入場者数日本最多の学祭!?『三田祭実行委員会』
こんにちは、早稲田大学3年生のライターりょうすけです。今回ご紹介するのは、慶應義塾大学の学祭『三田祭』を運営する三田祭実行委員会です。入場者数は日本最多とも言われる三田祭、その祭りを取り仕切るみなさんを取材してきました!
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ー三田祭実行委員の主な活動内容を教えてください。
はい、三田祭実行委員は出店を取り仕切る「一般企画局」、三田祭内で行う目玉企画の立案を行う「本部企画局」、SNSで三田祭の情報を発信する「広報宣伝局」、企業協賛など三田祭のための資金集めを行う「渉外局」の4つの部署に分かれて1年間を通して三田祭を成功させるため活動を行っています。人数は全体で200人ほどで、男女比はちょうど同じくらいです。
ー全体の統括だけではなく、独自の企画も実施するんですね!昨年度はどの様な企画を実施しましたか?
恒例企画としましては、塾生からオリジナルの楽曲を募集し、投票によって三田祭オフィシャルソングを決定する企画や、大学の教育や受験に関する展示、Youtuber対談企画、ダンスイベントやインスタレーションのようなキャンパス全体の演出など、本当に多様な企画を実施しています。自分の興味に沿ったイベントが必ずあると思いますし、三田祭実行委員会に入れば、皆さんの興味があることを企画として実践することができます!三田祭のホームページから昨年のイベントを見ることができますのでぜひ見てみてください。
ー企画ページ見ていると、いろんな方向に興味を持った学生が寄り集まって三田祭という場に向けて活動しているのだなと実感できます。そんな三田祭も昨年度は初のオンライン開催でしたね?
全くもって前例がないことでしたから、開催決定前、開催決定後、開催中、緊張感は凄まじかったです。確かに例年の来場者にあふれかえる三田祭が見れなかったのは悔しかったです。しかし普段から仕事で忙しい慶應OB・OGの方々にも三田祭を届けることができたり、遠方の高校生からも三田祭の様子を見ることができたという声もありましたので、今後も可能な限りオンラインの企画配信は継続していきたいと考えています。
ーコロナ禍によってポジティブな反応も得られたんですね!そういった反応が見えてくるのは、観客の顔が見えない昨年度だとよりうれしかったと思います。
はい、例年通りパフォーマンスですとか、三田祭に対して熱い思いを持っている方々はキャンパスにもいました。実際それを配信という形で、画面の向こうの来場者の方に届けて、いろんなコメントやリアクションをもらって、そのやりがいってものを感じました。三田祭の一連の流れの中で、今年の本番は2日間だったんですけれども、その2日に対して1年間準備し、形になっていくというところが、やはり三田祭実行委員会の最もやりがいのあるところだと再確認できました。
ー最後にサークルに入りたいと考えている皆さんにメッセージをお願いします!
2つありまして、まず1つはこのコロナ禍の状況を前向きにとらえることができる人、2つ目は偏見や思い込みにとらわれず行動できる人に加入していただきたいと考えています。オンライン三田祭というのは、一見マイナス面が注目されがちですが、それ以上にプラス面の可能性を確実に秘めているなと感じました。こういった状況を正確にとらえて新しい可能性へとつなげていけるような人が今の三田祭実行委員会にはほしいと感じております。
特に環境などに変化がなければ、例年通り今までのものを踏襲していけば良いのですが、そうではなく、今までの思い込みとか偏見にとらわれずに、自分自身で率先して行動することが、今後の三田祭実行委員には求められてくると思います。
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日本最大の学祭を支えるサークルには、多様な人たちの愛と2日間の本番に1年間を賭ける熱量がこもっていました。お祭り好きだけでなく、自分の興味があることをイベントにして人を楽しませたいと思っている方、マネジメントを通し様々な学生団体と関わってみたいという方におすすめです!