980年にWeathespoonに名前を改められた。
詳しい歴史はこちら
2024年3月時点では814の店舗数を誇り、オーナーはさらに200店舗の開業を目指す野心家である。参照記事

幅広いメニュー
ウェザースポーンはお手頃で幅広いメニューが人気の一つと思われる。
地域によって価格に若干の差があるが、例えばコーヒー、紅茶、ココア、ホットミルクのドリンクバーがダンフリースでは£0.99(約200円)!
学生にはありがたすぎる価格である。
ビールも一杯400~500円程度で飲める。
食事メニューにはピザ、サンドイッチ、ステーキ、カレー、パスタなどが並び、アルコールドリンク1杯付で£6~15程度である。
アジア系の料理も取り揃えており、ヤンニョムチキン丼やうどん、ラーメン(ベジラーメン)なども食べられる。筆者は先日チキンカツカレー£7.91をいただいたが、そこそこ美味しくいただけた。

多様な用途
パブと聞くとアルコールを飲みに行く場所というイメージが強いかもしれないが、日中は1人で新聞をゆったり読む人がいたり、レディたちがおしゃべりしたり、PC作業をするビジネスマンがいたりとさながらファミレスのような空気が流れている。夕方になると飲み目的のお客で賑わうのだが、コーヒーだけのみに行っても構わない雰囲気である。

日中のWeatherspoon

古い建物が改装されたユニークな店舗
この店舗のもう1つの特徴はその店舗である。どの店舗も地元で昔から親しまれてきた銀行や映画館、劇場などをリノベして活用している。
例えば、ダンフリースの店舗は以前メソジスト教会のファサードの一部であり、長い年月をかけて改装された。詳細はこちら 
屋号はイングランドからスコットランドを奪還したスコットランド王ロバート1世にちなみRobert the Bruceと名付けられている。
ウェザースプーンはたいていの町にあるので、巡って建物を楽しむのも面白い。

Robert the bruce店内

注文方法は?
日本でもテーブルでのモバイルオーダーが主流になりつつあるが、ここでもアプリをダウンロードしてモバイルオーダーが可能である。
スコティッシュアクセントに怯えて手に汗握りながら、パブのカウンターに並ぶ必要は必ずしもない。
アプリは全店舗共通で、GPSをオンにすれば自分がいる店舗が表示されるので、机の隅にあるテーブルナンバーを選択して、メニューをオーダー、決済に進むと会話を交わさずともオーダー可能である。
オーダー後は指定のアドレスに注文確認のメールが届くので安心である。

現金で払いたい場合など、カウンターで注文する場合は飲み物だけの場合は入店後カウンターに直行しオーダーすれば良い。
食べ物を注文する場合はテーブルナンバーを聞かれるので、席を確保後カウンターに行き注文する必要がある。

ダンフリースに限らず英国を訪れる場合は、ぜひ一度スコッチウィスキーやビール、パブ飯を楽しみに訪れてみてほしい。

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