アフターエポックスに永焔鳥の夢をうたう
◑アフターエポックス
作詞:sasakure.UK/ Project VOLTAGE
作曲:sasakure.UK
編曲:sasakure.UK
唄:初音ミク
Chorus: mami・Perio
※この記事は、二次創作を含みます。
おはこんばんハロチャオ
夢旅チロルです
アフターエポックスどうですか?
私は聞くたびに体が痙攣を起こすという体がバグを起こしてしまい、知人から『電子ドラッグ』と言われました。
失礼な。その通りだよ
今回、ある人から
『チロルさんの「アフターエポックス」像が見てみたい』と言われ、
この記事に着手しています。MV見るたびに痙攣してて書けるのか?と言われましたが
書けます。
━━なぜならsasakureさんの曲ですから。
◐キーワード
未来、冒険、つづきから。
━━ポケットの中の未来を愛した人たちへ。
◑引用:私のささくれ観のある記事
◐ポケミクじゃなくていい
主語がでかい。
しかし、歌詞だけをなぞって読めばわかるのではないのでしょうか。簡単に『ポケットモンスター』と直結して出てくる単語は
『ポケット』だけです。
『怪獣のような心臓』も“モンスター”を意識したものでしょうが、このご時世数多の作品に怪獣はいますから、 ポケミクとして聞くから『怪獣』が、『旅』が、ポケモンと繋がるんです。
これまたでかい主語使いますが、本来音楽にミュージックビデオは必須のものでもありません。
MVの考察はどこか他の偉い人がやってくれるでしょう。
かと言って、別に私が偉い人だと言うつもりもありませんが、
そんな素人の考えに付き合ってくださる貴方に感謝を。
とはいえ、いくつかMVネタを拾うことができました。てえてえやつ。
『アフターエポックス』の象徴に『ホウオウ』が使われている理由です。旅立ちの理由としては、アニメサトシに近いですよね。
でもエポックミクが旅するのは、ゲーム主人公が存在する世界です。
これに関して、ささくれ氏の出した、とあるアルバムを引き合いに出す方がいました。
ボーカロイドは終末鳥の夢を見るか?
『プロローグ・終末鳥』『ウタカタ永焔鳥』を含むアルバム。特に有名なウタカタ永焔鳥は火の鳥(!)をモチーフにしたとされる曲です。
上記5/9コメントで、『初音ミクがポケモンの夢を見ていたかもしれない』というものがあります。こうは置き換えられないでしょうか?
初音ミクがポケモンの夢を見ていたかもしれない
終末鳥と言えば不死鳥や鳳凰、だからMVにポケモン世界での不死鳥たるホウオウを起用したと。
また、ささくれ氏はボカロ黎明期から活動してらっしゃるクリエイターです。えーと…ボカロの歴史が何年で…その頃発売してたポケモンが…忘れたわ。
今調べたところ、初音ミクが2007年 ささくれPが2007年活動開始 その間17(16)年 古参ってレベルじゃねえ…
…金銀までは、伝説ポケモンとの邂逅は必ずしもストーリー進行に必要なポケモンではありませんでした。だから、今すぐ追いかける必要のない伝説としては、ある意味ぴったりとも言えます。エンテイみたいに急に出てきたりもしないし。
オープニングで初音ミクの出発する家は、ミクの家ではないこともエンディングでわかります。
立てられた傘や写真、フラッグ。
『ボーカロイドの家』なんです。
小さな女の子だったミクが、立派な女性になって、エンディングで(増えた)家族の家に帰ってくる。『実家に帰る』というのも本編ではいつもの演出なんですよね。
それに、アルバム名に合わせれば(他のポケミクに合わせても)ポケモンの夢を見ているのは他のボーカロイドもなので、そゆことです。
……これは余談なんですが、(私は聞き取れないんだけど)バックコーラス?の『mami』『Perio』は、前者はsasakure氏のリアルバンド仲間の女性おマミさん、後者は自調整男声ボーカロイドです。自分の曲だからって好き勝手しやがって
後者は聞き馴染みない人も多いと思います。基本sasakureさんの楽曲にしか出ないですが彼の歌唱曲も素敵なのでぜひ。中の人は不明ですが一体何くれ氏なのかと議論が
◑ポケミクじゃない『アフターエポックス』
━━じゃあ、『うたい』始めましょうか。
◐ある歌手を追う人の物語
※ああは言ったけどMVに引っ張られないとは言っていない。(張り線)
まず、この曲の歌い手は2人です。
あ、ボカロの話じゃないですよ。物語としてです。
投稿者コメントなどを考察してポケモンの要素を抜いたらこうなりました。ポケミクからポケモンを抜く暴挙 そもそも、Twitterへの投コメ『隣にいる最高のパートナーが、僕の人生を彩ってくれました』というのも、ささくれ氏とミクを形容するものと思われます。
うたうのは、 “歌手” と “ファン”
大雑把に言うとこうなります。しかも相互面識があるタイプ。でも、その距離感以上詰め(られ)ないタイプ。
エモ・・・・・ (即死)
◑勝手に物語にしてみましょう
ある時、知識だけ持て余して人生を虚ろに感じている若者がいました。
そんな時、歌姫に出会います。
まだメジャーデビューしていなかった歌姫ですが、人生をひっくり返されるほどの衝撃を受け…いや、今ある知識で約束された未来を放り出すほど感銘を受け、彼女を応援することに決めます。
布教や懸命なファン活動もあってかあらずか歌姫はやがて世界進出していきます。
しかし本当の若者の願いは別にあるのです。
君に会うたびに、ときめきで爆発するような心音がどんなものか、伝えたい。
しかしファンとしての距離を保つことに決めます。
若者は歌姫の紆余曲折を知っているし、歌姫を中心に世界が回っていると思うほど惚れ込んでいます。アイドル活動なんかに入れ込むとはと離れていく人、なくした物もありましたが、だからこそ活動と仕事を両立できたのです。
仕事の中には、歌姫の活動をこっそり後押しするような技術を作ることも入っていました。
“後ろ指を指されることもあったけど、君のためにがんばったこと、君の笑顔で十分帳消しにできる。いや、君と直接笑い合えたら、いっそいいのにな━━。”
歌姫は、本当は一個の熱烈なファンの存在を知っていました。本当に本当に最初から応援してくれている相手です。
でも、世界デビューにおいて、歌姫は変化を求められます。
私は変わってしまうけど、あの人は変わらずファンでいてくれるかな。アイドルだから、あなたの熱量を直接受け止めることもできないけど、いてくれるかな…。
年数が重なれば、次々と若手のアイドルが出てくることも、歌姫の、そして彼女があのファンに想う、悩みでした。
もうやめた方がいいのかな。
そんな岐路に立つ時、いつもファンの後押しがあって、歌姫の活動を続けることを決めたのです。
アイドルが『あなただけ』の存在になってはいけないことはわかっていても、大衆の中からあのファンの存在を見つけると、彼女の言葉はこっそりと、その人にかける言葉に変わります。新曲発表コンサートも、歌手として受賞式に出て感動のあまり流す涙も、あの人のために。
舞台に立つ時、四方八方を見渡すのは、あなたがいるか知りたいから……。
“あの人が私に直接繋がる手伝いをしてくれたことがあるのだって、本当は知っている。君のおかげで乗り越えられた悲喜こもごもを、共有できたらいいのにな━━。”
あるアイドルのために人生を捧げたファン
あるファンのために歌姫を続けたアイドル
その距離はまるで両片思いで、そして互いのためにそれ以上を建前では望みません。本当は、感謝のために手を交わしたいけれど…
ただ2人は、交わることなくこれからも共に人生を歩んでいくのです。
どんな逆境も暗闇も、
どんな傷も悲しみも、
あなたの笑顔を見れば全部、ウソみたいに吹っ飛ぶから!
「今日も来てくれてありがとう!
歌い続けていても、私には、
まだまだ冒険したいことがあるの!
ずっと未来までもついてきてくれる?
今度もまた、最高の舞台で会おうね!」
歌姫が指した指先が、“ファン”に向けられていることは━━、歌姫にとって必然で、ファンにとって偶然のこと。
自分で書いててエモ死しそうになった
しっかりしろ
ちなみにメイン歌詞『誰の鼓動?未知の果て "逢い"を越え』『指先に架ける』だけは超訳翻訳できませんでした。恐らく後者はポケミク的に、ゲーム機をプレイする時に指を使う(手のひらや腕は使わない)からこの言葉選びだと思うのですが、これ以上は。
◐ある技士でファン
電子の歌姫への貢献ということで『技士』と言っていますが、実は作詞家や資本家かもしれません。そこそこどうでもいいし何なら男女も知らない。とりあえず“彼”で
『ポケットの空白じゃ窮屈なの知っていた』
『ポケットの中の夢に詰め込まれた夢の続きを夢みる物語』
→投コメと歌詞。“うた”の開始と共に閉塞空間から抜け出すさま。手段を知っていても目的がなかった。「詰め込む≠窮屈↔空白」と矛盾塊な単語を使うとこほんとささくれ。
『何気無くなっていく合(逢い)図』
→出会いの図。「何気“無い”」という強調
『サカサマ日常がドラマを纏う』
→「非日常」と言わず「サカサマ」と言う辺り、いっそ人生墜落の示唆とも言えますが、それは彼にとってドラマチックなもの。『期待、繋がる世界』で彼の目指すところ、彼女の知名度が上がっていきます。
『アシアトもキズアトも君と生きるための旅人』
→もちろんアイドルと一般人が一緒になれるわけないんですが、人生突っ込んでますね。完全に沼です。そのためなら人に詰られることも厭いません。
『逆境も、暗闇も、君と笑えたら絵空事!』
→ズルいというのはココです。
『絵空事』と聞いて何を思い浮かべますか?どちらかというとネガティブ寄りだと思います。「空想的だ」「現実味、具体性に欠ける」「儚い望み」
逆境と暗闇は、技士としての仕事での窮地、辛い思いを指すのでしょうが、 なぜ推し活に対して、絵空事という言葉を使うのか。いくつか理由を上げるとすると、
①“君”と笑い合えるなんてアリエナイから、空想にとどめて元気になっておく
②“君”と笑い合えたら、今までの苦労もウソみたいに吹っ飛ぶ心持ちになれるだろう
③“君”と笑い合うことができるなら、苦労なんてウソみたいなものだから
ねえ?③ズルくないですか?ねえ!?
あれですよ、「テストの点数すげえ」「へへへすごいでしょw」って返しておいて裏でめちゃ努力してる奴 “君”の褒めリアクション待ち奴 意地っ張りの見栄っ張りかテメー ごちそうさまです 天才が努力し始めたら止まらないってはっきりわかんだね
きっと世界的な実力者なのでしょう
そんな彼もライブハウスではTDNFN
◑あるアイドルで少女
少しだけ時間軸を“彼”から戻します。
彼女は猛烈に押し出されてスタートを切った歌手ではありませんでした。歌っていくうち、先輩(ボカロで言えばメグ姉など)を越え、後輩(ryリン・レンなど)ができ、人気は国中に広がろうとしていました。
『ソケットを伝う律動じゃ 受け止めきれないハート』
→ソケット:電気器具を直接繋ぐ部品。“あなた”の熱量は知っているけれど、直接受け取ったらアイドルとして壊れてしまう、という示唆。
『出会った日の姿には戻れないけど...』
→歌手デビュー当初の姿を惜しみ、“彼”がついてくるか不安だけども、今の変化のまま前を向く、という一節。メタ的に言うとボーカロイドもアップデートや派生音声などありますからね。
『期待 移り行く世代 繋ぐ唄』
→上記のボカロ家族がどんどん増えていくように。また、新世代に人気を取って代わられるのを恐れながらも、自分からも期待を込めて彼らの人気までを“繋ぎ”ます。
『「まだ歩けるかい?」―遥か彼方の選択肢』
→ファンがいる限り、『やめる』という選択ははるか遠くにあり、続けるという意志。
『あの歌も、この涙も君と出会うためのアイ模様。』
→色々訳はあるけど、「アイ=I→1」で。ファンである“あなた”を認識しながら活動しているという本音。アイドル活動をやめたら会えなくなる。(でも『私色』でもいいよね)
『喜びも悲しみも君と分け合えたら"にじいろ"』
→いっそあなたと仕事(?)ができたらいいのに、そしたらどんなコトも素敵に思えるのにという希望。
『アイドルとファン』という関係性でしか会うことができないでも、『少女はファンのために』『技士はアイドルのために』全力を尽くしている
良くない!?(爆発)
『未来、冒険、続きから』
→ 歌姫は、未来永劫歌い続けることを約束する。 様々なことに冒険(チャレンジ)し続けることを宣言する。 ファンは続きを見届けられることを歓喜する。
『この広い物語を見つめる“君”が、居たかもしれない』
『隣にいる最高のパートナーが、僕の人生を彩ってくれました』
→ここはあえて逆にする。歌手人生を見つめてくれたのはファンで、支えて彩ってくれたのもファン。
『指先に架ける夢の、続きで逢いましょう』
Q: ミクはホウオウに会えましたか?
歌手と技士は会えましたか?
A:全部すれ違いますが、代わりにたくさんの素敵な出会いが待っているでしょう
Q: お゙お゙ん゙!!
◐“つづきからはじめる”
リクエストいただいた『あなたのアフターエポックス』はこれにて、と想います。
せっかくなので、つべコメントとか、Twitterとか、その辺からネタを拾って少し。
(ニコニコ動画まだ見れてない。悔しい!)
アフターエポックスの意訳、未だにわかんないんですけど、個人的にしっくり来るのは「進時代」かな…。
パルデアの時、ラウドボーンを背景にしてる、ツインテでアイス食べてる女の子が連れられているんですけど。これがめっちゃ謎で、めっちゃ好きで。
「ポケモンは新しい子たちの世代に受け継がれた」ってことなのかなって。小さなポケモンファンが親になる年月ですよ。ねえ?
この子か親がこの世界のミクちゃのファンかもしれませんね。
略してエポミクは、主人公とバトルするピックアップシーンが3度あります。
このシチュエーションは、「主人公が大切な場所を訪れる「先にポケミクがいる「バトルが始まる」という、『ライバル』ポジションが担うような立ち位置です。
恐らくですが、この世界において、エポミクは『プレイヤーのアバター(主人公)』=『プレイヤー』という、同じ中の人を認知しているのではないでしょうか。
一方、『プレイヤー』はポケミクを同一存在として認知できず、一般トレーナーと同じように戦う。
もしくは、「エポミクと『ゲームフリークのモリモト』のように戦うことができる世界線」があったのかもしれませんね……?
MVで一番好きなのは『ネズ・ミク・マキシマイザズ』→『武道館コロシアム』の流れですね。
歌を促してくれるネズお兄ちゃん好き。
後は、アマルルガと、ネズニキのとこ、決してそういう曲じゃないんだけども、叫びたくなる。アオーン。ウオーッ。
小ネタなんですけど、ホウエンコンテストに出場してる時『メガミミロップ』なので、エポミクはメガストーン持ちです。
な、なんだと…。
ホウオウコスが『マジコス』って言われてたので、やっぱり彼女の舞台衣装なんでしょうね。
でもホウオウに会ったらエンディングを迎えてしまうのできっと会えないんだろうなぁ。でもそういう因果も含めて旅を楽しんでると思うのよエポミクは。
最近は『つづきから』が『PUSH A BUTTON』になっちゃって一抹の寂しいですね。
『さいしょから』もないわけで。
主人公のデータを一拍挟むのがなくなったのはなに世代からだっけ?
さて、そろそろとりとめもなくなってきましたので、おいとまいたします。
私も、つづきからはじめることが、たくさんありますので。ポケモンの他にも、たくさんできました。
でもきっと、一生、ポケモンの続きを追い求めると思います。
おっと、ひとつ宣伝を挟ませてください。
ポケモン。
ただ、傍にいるだけで…しあわせです。
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