お店の材料を量り売りしてもらってきました!

先日、noteにも投稿した「飲食店量り売りSHOP」

保健所の許可的には問題なさそうだけど、実際購入者とお店側。
やってみるとどう感じるのか。
を実験してきました。

実験に協力してくれたのは箱崎の杢さん

福岡市東区箱崎にあります、パスタが絶品のお店。杢(もく)さんにご協力いただき実験開始。
古き良き昭和な街並み箱崎の、その中でもさらに昭和感たっぷりな路地の奥に杢さんはあります。

事前に、お店の材料で量り売りできるものリスト(g単価)をいただく。

疑問 この金額の算出作業が、お店側にはどんな風に感じるか。
答え そんなに負担には感じなかった!むしろ楽しかった!とのこと

まずは容器の準備

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リストには10品ほどありましたので、結構多めに容器持って行きました。

余談ですが、
写真上にあるスタッシャーシリコンバックは使い捨てジップロックの代わりに洗って使えるすぐれもの。洗いにくいかな?と使う前は心配していましたが、食洗機にも入れられるので全然問題ありませんでした。
食品のみならず、旅行用の小物入れにも活躍してくれました。
iherbで購入するのが金額的に一番お得な気がします。

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お店に到着

ピークタイムははずし、14時すぎに伺いましたがお店には数組のお客様が。
ちなみに、事前にお店側には14時ごろ伺うことはお伝え済み。

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疑問 お店が量り売りに対応可能な時間帯はいつだろう
答え ピーク時間を避けてもらえれば大丈夫とのこと。お店によると思うのでここは事前に相談しておいた方がいいと感じた。

事前にもらったリストと、持参した容器を並べて
「これをこの容器のこれくらい。」
という風に、はじめオーダーしていたけれど、とてもわかりづらかったため、それぞれの容器に見た目良く入る量で。という大雑把なオーダー。

いよいよ量ってもらう

お店の奥へ容器を持って行くスタッフさん。

それから待つこと5分〜10分くらいかな。
その間にコーヒーでもオーダーすればよかったと後悔。
食事のついでに量り売りもお願いすれば、待ち時間もなくナイスですね。

疑問 この作業の手間暇とお客さんの待ち時間をどう感じる
答え
 食事ついでや、時間に余裕がある時にコーヒーを飲みながら待つととても豊かな時間になる気がする。

出来上がり

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自分の持ってきた容器にお店の食材が入っている。
なんだかすごく変な感覚でした。
持ち帰れば、そのまま冷蔵庫に入れられる。
ゴミがでない!
なかなかよい。

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お店の伝票はこんな感じで。
グラムあたりの単価をレジに入力すれば、あとは自動で計算できるのでそこまで手間とは思わないとのこと。

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一番のお目当は、このグラナパダーノという粉チーズ。
ネットで探してみると、1キロ4000円で賞味期限60日など。
冷凍もできるがしかし、そんなスペースもないし、ましてや我が家はそんなに粉チーズは使わない。

でも、このグラナパダーノ。
ちょっとパスタにかけたり、煮込み料理などに加えると、とたんに料理全部がプロっぽくなるんです。

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クリスマスに作ったキッシュにもこのグラナパダーノ使ってみましが激ウマでした。


以前通っていた料理教室の先生もいつもおすすめしていたこのグラナパダーノ。もしかしたらカルディなどでは、お手頃サイズが売っているのかもしれないけど、お店で量り売りしてもらえる最大のメリット。
それはゴミが出ないこと
そして、それを購入したお店の味に少しだけ近づけること。

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このハーブソルトも素晴らしく美味しかった。
これでお肉やお魚、お野菜焼くだけですごく美味しくなるそう。

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これまたクリスマスディナーにハーブソルトを使って焼いたチキン。
焼いただけて激ウマです。
お店のお料理みたいな味がしました笑


あとは、オリーブオイルとこのハーブソルトでバケットいただく。
止まらないそうです。

ああ。
想像しただけで止まらないことがわかる。


お店の方とのコミュニケーション

こんな風に、この食材でこんなことしたら美味しいよ。
とかそういった会話をお店の方とできることが、この量り売りの魅力だなと感じました。

スーパーに無言でたくさん陳列されている食材を、これとこれはどう違うのか。とふと悩むけど教えてくれる人はいないスーパー。
無言でこっちでいいか。と手に取りかごに入れる。

それよりも、お店がおいしい!と思い仕入れたものを、アレンジ方法なども教えてもらいながら使える量だけわけてもらえるって、私にとってはとてもいい。お買い物が楽しかった。

必要な分だけ買えるメリット

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これはゲランドの塩65gです。
1g1円でしたのでこの写真の量で65円です。

みなさん、お塩って何種類持っていますか?

今我が家にあるお塩の種類はおよそ5種類くらいかな。
その5種類の中でも頻繁に使うものはたったの2種類。
一つは、
パスタを茹でたりするときにも惜しみなく使える伯方の塩的なお手頃お塩。
もう一つは
すごくお高くて大事に大事に使っている紅麹のお塩。

これは、熱々白ご飯でおにぎりにする時や、ちょこっとアクセントで使いたいときなどに大事に使っています。

あとの3種類は、実はもう何年もパントリーの奥に眠っている。。。

でも、なんかデパ地下とか、道の駅とかに行くとあるちょっと雰囲気のあるお塩。すごくひかれませんか?
そして、お塩なら腐らないしいつか絶対使うから。とすぐ買っちゃう。
でも、ちょっとお高かったりしたら、パスタ茹でるときにはもったいなくて使えない。みたいな笑

だから、コスパ的にいうと、
お店のこだわりのお塩をほんの少しだけ量り売りしでもらうってすごくいいと思うんです。

いろんなお店のいろんなお塩コレクション。みたいな。

お店の味をお家で

トマトソースはたっぷりいただきました。
家で、ブロッコリーとエビさんを炒めて、この絶品トマトソースでパスタをクリスマスに作りました。
そして仕上げにグラナパダーノふりかけて。

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最高。

いつ治るかもわからないコロナのバカたれのせいで、美味しいお店での楽しい食事の時間を奪われています。
お店の方も本当に大変だと思う。

持続可能な応援の実現

月々の食費はほとんどのお家でこのくらいってきまっているはず。
だから、応援したい気持ちはあっても、毎日テイクアウトや外食では続かない。
そしてゴミもたくさん出てしまう。

イメージとしては、
スーパーやAmazonに支払っている食費の一部を
地域の飲食店さんで使う感じです。


我が家の家計で食費として出て行くお金。
コロナになって、金額は上がりました。
実際、その両者の売り上げも右肩上がり。

その両者に支払っている我が家の家計のいくらかを
地域の飲食店さんに支払えたら、それだけでも微々たるものかもしれないけれど、地域の飲食店さんの応援になるのではないかと。
1回あたりの金額は、飲食で支払う金額よりうんと少ないかもしれないけれど、飲食よりも頻度高く通えるし、お店の方ともコミュニケーションが取れるし、想像したらとても楽しい。

消費者である私たち一人一人が、自分たちのお金をどこに使うか。
そのチョイスがとても大事なんじゃないかと思うのです。

このコロナ禍で、世の中みんな大変なんだけど
特に飲食業の方々は、これからどうなるかわからない中で、日々の業務を一生懸命こなしてあり、本当に大変だと思います。

当事者でないと、わからないリアルな感情がそこにはあると思うので
私のこんなのあったらいいな♬というアイディアも、正直飲食業の方から見るとどう映るかわからない。

でも、なんとかみんなが「痛み分け」みたいなことではなく、笑顔で苦楽をシェアできるような、よきアイディアがきっとあると信じています。
そして、それはやってみないとわからない

最後に

この、飲食店さんの食材を量り売りしてもらうアイディアのもっとも重要な部分は、お客さんとお店の信頼関係だと感じました。





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