大阪芸術大学の純丘曜彰教授のコラムは炎上したけど言いたいことは分かる

"京都アニメーションの前身が「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」に携わったことが、同社の後の方向性を決定づけたとしている。その後の京都アニメーションの作品については、「一貫して主力作品は学園物」で、「らき☆すた」や「涼宮ハルヒの憂鬱」など、「似たり寄ったりの繰り返し」とのこと。また、学園物は「中高の共通体験以上の自分の個人の人生が空っぽな者、いや、イジメや引きこもりで中高の一般的な共通体験さえも持つことができなかった者が、精神的に中高時代に留まり続けるよすが」だと考察している。
そして、こうした人たちをファンにすると、「いつか一線を越えて、作り手の領域に踏み込んでくる。それが拒否されれば、連中がどう出るか、わかりそうなもの」とのこと。最後には、京都アニメーションを「偽の夢を売って弱者や敗者を精神的に搾取し続け、自分たち自身も中毒に染まるというのは、麻薬の売人以下だ」と断じた。"

[引用元]京アニを「麻薬の売人以下」と表現 放火事件めぐる大学教授のコラムが非公開に 「不適切な発言があった」

……大阪芸術大学の純丘曜彰教授のコラム炎上に関する記事より。引用の後半部分が批判されて炎上したみたいだけど、前半部分の論考の趣旨はその通りだと思う。というか、日本のエンタメ業界はほとんどそればっか。アニメ、ドラマ、映画、それからお笑いのネタまでいっつも学校の話で永遠の17歳
早いペースで作品を作り続けるのは大変だとは思うんだけど、結局作り手側の引き出しにそれしかないんだろうなと思ってる ( #PeripherallyInexperienced )。
比較してみてハリウッドでは、ハリポタとかトワイライトなどティーン向け作品は当然学園モノが多くなるものの、全体を俯瞰してみるとバラエティに富んでおり日本のような学園もの汚染の傾向は全くない。
話が飛躍するけど、宮沢賢治なんて自分の学生時代の恋愛?話をするために徹底的にオブラートに包んで、隠喩して、時代も背景世界もガラリと変えてストーリーを紡いでいる。クリエイターを自称するならばそのくらいはやってほしい。

#ピーターパン症候群 #ジャンプの子供たち

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