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創業11年目!会社の第二創業期としてのPHILOSOPHYアップグレードへの挑戦!〜CIRCUIZM(VALUE/行動指針)編〜

株式会社サーキュレーションでは、CIRCULATION PHILOSOPHYとして、当社が究極的に目指している姿を「VISION」、当社の輪郭をあらわす中心的な活動を「MISSION」、当社メンバーが体現すべき行動指針を「CIRCUIZM」、当社組織の雰囲気や風土を「CULTURE」と定義しています。
このCIRCULATION PHILOSOPHYを創業から11年目を迎える2024年8月に以下のようにアップグレードしました。

その中でも、CIRCUIZM UPGRADE PROJECTの頭文字をとったプロジェクトであるCUPについて参加メンバーにそれぞれインタビューを実施しました!

蜂谷 隆史(※写真左) プロシェアリング本部 サービスチーム マネジャー
大学を卒業後、新卒4期生(2019年卒)としてサーキュレーションに入社。

若松 すみれ(※写真中央) プロシェアリング本部 インサイドセールスチーム
大学を卒業後、新卒8期生(2023年卒)としてサーキュレーションに入社。

井口 大輔(※写真右) プロシェアリング本部 製造チーム
大学を卒業後、大手印刷会社に入社し、2023年にサーキュレーションに入社。



経営陣にも率直に考えを伝えることができる環境

ーーなぜCUPに応募しようと思ったのか教えてください!
若松:
大学生の時に学生向けに就職活動の支援をしている団体で支部長という団体内の大学担当としてリーダーのようなポジションを担当していました。その際、元々全体向けにあるものとは別に支部ごとにMISSION、VISION、VALUEを策定する機会がありました。

蜂谷:
支部ごとにそんなのあったんですね。

若松:
そうなんです。その時に作成したものに対して自分でもよくわからないまま「このMISSIONってなんなんだろう」と思いながら1年間過ごしました。また、そう思っていたからこそリーダーの自分がメンバーに対して発信しきれず、その結果組織もうまくいかないということを身をもって体感したんです。

今回会社で新しくCIRCUIZMを創るメンバーを募集するとなった時に、創るだけではなく浸透させるということまで、個人的なリベンジマッチの意味も込めて挑戦したいなと思いました。

井口:
私は、学生生活や社会人生活を振り返るとチームや組織、人が成長することが自分の生きがいでした。CUPメンバーの募集があると聞き、そこの部分に携わることができたら自分たちの会社の成長や、組織が活性化する場面の一部分に携われるなと思いワクワクしましたね。また、その経験をすることでお客様や社内の人にもその経験を活かしてインパクトを与えられるなと思ったので挑戦しようと思いました。

蜂谷:
学生時代はずっとサッカーをしていたとおっしゃってましたよね?

井口:
はい、高校までずっとしていました。幼少期からずっとサッカーをしてきたので、一人で何かをするよりはチームで何かを目指していく環境で育ってきました。なのでみんなで組織を成長させたいという気持ちが強いですね。

蜂谷:
ちなみに前職ではCIRCUIZMのような行動指針はあったんですか?

井口:
社訓という位置付けでありました。ですが、毎日意識するようなことはなかったので、サーキュレーションに入社した時は、日々当たり前のように口にすることが新鮮で、しかもこんなに浸透しているのはすごいなと思った記憶があります。

ーー蜂谷さんはどうしてCUPに参加しようと思ったのですか?
蜂谷:
入社6年目とはいえまだまだ新卒だし、自分のファーストキャリアなので、自分の会社は自分で創れたほうがいい、その思いだけです。「自分の1社目なんで、やります」と申し込みの時はただそれだけ書きました。ここから少なくとも数年先まで使うCIRCUIZMが人が決めた価値観になるのは嫌だなと思ったのもありますね。

若松:
ちなみに蜂谷さんが入社された時のCIRCUIZMから結構変わっているんですか?

蜂谷:
そうだね、入社してすぐに2つ追加された記憶があります。その時は気付いたら追加されてたから今回は自分も参加したいという気持ちもあったのかもしれないです。

ーーCUPの具体的なスケジュールや内容を教えてください!
若松:
経営陣含め総勢20人のCUPのメンバーが決定したあと、旧CIRCUIZMを改めて見直し、そのCIRCUIZMがなくなることでどんな影響がでると思うか仮説する「旧CIRCUIZMを味わう」パートと、そのためにはどんな新CIRCUIZMが良いか、それによってどんな変化があるのかを考える「新しいCIRCUIZMの検討」パート、そして経営陣や首都圏以外のメンバーも揃った「オフラインでのCUPとしてのアウトプット出し」パートと、大きくこの3つのパートに分けて実施しました。

井口:
最後のパートの対面で実施したCUPとしてのアウトプット出しは特に記憶に残っているな〜。その次のCUPは、経営陣で最終議論を経て、新しいCIRCUIZMが確定したお披露目だったんですよね。想いはCUPメンバーでディスカッションしたものだったけど、言葉自体は「へ〜、おお!」って感じだった記憶があります。

若松:
無事、新しいIZMが決まってもプロジェクトメンバーは解散ではなく、ここから新しいCIRCUIZMを社内に浸透させていくための施策を様々な角度から、例えばかっこいい社内向けメッセージを自分なりに考えてみるなどを検討しています。

井口:
ストーリー仕立てにしてかっこよくする!って、ちょうどこの前のMTGの議題でしたね。

若松:
蜂谷さんの案で、すごく覚えているアイデアがあって曲とセットで浸透させていこうみたいなことをおっしゃってましたよね?

蜂谷:
そうですね。インパクト重視の案を出した記憶がある。(笑)

若松:
検討にあがっている施策はメンバーの個性が溢れていておもしろいなと思っています。ラップ刻むのいいんじゃない?みたいに言い出す方もいて、聞いていて新鮮で楽しいです。

ーーこのプロジェクトを通して印象に残っているメンバーやエピソードはありますか?
蜂谷:
市場にインパクトを与えるという意味で「shock the market」や「市場を壊す」のようなインパクトのあるワーディングを好んで使っていた方々のことは印象に残っています。

若松:
ワークを重ねるうちに名前を見なくても、このチョイスは〇〇さんかな?ってわかるようになってきて、これまでは業務でも接点が少なかった方々の特徴を知れたのも面白かったです!

井口さんが金曜日が好きっていう話をしてから、それ以降は金曜日じゃない日がMTG実施日になるたびに「金曜日じゃなくてすみません」っていう流れを毎回楽しみにしていました(笑)

井口:
初回のMTGがたまたま金曜日で「今日金曜日だからやり切ったら美味しいお酒飲めますね!」みたいなことを言ったのが最後まで擦られたね。(笑)

若松:
役職や入社年次、年齢に関わらずCUPを通して様々な人とフランクに会話ができたのは新卒2年目の私からするととても貴重な経験でした。

井口:
そうだね、私は対面で行われた経営陣を含めたCUPとしてのアウトプット出しは印象に残ってます!

蜂谷:
井口さん同じチームでしたよね!

井口:
そこで私も改めて経営陣との距離の近さを感じました。年齢としては10歳くらいの差ですが役職や経験などに大きな違いがある中で、フラットにメンバーの意見を聞きながら議論ができる距離感なのはすごいなと改めて感じました。

蜂谷:
私たちのチームでは、まず新CIRCUIZMとしてふさわしいと思うものをこれまでの議論を元に6つ個人で決め、それをチーム内で共有して、最終的にはチームで6つのアウトプットを出しました。同義となる言葉で括ったり、絶対に譲れないものを意見を出し合って選びましたね。

若松:
私のチームも似ています。出たアイデアを色分けして重複したものを合わせるなどしました。

ーー最終的に選ばれる事はなかったけど、印象的な言葉はありますか?

若松:
蜂谷さんが発案者の「俺がやる」はいいなと思っていました。

蜂谷:
それでいうと、最初「俺がやる」だったのが派生して「アイムサーキュレーション」になったのもよかったな、いい言葉だと思っていました。

知のめぐりを止めず10年後のサーキュレーションを創る

ーーサーキュレーションは10年後どんな組織になっていると思いますか?
蜂谷:
10年後なんてプロシェアリングやってない可能性すらあるよね。

若松:
確かにそうですね!もっと提案の幅も広がっている気がします。

井口:
サーキュレーションって新規事業開発を得意とするプロ人材も多く登録いただいているので、サーキュレーション内でプロ人材のノウハウや知見を貯めて新しいソリューションができたらなって思う。プロシェアリング以外にも、新たにサーキュレーション独自のものがどんどん生まれていったら、よりお客様の課題解決に寄与できるなって気持ちはありますね。

蜂谷:
知のめぐりは止まらないってことですね!

井口:
そうですね。組織的なところで言うと10年後には1,000人超えてたりするんですかね。

若松:
1,000人になったら組織の形態も大きく変わっていそうですね。

井口:
そうなったら各チームの人数も増えているだろうし、海外拠点もあるかもしれない。そうなった時でも新しいCIRCUIZMが日常的に使われていたり、CIRCUIZMを共通言語としてキックオフ(※)をしたりしている未来であってほしいな。
※キックオフ:年に4回開催される。主に来期や来四半期に向けた戦略が発表されるパートと、相互理解のコンテンツのパートからなる。

蜂谷:
CIRCUIZMがそんな存在であれば嬉しいですね。新卒で入社するメンバーにとってはサーキュレーションが最初の1歩目になるわけで、そこからどんなキャリアを歩もうとここがベースになるわけだから、どこに行っても通じる社会人としてのスタンスを身につけることができる。新CIRCUIZMはそんな立ち位置であってほしいです。

井口:
確かに。転職を経験している身としては、どうしてもそれがスタートでベースになるので、かなり重要になると実感しています。社会人とは何かを問われた時にまず出てくるような基準となるものであれば嬉しいですね。

若松:
今は新IZMを創った私たちでさえ新しいものに感じるけど、10年後はナチュラルに出てくる言葉にしたいですね。今はまだ慣れないというか少しそわそわする感覚もあります。

蜂谷:
逆にその言葉自体からは卒業していて、「超絶オーナーシップ」ってわざわざ言わなくても当たり前にもう全員できてるよねみたいな世界観を目指したいな。

井口:
そうですね、10年後となればまた新しいCIRCUIZMに変える必要があるかもしれないですしね。

背中で魅せるビジネスマンを目指して

ーーみなさまの目指すビジネスパーソンはどんな像ですか?
若松:
長期的な目線でいうと、役員を狙えるポジションについていたいですね。新卒で入った社員がそんなポジションにいるというのは後から入ってくる後輩の道標にもなると思うので。

井口:
冒頭にも言った通り組織を活性化させる、そこに何らかの形で関わることがめちゃめちゃ好きなので、そこに自分のリソースを100%投下しているビジネスパーソンになれていればいいなと思います。例えば、どうやったら組織に文化や施策が浸透するかや、浸透したらみんなのパフォーマンスが上がりそうなこととかを提案していきたいです。

蜂谷:
この会社が成長するためにはなんでも挑戦して、その先に10年後、20年後があればいいなと思っています。
私自身、そんな色々なことを器用にできる人間ではないので、その時に与えてもらったことを一生懸命やりたいです。

でもダサい人間にはなりたくないというのはずっと考えていて、その基準がCIRCUIZMであり、軸になっていくんだろうなと思っています。後輩から見て創業期近くに新卒入社した先輩に対してださいなって思うのは嫌じゃないですか。もちろんそう思われるような先輩になりたくないというのはありますが、後輩たちにとってもよくないと思うので、かっこいい社員とは言わずともださくない先輩になりたいと思います。

井口:
それはとても大事だなと私も思っています。会社の規模が大きくなって人数が増えると今の一体感があってみんなが頑張るというところから、徐々にばらつきが出てくるのは、組織が大きくなるにつれて仕方ないことだとは思うので、それをどう底上げするのかは大事なポイントになってくると思います。

若松:
私も多くは語らずとも背中で伝えられる人でありたいですね。

井口:
入社したばかりの時って「今の自分と2年目の先輩って全然違う」って思わなかった?それが伝統的に続くといいよね。

若松:
確かに入社当時はめちゃくちゃ思ってました!今も思ってるのでその背中を追い続けている感じです。

ーー最後に新CIRCUIZMで特にお気に入りのものを教えてください!

井口:
「チームサーキュレーション」ですかね。理由は言わずもがなですが、チームや組織を創ることが好きだからです!

若松:
私は「超絶オーナーシップ」です。最初はなんて言葉だ!と思ったからこそ「超絶」っていいなと思って。どこまでいっても体現できたって言えなさそうなので、だからこそ目指していきたいです。

井口:
かなり言葉として強いよね。「オーナーシップ」でもなく「超オーナーシップ」でもなく「超絶オーナーシップ」って。

蜂谷:
私は「感動する仕事を創る」かな。やっぱり市場を創るにあたっての原点は感動であり、それはお客様あってのことだと思うので、これからも大切にしていきたい言葉です!

唯一このIZMだけは、旧IZMからそのまま引き継いだ言葉で、最初から最後までどのチームにも候補として残っていて誰もブレなかった印象があるので、サーキュレーションを象徴する言葉になっていってほしいです!

ーーみなさまありがとうございました!新CIRCUIZMの施策も楽しみにしています!
プロジェクトオーナーの代表取締役 社長 福田 悠、プロジェクトマネジャーの執行役員 HR 兼 広報担当 植田 未優へのインタビューはこちら

CIRCULATION CULTURE CHANGEPROJECTの頭文字をとったプロジェクトであるCCCについて参加メンバーへのインタビューはこちら

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