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セイコー製メカ・クォーツ搭載ウォッチの紹介

メカ・クォーツとは

メカ・クォーツとは、メカニカルムーブメントとクォーツムーブメントの特徴を組み合わせた時計ムーブメントのことを指します。

一般的なクォーツ時計は、クォーツ精度によって正確な時間を計測するムーブメントであり、電池によって駆動されます。一方、メカニカル時計は、スプリングやゼンマイなどのメカニカルな部品によって駆動され、一定の周期で振動するバランスホイールによって正確な時間を計測します。

メカ・クォーツは、この両者を組み合わせたムーブメントであり、水晶振動子によって高精度な時間計測を行いながら、メカニカルな部品によって時計を駆動します。これにより、クォーツ時計の正確さと、メカニカル時計の高い品質や長寿命を組み合わせた高精度で高品質な時計を実現することができます。

スイープ運針

スイープ運針(Sweep Second Hand)とは、秒針がなめらかに動く動きのことを指します。一般的なクォーツ時計の秒針は、1秒ごとに1回ずつジャンプするタイプの秒針であり、時計が秒針をジャンプさせることで、エネルギー消費を抑えることができます。

一方、スイープ運針は、秒針が滑らかに動くため、一定の電力を必要とするため、消費電力が高くなる傾向があります。しかし、スイープ運針の滑らかな動きは、高級時計によく見られ、より高級感や上質感を演出することができます。

スイープ運針は、機械式時計でも見られますが、一般的にクォーツ時計の方がスイープ運針を実現しやすいとされています。最近のクォーツ時計では、省電力技術の進歩や、より高性能なムーブメントの開発により、スイープ運針を実現しながら消費電力を抑えることができるようになっています。

セイコー製メカ・クォーツ

セイコー製のメカ・クォーツには、クロノグラフ針をセンターに備えているタイプがあります。サブダイアルではなくセンターの長針がクロノグラフ針が魅力でもあり、機械式のように動くスイープ運針であるのも大きな特徴です。
また、プッシュボタンでクロノグラフ計測をリセットさせた際、クロノグラフ針が機械式時計のように瞬時に帰零します。
セイコー製メカ・クォーツには分針タイプの秒針があるVK63と、秒針が無いタイプのVK64のムーブメントがあります。

VK63搭載ウォッチ

6時側にある分針が一般的な秒針になります。
通常の腕時計の秒針に相当する長い針は、クロノグラフ秒針です。

CIRCULO(CI-1010)

LACZ DENTON(LD-9105)

PARNIS(PA6048)

VK64搭載ウォッチ

通常の秒針はない2針タイプになります。また、3時側には24時間計が付いていますので、午前か午後が分かりやすくなっています。

ADDIESDIVE(AD2034)

LACZ DENTON(LD-9109)

LACZ DENTON(LD-9108)


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