森の古狸の買収五輪
五輪の式典演出に関わる人気ミュージシャンが昨年、インタビューで五輪反対論に触れ「もう国内で争ってる場合ではありませんし」「いっそ、国民全員が組織委員会。そう考えるのが、和を重んじる日本らしい」などと語っていた。 実は東京五輪への反対論、懐疑論は根強い。「復興五輪というが、本当に被災者のためになるのか」「欧米のテレビ放映優先で選手のことを考えていない」-。元競技選手からも批判の声が上がっている。昨年5月の時点で、ガーディアンが電通の名前を出した上でその関与を指摘しているが、テレビや新聞は電通の名前さえ出すことに尻込み、またワイドショーもこの問題をほぼスルーした。せいぜい「週刊文春」(文藝春秋)が電通側のキーマンを名指しし、疑惑を追及する動きを見せたくらいだ。
さらに新聞各紙がこの五輪裏金問題に踏み込まない理由がもうひとつある。それが大手主要新聞社である読売、朝日、毎日、日経の4社が東京オリンピック・パラリンピックのオフィシャルパートナーになっていることだ。しかも「一業種一社」を原則とするスポンサー契約だが、今回は国際オリンピック委員会と協議し、複数の新聞社の契約を"特例"として認めてもらったという経緯、恩義もある。本来、新聞各社はオリンピックの問題点や不祥事を批判・検証するべき立場にあるはずだが、検証どころか自ら尻尾をふって五輪利権共同体の一部と化してしまっているのだ。
[引用元]東京五輪の裏金問題はやっぱりクロだった! 海外捜査当局が結論づけるも、日本マスコミは電通タブーで一切報じず(exciteニュース)
……人気ミュージシャンていうのは椎名林檎さんですね。和風なだけで人気ではないと思います。「高級時計」をバラまいてまでオリンピック開催して欲しいとは思いませんし、2020年準備のおかげで各地体育館が使えず、別の会場を利用せざるを得ないなど、面倒も多発しています。だいたいこういう国家規模の一大事が、森の古ダヌキがやりたいと言っただけで実行されちゃうところが気持ち悪い(まぁ、やりたがってるのは 経団連と仲の良い官邸であってタヌキは実働部隊のトップなだけでしょうけど)。下の記事に関してはオリンピックおじさんて失礼ですからオリンピックおじいちゃんにして欲しいです。
「オリンピックおじさん」森喜朗の“生き甲斐”に、どこまで付き合えばいいのか
[引用元]「オリンピックおじさん」森喜朗の“生き甲斐”に、どこまで付き合えばいいのか(文春オンライン)