井の中の蛙13
ベナンの諺
『魚を欲しがる友達に毎日魚をあげるよりも、魚の取り方を教えた方がいい』
<頑張る理由>
「誰々のお陰で頑張る事が出来た」
という事にする為に頑張るのは凄くアリだと思う。
<人に合わせる>
自分を出さず、相手に合わせていると、
本音と実際の表現の遊離が進む。
本音は表に現われない為、他者の干渉に晒されず、
独自の考えだけで暴走する。
また、本音を含まない、相手に合わせて成される交流では、
当人にとって、表面的な関係しか生み出せない。
<水族館のアシカ>
ショーに出ているアシカとショーに出ていないアシカ、
どちらがより生活をエンジョイしてるんかな~。
<予防の効果>
箱の中にいっぱい入っているミカンの中に1つ腐ったミカンがあると、
他のミカンも腐ってしまう。
ほっておけば腐ってしまうミカン1つを腐らないように出来れば、
結局は多くのミカンを腐らせずに済む。
<挑戦する際の不安の対処>
どうなるか分からないから不安なのであれば、
同じ理由で期待をする事も出来るから、
意識的に期待出来うる事について考えてみるようにする。
不安についての考察を始める。
トルストイの『人生論』で
水車で粉を引く事で生活をしている男の話がある。
その男は水車に興味を持ち、水車の観察を始める。
その内、水車を回す水に、そして川を観察するようになる。
水車の調整などほったらかして、男は川の研究に没頭する。
この男と同様に不安について考察し始めると、
不安そのものからどんどん遠ざかって行けるだろう。
不安だと思うと、その不安だと思う自分を認識してさらに不安が増す。
そして増した不安を認識し、さらに不安が増す。
最初の不安1回で済ます為に、不安の後に「けど」を付ける。
「不安やけど」って風にする、そうすると考える方向が変わる。
その後を上手く続ける事が出来れば、かなり不安から逸らす事も出来る。
自己暗示、それも1人でやるのではなくて周囲の人に語る。
不安は全く無いと、
さらには調子に乗ってしまって遣り過ぎて失敗するかもしれないぐらいの事を言う。
<気晴らし>
気晴らしって、その場凌ぎでしかないでしょ。
気が晴れない事の根本的解決にはなってないもんなぁ。
ま、でも、そうやって一時的に気が晴れてる時に、
冷静に色々考えて自分なりに答えを出す事が出来るってのはあるかな。
てか、気晴らしをするって発想自体、
気晴らしを必要としているって事を自分に示してしまうから、あまり良くないような。
<品物とお金>
「品物は欲しい、でもお金は払いたくない。」
では、どうしようもない。
払うものを払わないと、欲しいものは手に入らない。
<大事な事の割合>
日常生活で起こる沢山の出来事の内、大事な事は1割ぐらい。
その1割が、自分の頭の中では9割を占める。
<幽霊とバス停看板>
幽霊らしきものがチラッと見える。
そのまま行けば、それは幽霊らしきもののまま、もしくは幽霊に。
引き返して確認すれば、それはただのバス停看板。
<借りを返せない>
相手に感謝し、その借りを返そうと相手に何かする時、
「してあげる」ではなく「させてもらう」という感覚ですると、
「させてくれてありがとう」と感謝する事になり、
借りは減るどころか増えてしまう。
<罪を憎まず 人を憎まず>
憎むとしたら、罪を犯すに至らしめた誤った理屈でしょう。
<実力主義>
実力主義の良いところは、
ヘタレがヘタレでいられるところ。
<本音と建前>
建前は本音が生み出した表現物。
だから、本音と建前は相反してはいない。
<肌の色>
「肌の色なんて関係ない」..かなぁ?
<多数決>
多数決で決まった事には潔く従う。
そうでなければ多数決をした意味が無い。
それは個人の判断でも同じ。
やるべきかやらざるべきかを天秤に掛け、
どちらかに決めたのなら、それに潔く従う。
<見掛け>
人は見掛けで分からない。
でも、見掛けで分かる事もある。
<しなければいけない事>
「しなければいけない事」には「したくないけど」というニュアンスがある。
でも..
しなければいけない事なんて何一つ無く、
何かを求めるから、その為にしなければいけない事が出来るのです。
つまり..
しなければいけない事というのは自らが求めるものの為に必要な事なのだから、
したくない訳は無いのです。
しなければいけない事はしたい事なのです。
<中毒>
面白い話をして笑ってくれる人を見て本格的にお笑い芸人を目指す人がいる。
自分の唄を聴いて感動してくれる人を見て本格的に歌手を目指す人がいる。
自分の芝居を観て感激してくれる人を見て本格的に役者を目指す人がいる。
知り合いかどうかに関わらず、不特定の人が喜んでくれる事に魅力を感じ、
やめられなくなる人が大勢いる。
ん~、なんで他人が喜んでくれる事に魅力を感じるん?
<逃げる>
逃げるというのは形式的には「AからBへの移動」。
Aから逃げるのと、Bに挑戦するのとは形式としては同じ。
当人がどう思うかの違いだけ。
<シフト>
不満のある事物が何故そうなのかを考える事によって、
納得し不満が解消される。
何かについて感情的になっている自分自身の事を考える事によって、
自らを感情から切り離せる。
<ミイラ取りがミイラになる>
教えようとすると教えられる。
影響を与えようとすると影響を受ける。
<猫と車>
野良猫を全排除しなければいけないのか、
野良猫を轢く覚悟をドライバーがしなければいけないのか、
野良猫を避けて人に突っ込むのもやむなしなのか。
<裏表>
裏のものをどんどん表に出して行くと、
裏のものが足されて大きくなった表に対して、
裏があると思われてしまう恐れがある。
<楽しい>
優れた人はテーマパークにも勝る。
<前例>
やってみて失敗した事は他人の参考となる。
<消耗品>
なんで「消しゴム貸して」なん?
<ありがた迷惑>
他人に対して何かをする時、
「迷惑になるかもしれないからやめておこう」では、何も出来なくなる。
だから、相手に聞いてみて拒否されなければやっても良いぐらいで良いと思う。
..問題は相手に聞く事が出来ない場合。
子供を作るかどうかというのは物凄く難しい問題だ。
<繰り返し起こる事>
自分の希望を言う事で、そうなる可能性を上げるのも良いけど、
自分の希望を言わずに、偶然そうなる事を楽しむのも悪くない。
<良かれと思ってやった事が裏目に出る>
良かれと思ってやった事が裏目に出る。
知らなかった要素によって、行為の意味合いが変わってしまう。
人は何でも知り得る訳ではないから、避ける事は出来ないのです。
社会に対して積極的に働きかける人にとっては、避ける事が出来ないのです。
裏を返せば、そういう経験をするという事は、
社会に対して積極的に働きかけている証拠。
懲りずに、良かれと思った事があればどんどんやって下さい。
<見下す>
足が遅いからといって見下しはしないでしょ。
暗算が遅いからといって見下しはしないでしょ。
成績が低いからといって見下しはしないでしょ。
立場が低いからといって見下しはしないでしょ。
あらゆる事で劣っていても見下しはしないでしょ。
人を見下す人というのは、
何かを理由にして人を見下すのではなくて、
先に見下して理由は後付けなんじゃないのかなぁと。
<癇に障る言い方>
言い方が気に入らないって憤慨する人がいる。
でも、相手の人はそういう言い方をする人やねんからしょうがない。
分かるんですけどね、癇に障る言い方をされるとムカついたりするっての。
でも、その気持ちで他の人に接して癇に障る言い方をしてしまったら、
その人もまたムカついて..って悪い連鎖が生まれてしまうでしょ。
その言い方が不味いと思うなら、自分はしないようにすれば良い。
そうすれば、自分と同じ思いをさせなくて済むやん。
実際自分が経験してみないと分からないって事もあるから。
ま、良い経験させて貰ったって事で良いんじゃないですかねぇ。
<信用>
「信用出来ない」と言われると嬉しく、
「信用出来る」と言われると少し不安。
<気合>
やる気を出そうと気合を入れれば入れるほど、
物事をやる際のハードルが上がってしまうように思う。
<差別主義者>
不特定多数の人に対して無差別的に役に立つような事はしない。
特定の人や人達に対してだけ役に立つような事しかしない。
<騙されても良い>
騙されても、それを相手の望みを叶える手伝いが出来て嬉しいと思える相手なら、
騙されても良い。
<振り回される>
好んで振り回されるのは構わない。
でも、そうでないのなら振り回されずに自分のやるべき事をやろう。
<出来る人ならではの心労>
出来る人はそれが普通だと感じ、他人にもそれを求めてしまう。
当然思ったようにしてもらえず、ストレスを貯める事になる。
<自制>
人は何事にも慣れていく。
また、ものによればエスカレートもする。
だから自ら線引きして、その線を越えないようにしなければならない。
自制とは、自分を縛りつける為ではなく、
自らが横道に逸れてしまうのを防ぐ為にするのだ。
<相手を責めるんじゃなくて>
バラエティ番組『Qさま!!』のスピードワゴン解散ドッキリで、
小沢さんからコンビ解散を切り出された井戸田さんの発言で、
「相手を責めるんじゃなくて、自分がいかにカバー出来るかを考える」って、
おぎやはぎの矢作さんが言ってたって。
ん~、矢作さんグッジョブ
<自分だけ上手くやろうとすると>
人の気持ちを考慮せずに自分だけ上手くやろうとすると、
結局、人の気持ちを考慮せざるを得なくなる。
<頑張れない>
何かを頑張ってる最中は、その他の事を頑張れない。
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