アテが外れ続けて30年。でもまだ方向転換するつもりはありません。
日本の生産性が低い原因は、①従業員20人未満の小規模企業で働く労働人口の割合が高い、②女性活用ができていない、③最低賃金が低い、④最先端技術の普及率が低い、⑤輸出ができていない、⑥ルーチンワークが多い、などです。それらに比べて解雇規制の影響は小さく、ある種の「ごまかし」としか思えません。経営者は「生産性が低いのは自分たちのせいではなく、労働者が悪い」と、責任を押し付けている感が強いのです。
[引用元]「社員を解雇する権利」求める人が知らない真実 データが実証「解雇規制緩和」にメリットなし
……雑巾絞り経営が悪いのに社員のせいにしたって何も解決しない……で、はや30年。デフレが悪だと言うのであれば、少なくとも、彼らの理論で長いことやってみてデフレの解決に失敗してるんですから、別の理論を持ち出した方が良いでしょう。日本の経営者は雇用規制の緩和もやってみて、失敗するまで諦めなさそうですが。
つくづく、この人のようにまともな経営者は日本にはほとんどいないです。
【追記】
アトキンソンさんの動画があったのでご紹介。
https://www.videonews.com/marugeki-talk/934/[引用元]日本人が知らない日本の「スゴさ」と「ダメさ」