ゴミ削減のためにやってよかったもの③
金継ぎ kintsugi
割れたりかけたり。
壊れてしまった部分を、漆や金を使って修復する室町時代にはじまったとされる金継ぎ。
西洋の修復のほとんどは、壊れた部分が変わらないように仕上げるけれど
金継ぎは、修復した部分をあえて金などで彩り、そこから醸し出される元の姿にはない美しさのことを「けしき」とよび愛でるのが金継ぎの素晴らしいところ。
こんな風にちょっと欠けてしまっただけで、
これまでさよならした器は一体いくつあっただろう。
繕うことでより永く愛着もわく
金継ぎはゴミを減らす観点というよりは、物を大切にする心を育む上でとてもいい。
金継ぎの、その工程の中には人生がぎゅっと詰まってる。
金継ぎのことがとても詳しくわかりやすくかかれてあります
まな板削りなおし
お気に入りのlabase(ラバーゼ)のまな板。
かれこれ10年以上前に購入。
きたない!
改めて見ると、本当に汚い笑
毎日見てると、ちょっとよくわからなくなるものですね。
これはやばい。
私の住む、福岡市東区にある臨海R3ステーションでは、無料でまな板の削りなおしをしてくださいます。
ホームページで日程を確認し、電話予約。
ジャーン!
こんなにきれいになりました♬
削るため、少し厚みは薄くなってしまいましたが、あと2回くらいは削りなおしできそうです。
削ってくれた職人さんいわく
まな板はいちょうがいいよ。
とのことでした!
やっぱり昔からまな板にいちょうが使われているのにはわけがあるんだろうな。
プラスチックのまな板は、もちろん削りなおしはできないので
傷がついて痛んできたら捨てるしかない。
調理中に削れたプラスチックの行方もきになるところ。
安価なため、痛んでくるとまた新しいものをパッと買えてしまう手軽さはありますが、その手放したまな板の行方をちょっと想像してみて。
どこにいくんだろう。
結構なプラスチックの塊。
福岡市では、プラ製まな板も可燃ゴミです。
ということは、焼却炉へ行きます。
最近の焼却炉の性能は素晴らしいそうで
有毒ガス等はほとんど出ないって。
でも、そのまな板を作った資源も燃えて灰になってしまうとういこと。
大切な資源もできる限り循環させて大切に使っていきたい。
ダーニングで破れたパジャマ修復
上写真はお借りしてます。
お下がりでいただいた息子のパジャマの袖部分が破れてぼろっぼろに。
どうにか直せないかと調べてみると、みつかったのがこのダーニング。
破れたら天命が来たということで、あっさり捨てていました(資源ごみとして)が、まてよ。
ちょっと手をかければまた着れるという、当たり前のことをスルーしていた自分自身にびっくり。
子供の頃は、靴下に穴が開けば母か祖母が繕ってくれてたのに。
それすら大人になって忘れてしまってた。はずかしい。
頑張ってみたけど、こな抜いた方でしかできなかったー!練習!
ダーニング。
一度ぜひ。
プラ製ハンガーをアルミ製に
日中、紫外線にさらされ続ける洗濯用プラ製ハンガーは、劣化し粉になり空気中にマイクロプラスチック を放出する可能性がある。という記事をよみ
新しく購入するハンガーはアルミ製を選ぶようにしました。
IKEAが近いため、
買い物にいくたびに、1セットずつ購入。
無印のアルミ ハンガーも購入してみたけれど
IKEAのほうが好みでした。
アルミ はリサイクルしても、劣化が少なく、また高品質な製品として生まれ変われる資源とのこと。
このハンガーも使っていくうちに劣化して使えなくなるひが来たとしても
「その次」があるのなら、環境にもとても優しいのではないかと思っています。
かといって、今持っているプラスチックハンガーをゴミに出してまで、アルミ に替えては本末転倒。
今あるものは、大切に使うか必要な人に譲ってあげてくださいね。
ということで、
ゴミを意識して変えた物でよかったもの全3回
いかがだったでしょうか。
だだだーっとリストアップしましたが
ひとつひとつをもっと詳しくお伝えしたいことたくさんなのでまたいつか。