関東ベスト8・早大カップ準優勝チームの日常とは?『早稲田大学ヤング庭球同好会硬式部』
こんにちは。ライターのNです。今回は早稲田大学ヤング庭球同好会硬式部様に取材したいと思います。「ヤング」という愛称で呼ばれている早稲田大学公認のテニスサークルで、幹事長兼プレイングマネージャーを務める西野さんと新歓担当をされている堤さんに、ヤングについての具体的なエピソードをお聞きしました!
ーまずはじめに、ヤングがどのような練習をしているか教えてください。
堤さん(以下T):通常練習は都内のコートで平日5回あり、初心者から上級者まで楽しく真剣にテニスをしています。
西田さん(以下N):ヤングは部活ではないので、普段はレギュラーの人(上級者)とビギナーの人(初心者)が一緒になって練習していますね。レギュラー人は早大CUPや関東大会などの試合に向けて、別練習もしています。
ー現在緊急事態宣言が出ておりますが、コロナ禍ではどのような活動をされているのでしょうか?
N:ヤングは大学公認サークルなので、現在(2021.3.11)は大学側から禁止されてしまっていて、基本的にテニスができない状況にあります。なので、今はオンラインの企画をしている状況ですね。
ー実際にどのようなオンライン企画しているのですか?
N:この前行ったオンライン企画は、2チームに分かれて様々なゲームで点数を競い合う企画を行いました。具体的なゲームとしては、大喜利や絵しりとり、また幹事が企画のために作ったビデオをみんなで見て、辛子を食べている人を当てるゲームなどをしましたね。(笑)
先輩方が引退する前に行ったオンライン企画では、6チームに分かれて暗号謎解きバトルなどをしたこともあります。企画は全て、企画担当の幹事を中心に決めています。
ーコロナ禍でも、サークル企画が充実していますね!お二人がヤングに入った一番の決め手を教えてください。
T:ヤングが大学公認サークルである点が、まず安心感がありました。入会の決め手は、ヤングの新歓に参加した時に先輩がわざわざ駅まで送って下さって、「家着いたら連絡してね!」と声をかけてくれたことです。そんな新入生を大切にしてくれる先輩方を見て、本当に優しいサークルだと思い、入会しました。
N:僕は他のサークル新歓も行っていたんですけど、その中でもヤングに入ろうと決めたのは、新歓で良くしてくださった先輩がわざわざ電話をかけて下さって、「ヤングに来て欲しい」という熱い言葉を貰ったからです。テニスのレベルが高いこともヤングに惹かれた点ではありますけど、やはり先輩からの言葉がヤングに入る決め手になりましたね。
ーお二人とも「先輩」が理由で入会を決めたんですね!後輩想いなサークルであることがよく伝わってきます!ヤングで活動をしてきて、一番思い出に残っていることはなんですか?
N:僕は一年生の時の早大CUPですね。早大CUPは一年生は出れなくて応援なんですけど、準決勝の試合のコートをみんなで囲って応援し、最後の一本をかけて勝利して、みんなが泣きながら喜んでいるのを一番の思い出として覚えています。先輩方のかっこよさを見た試合だったので、すごく印象深いです。
T:私は夏の川企画が一番思い出に残っています。みんなで川で水をかけ合ったり、BBQをしたりと、大学生にしかできない夏らしさを感じれたのが最も思い出に残っています。
ー最後にサークルに入りたい新一年生向けて一言お願いします。
N:大学に入って不安な人も多いと思いますけど、早大ヤングはそんな新入生の居場所となれるようなサークルを目指しています。もし興味があったら新歓などに足を運んで頂ければと思います。よろしくお願いします!
T:大学生は高校と違って、友達との関係が希薄になってしまう事も少なくないと思います。そんな中でヤングは中規模でアットホームなサークルなので、入って頂ければ学年問わず仲良くなれると思います。入会お待ちしています!
今回は、早稲田大学ヤング庭球同好会硬式部様に取材しました。お二人のエピソードには、必ず「先輩」または「後輩」がいたように感じます。「ヤング」には、そんな素敵な関係性を築くことができる環境があり、「ヤング」だからこそ、感じられる”優しさ”や”温かさ”が伝わってきました。先輩から伝えられた「想い」を、後輩へ伝えることによって、60年という伝統あるサークルを築き上げてきたのだと思います。取材に応じてくださったの西田さんと堤さん、ありがとうございました!