創業11年目!会社の第二創業期としてのPHILOSOPHYアップグレードへの挑戦!〜CULTURE編〜
株式会社サーキュレーションでは、CIRCULATION PHILOSOPHYとして、当社が究極的に目指している姿を「VISION」、当社の輪郭をあらわす中心的な活動を「MISSION」、当社メンバーが体現すべき行動指針を「CIRCUIZM」、当社組織の雰囲気や風土を「CULTURE」と定義しています。このCIRCULATION PHILOSOPHYを創業から11年目を迎える2024年8月に以下のようにアップグレードしました。
その中でもCIRCULATION CULTURE CHANGEPROJECTの頭文字をとったプロジェクトであるCCCについて参加メンバーにインタビューを実施しました!
「ワクキラ」との決別と新たなCULTUREへの楽しみ
ーーサーキュレーションの旧CULTUREである「ワクキラ」について教えてください!
村上:
ワクキラは当時のメンバーの状況を言語化する形で誕生したCULTUREです。「個人がワクワク働いていると、周りから見るとキラキラして見える」という意味で自分たちが新しい働く価値観を創っていく立場として、働くことにワクワクしていることは重要で、外部から見た時にも輝いて見えることは熱量が伝播しやすく、また組織が大きくなっていく時に必要という想いがありました。
創業から10 年を迎え、組織も成長していく中でMISSIONやCIRCUIZMをアップグレードをすることになり、それであれば同じタイミングでCULTUREもアップグレードしようという発想になりました。
また、時間が経過したことでワクキラが少し形骸化していき、比較的最近入社したメンバーからも「そんな意味が込められていたなんて知らなかった!」と言われることもあり、本来の意味が浸透しきっておらず、言葉だけが一人歩きし始めたことも、このタイミングでアップグレードをしようとなった理由になりました。
宮城:
まさに2021年入社の私もその1人です。これまで会社の土台となっていた「ワクキラ」に込められた想いについて話していただき、正しい意味を理解出来ていなかったと認識した時は衝撃的でした。こんなに浸透しているように見えても、ニュアンスで絶妙に異なる伝わり方をしていることに私を含めて気付かされたメンバーは多かったと思います。だからこそ新しいCULTUREを正しく理解し、体現していく雰囲気や風土を醸成していく難易度を身を持って理解しつつも、これが実現できれば、サーキュレーションは確実に再成長できるという気持ちになれましたね。
ーー長年ともにしてきたワクキラをアップグレードする寂しさみたいなものはあったのでしょうか。
村上:
ワクキラにあったお祭り感や勢いみたいなものがなくなってしまうとしたら寂しいなと思いますが、CULTUREとしてワクキラを掲げていなくても、そう思っている人が自ら動いて体現すれいいと思っているので躊躇はありません!
意見を率直に伝え全員で議論できる場
村上:
CULTUREは会社に漂う雰囲気や空気だと思っています。つまり無意識下で行動の指針となるものであり、自覚はしていないが、例えば社外から来た人が感じるものであったり、面接官から感じるものであると思っています。なので社外の人との接点において「サーキュレーションの人たちってこうですよね」と言われるものであり、社内の人にとっては意識せずとも行動に現れてしまうものじゃないですかね。
田中:
私は中長期の組織を創っていく上での土台だと思っています。アップグレードをしたことによって短期的な業績や成果に直結するわけではないと思いますが、ここから先10年くらいの中長期に目指す方向に向かって組織を創る土台となるものと考えています。
宮城:
CULTUREだけではなくMISSIONやCIRCUIZMを通して、我々がすべきことは新しい働く価値観を創り、世の中に広めていくこと、そのためには今ある市場や価値観を壊すことも時には必要だと思っているので、これを見た方々がサーキュレーションに興味を持ちプロシェアリングに興味を持って、仲間がどんどん増える可能性があるものだと考えています!
ーー役員を中心に構成されていた今回のプロジェクトですが、宮城さんと田中さんはCUP、CCCどちらも手を挙げられたとお伺いしました!
田中:
そうですね、シンプルに会社をもっとよくしていきたいし、もっとよくしていけると思っているからこそ、そこに関われるチャンスがあるのであれば関わりたいという想いでした。
1月頃にCUPのメンバー募集があったのですが、ちょうど同時期に私が2つの組織を管掌することになったんです。これまでの1つのチームだけを見るという感覚から、もう少し組織や、会社全体のことを考え始めました。おこがましいかもしれませんが、サーキュレーションのメインサービスである、プロシェアリングコンサルティングの首都圏支部は会社にとっての主力のチームだと思っていますし、これからもその覚悟は変わりません。
CCCに関してはCUPを経験させていただいた上で、首都圏チーム全体を牽引していこうと思ったら会社全体の組織創りにも関わるのは当然だよなと思いチャレンジしました。
宮城:
2023年4月に新経営体制でのサーキュレーションがスタートしました。私も将太さんと同様にCUPにも参加した上で、次の10年間で組織の強烈な成長を成し遂げたい、「第二の青春」を過ごしたいと思ったときにこのチャンスを逃すと後悔する、この会社を伸ばしていくんだ!と思っていました。なので、CUPに参加しないこと自体が逃げではないのか?という強い想いが湧いてきたのがきっかけです。そのあとにCCCの募集があったので必然的にCCCにも参加しました。
会社が変わろうというこのタイミングで主体性を持ち参加することで組織としての成長に自分自身もコミットしなければいけないという一種の使命感みたいなものがCUPやCCCを通して芽生えましたね。
田中:
宮城さんは日頃から「第二の青春」とおっしゃっているイメージがあります!
宮城:
転職をして複数社経験したこともあり、社会人としての過ごし方がいい意味でも悪い意味でもわかってきた中で、サーキュレーションには40代でメンバーの一人として入社をしました。まだ企業としても若いこのサーキュレーションという会社で、夢中になって青春のような時間を過ごせなかったら残りの社会人人生でどんなキャリアを選ぼうと、本気で使命感を持ち、やり遂げることができないのではないかと考えています。その夢中な姿勢が青春だなと思い、第二の青春を過ごしたい!と言っています。
ーーCCCを通して印象に残っていることを教えてください!
宮城:
村上さんが「新CIRCUIZMや新CULTUREというのは過去のものからの卒業ではなく、過去のいいところを残したまま、新しく切り替えるもの、過去のものは必ず内包されている」という話をしていたことは印象に残っています。
村上:
これに関しては、CIRCUIZMもCULTUREも「明日から変えよう」でいきなり意識や行動が変わるものじゃないというのが強く、脈々と無意識下で続いているものだからこそ、逆を返せば、そもそも変えようとしてもそんな急に変わるものでもないので、言語化できていなくても認知できていなくても、そこに脈々とあるものを変えたり切り捨てる必要はない、変えると言うよりアドオンすればいいと思っています。
宮城:
CUP期間中に関わらず、将太さんの言動が一致しているのも印象的でした。「全員で組織を創る、人の可能性を信じる」を出会った時からずっと語っていて、過去も現在もチームのメンバーにその気持ちを持った上で接していますよね。新卒や中途入社のサーキュレーション歴の浅いメンバーに対して、育成と結果の両軸にコミットするマネジメントスタイルだなと感じています。
将太さんのチームに入るメンバーはCIRCUIZMやCULTUREを体現しているなと同じマネジャーとして率直に思っています。
田中:
常に一貫した発信をしようということ自体は強く意識していたわけではなかったのでありがたいフィードバックです。
CUPもCCCも、年齢も、役職も、社歴も異なるメンバーが集まって議論をしてきましたが、フラットに議論が進み相手の役職などのポジションに関わらず意見できる環境であるからこそだと思っています。
誰が言ったかは関係なくそれぞれが考えている想いを純粋に出して、中身で意見し合えたのは貴重な経験だったと思います。ひとえにプロジェクトマネジャーの植田さんの企画実行力・場づくり力のおかげだったと思っています。
CCCの最終回のMTGでは、CULTUREにどんな意味を込めたいのかの視点と、実際に言葉に落とした時にどんな言葉がいいかの2つの視点で話しました。
意味については、3つの方向性で意見が出ました。1つは「開拓や挑戦」を含むもの、2つ目は「ビジョン」を追い求めるもの、3つ目は「人やマーケットの可能性」など、様々な意見が出ました。
言葉への落とし方は、サーキュレーションらしさが現れているような、言葉自体に独自性を持たせるという意見と、一般的な言葉にして認識がずれないような言葉にした方が浸透しやすいんじゃないかなど、こちらも様々な意見が出ました。
村上:
私の印象に残っていることは、言語ではない捉え方をするアーティスティックな発想ををする方がいて、私の場合はCULTUREを決めようとなると「CULTUREとは?」の言語化から入ろうとしていました。
しかしその方は、基礎的な部分は示されていましたので、それ以上を無理に言語化しようとはせず、五感を重視して考えていた点が印象的でした。
例えば、どういう匂いなんだろうとか、音楽や色の雰囲気という言葉ではなものから発想していくんです。それが私には無い感覚でしたので印象に残っています。
CULTUREを通して未来のサーキュレーションを創る
村上:
私はサーキュレーションは例えるならば「フランシスコザビエル」の集団でありたいと思っています。人の価値観を変えることに関わっているので、組織の人数が何人になっても一人ひとりがお客様やプロ人材の方に対して、これまでの働き方や知見への価値観を変え、広げるということが、当社がVISIONを実現できる道だと思っています。今後も自らが価値観を変えていく使命感や挑戦心を持っていてほしいと思っています。
宮城:
村上さんがおっしゃることはもちろん、このCULTUREがあったからこそ、これまでは想像すら出来なかった事業創出が実現出来る!そんな強さを持った組織になっていて欲しいですね。
また、CULTUREというのはVISION、MISSION、CIRCUIZMを実現するうえで、サーキュレーションの中にいるからこそ、個人としても組織としてのエネルギーの源といえる存在になっていれば嬉しいです。
ーー田中さん、宮城さんの管掌組織の未来への期待を教えてください
田中:
自分たちのサービスにこれまで以上に自信と誇りを持ってほしいと思っています。自分たちはいい仕事をしていて、進んでる方向も間違っていないのでもっともっとお客さんに届けていくべきだという意識を強く持ってほしいなと思います。
そのためにはお客様からこれまで以上に信頼いただく必要があると思います。お客様から信頼をいただくために大事にし続けるものがCIRCUIZMやCULTUREだと思っています。その先に今よりもっとお客様にサービスが届いて、信頼していただくことで自分たちの仕事に誇りを持つことができるようになると思います。
宮城:
新しいCIRCUIZMやCULTUREを体現しているメンバーを想起する際に、私の組織の全メンバーがどこかに当てはまるような組織にしていきたいですね
CIRCUIZMやCULTUREを足し算ではなく、掛け算と捉え、想定外の事象を起こすような冒険心あるメンバーだらけの組織を創っていけるように日々意識して行動出来ればと考えてます。また今回のアップグレードを通じて、そういった組織を共に共創していける新しい仲間とも沢山出逢いたいですね。
ーーご自身が体現しているなと思う新CIRCUIZMを教えてください!
村上:
「理想を高く持つ」ですかね。周りから言っていただけるのは「変化を生み出す」なのですが、変化はあくまで理想を実現する手段として必要だから生み出しているだけで、あくまで最終ゴールは理想を実現することかなと思っています。
田中:
私は「チームサーキュレーション」ですね。このチームで勝っていきたいと思っていますし、それができるような強い組織を創っていきたい想いが強いです。先ほどの自組織の話にもつながるのですが、前提には、マーケットを創っていくリーディングカンパニーであり続けたいという想いがあります。今まではなんとなく道が見えていましたが、競合も増えてくる中で以前と比べてぼやけてしまう側面もあるのではないかと感じています。でも我々が目指しているのは社会やマーケットを創っていくことなので、サーキュレーションという強いチームで戦っていきたいです。
宮城:
体現しているね!と言っていただけるのは「超絶オーナーシップ」です。
でもこれはあまり自分で意識していなくて、意識してないからこそ青春時代のように過ごせているんだなと思っています。
「宮城さんは自チームを超えて色々なところにおせっかいしてますよね」と言われて、それって青春時代と同じように、「全員仲間だ、一緒にやろうぜ」と思っているから自然とできているんだと思います。
ーーサーキュレーションの未来が楽しみです!
村上:
CIRCUIZMもCULTUREも実際に体現できるかや浸透するかが重要だと思っているので、今までの延長線上より急角度になって戸惑ってしまう人もいると思いますが、これはもう口癖として馴染ませるしかないと思っています。
「今言ってた?」くらいの感覚じゃないと、CULTUREとは言えないと思うし、CIRCUIZMとしても浸透しないと思っています。
もちろん行動することも重要ですが、その前にどれだけこの言葉が飛び交ってるかが重要だと思っているので、私自身もいち早く口癖にできるようにしたいと思っています。
10年後に振り返った時に、このアップグレードをきっかけに会社が良い方向に大きく変わったと思える様なターニングポイントになっていたらと思います!
ーーみなさまお時間をいただきありがとうございました!新CULTUREが合言葉になる日を楽しみにしています。
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