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compost me!
コストコで買ったアイスカフェラテのリッドにこう書いてあった。
compost me!って。
コンポストしてくれってことだよね?
ということで、我が家のダンボールコンポストにリッドとカップ(こちらもcompost meでした)を投入。
カップはハサミできって
リッドはどうなっていくのか気になるためそのまま投入。
果たして本当に分解されて無くなるのでしょうか。
こちら1週間後のリッド。
定期的にスコップでかき混ぜるため、ところどころにひび割れが。
ですが相当しばらくこのままの状態でコンポスト内に鎮座されておりました。
そして、それがとても長期間(2ヶ月とか?)だったため、写真をとることもなくなってしまい記録がないけど、2月に投入開始したこのコンポストですが、それから2ヶ月半後の4月中旬に中身を交換しにいったときは、そういえば、リッドもカップも無くなっていました!
おお。
分解されております。
おおよそ2ヶ月くらいかかるということですね。
でもですね
よくよく考えてみると
このリッドをゴミ箱に捨てれば、それはすなわち、焼却炉行き決定であって、コンポストされることはこの日本ではまずありません。
私みたいにダンボールコンポストをしている人も、この世の中まだそう多くはないと思うから、このcompost meリッドは日本においてはあまり意味をなさないということです。
多分、コストコのだから全世界共通リッドでアメリカやらではコンポストされるのでしょう。
アメリカバーモント州では、2020年7月より、生ゴミをゴミ箱に捨てることが禁止されました。
日本もそうなればいいのに。
生ゴミの80%は水分だそうです。
ダンボールコンポストに生ゴミを投入し続けても、溢れでてこない不思議は、この80%の水分が蒸発するから。
そんな水分たっぷりの生ゴミ。家庭ゴミにおいて占める割合はなんと4割ほどだそうですよ。
我が家の体感でいうと
コンポストを導入してからのゴミ出し回数は、おおよそ6割減りました。
これまで週2回の収集日には必ず各回45L×2袋〜3袋出していましたが、今では1週間に1袋くらいに減りましたので、おおよそ1/4!
生ゴミをコンポスト化することによって、家庭ゴミのおよそ半分を減らすことができる。
インパクトのあるアクションです。
しかも、ゴミ箱から嫌な匂いがすることもないし
ゴミ出し日を忘れてしまって途方にくれることもないし
いいことばっかり。
ただ
コンポストでできた堆肥の使い道がないご家庭においては
最後の出口がない感じなので正直どうかなあというところです。
コンポストしている!という我が家ですが
私の住む街には、コンポストの普及活動をされている循環生活研究所さんの活動拠点があって、いつでもコンポストの中身をそこへ持っていけば、新しい基材と交換してもらえるんです。
なので、途中で例えば虫が大量発生したとしても、拠点へ駆け込めばなんとかなりますが、ご家庭でコンポストを完結される方にはその駆け込む場所がないので、そこで挫折してしまうこともあるかも。(初めてコンポストに挑戦した2005年の私は虫の大量発生で挫折しました)
行政が生ゴミをコンポスト化するために回収してくれる。
それが一番いいなとやっぱり思います。
そんな世の中になったらいいな。