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iri Presents ONEMANSHOW "East/West" @東京ガーデンシアター

今年5回目、締めくくりのiriちゃんワンマン。
WavyClubのチェックインは、キリ番の10個目となるライブです。
寒風吹きすさぶ東京ベイエリアを歩いて会場へ…という心構えでしたが、気温も風も予想していた程ではなく、良いコンディションで臨めました。


開場と同時に入場、今回の席が、今後これ以上の良席には巡り会えないのではないかと思えるほどの近距離だった為、ステージ下手側に陣取って黙々とDJmixを続けるGrooveman Spotさんの選曲に体を揺らしていました。
自分の背丈よりデカいスピーカーから発せられる、胃に来る低音が鼓膜がキンキンしない程度の高音域のバランスが気持ちいい。
edblのtable for two以外に知っている曲は無く。
歌詞を口ずさんでいる瞬間があったので、もしかしたら自身の曲なのかな?
セットリストが知りたい。


今回は撮影用カメラが入っているため、前から4列分を潰していて、そこに敷かれたレールの上をゆっくりと往復しながら、ステージ上の演者を撮影している様子を、DJプレイを聞きながらじっくり観察。
映像確認用モニターには、意図的に傾けたアングルが、演者とスポットライトを格好良くフレームに収めていて、静止画を撮影する際のテクニックとして参考になりました。


開演ギリギリまで続けられたGrooveman SpotさんのDJプレイが終わると同時に、バンドメンバーが持ち場に着き、遅れてiriちゃんが歌いながら登場。
1曲目は…アルバム未収録曲のNever End!
生では滅多に聞く事のできない曲でのスタートにテンションが上がります。
Breaking Downを挟んで、Shade収録曲のCAKE。これも生では初。
編曲をGrooveman Spotさんが担当している為のチョイスかも。
MCは少なめで、矢継ぎ早に次々と曲を披露していきます。
マイナーな曲が多いせいか、客席が盛り上がりに欠けていると感じたiriちゃんが、もっと来いよ!みたいな感じで煽り立てる場面もあり。
こちらもLiveでは初見のガールズトークや、全編ラップのFreakingを演奏、後者ではReiさんがゲスト参加してギターを掻き鳴らします。
全身ピンク色のつなぎ姿は、ブルーのつなぎ姿のiriちゃんと合った服装。


ライブでの定番曲で、最も盛り上がる曲のひとつでもある24-25を、全体の中盤に持ってくる辺りは、この後も普段やらない曲を演奏しますよ~といった合図だったのかもしれません。
数曲後に、ライブでは初耳のmiracleを披露。この曲の音域は、iriちゃんの歌声が強く広がるので好きなんですよね。そしてチルい。
4thアルバムSparkleに関わるツアーがコロナで吹っ飛んでしまったので、収録曲をライブで聞く機会がなかなか無いので、嬉しい。
Swampと新曲Pick You Upも聞けて、今年の良い締め括りとなりました。
全体的にバラードに分類される選曲が少なかったかな、という感想を、アンコールのhugを聞きながら抱いてました。


今回、iriちゃんがライブ中に「武道館みたい」と評した東京ガーデンシアター、ステージ上からは音響が良好なようです。
一方で私の席はステージに近すぎたので、視覚的には大満足だったものの、音楽用耳栓を用意していなかったのが悔やまれる程雑音まみれで、スロウな曲にならないとiriちゃんの歌声が聞こえない状態に。
Reiさんの白熱プレイで、Freaking直後は耳が遠くなり、勿体ない結果に。
Wonderlandの大合唱も、自分の歌声すら聞こえません…
全てを満たしてくれるポジションの席は、ほんの一握りなんでしょう。
あと、これは仕方ない事なんですが、Runツアーまで長らくギターを担当していたTAIKINGさんの不在により、iriちゃんの曲をマイクオフで一緒に歌いながら客席を煽ってくれる人がいないので、若干トーンダウンした印象。
来年またステージを共にして欲しいなぁ。


今年は秋田までツアーを追っかけたりと、大ボリュームのiri活でした。
シングル曲も貯まってきたので、来年はアルバムツアーに期待してます。


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