数理の翼44回夏季セミナー参加記録

お久しぶりですcipherです。8/4~8の5日間に数理の翼夏季セミナーへ参加していたのでその参加記録を書き綴っていこうと思います!
(なお講義内容や開催場所の詳細については言及できないのでそこは把握してほしい)


数理の翼夏季セミナーとは?

数理の翼夏季セミナーは、フィールズ賞受賞数学者の広中平祐氏により1980年に第1回が開催されて以来毎夏各地で開催されている、合宿形式のセミナーです。 将来の科学技術を担う主力となるべき若い世代を発掘し育成する活動の一翼を担うべく、全国各地から数学・理科等に優れた素質と強い関心を持つ高校生・大学生等を招待します。 最先端で活躍する研究者の講義、参加者の研究発表会など、普段の生活の中では得られない体験を通じて数理科学への関心をより一層高める機会を提供します(公式より)
参加者は高倍率の選考を通った数十名の高校生で(以前は大学生の参加者を枠があったらしいけど44回にはいなかった)5日間という非常に短い時間なので能力の向上を目的としているわけではなく、それぞれの専門分野を持つ高校生や講師の方からの講義を聞いて興味の幅を広げることを目標としているようなセミナーだ。

参加するまで

私は去年の5月にすでに存在を知っていて、当時は応募する際に私が書ける内容が一切なかったのと、そこまで翼に執着を持ってなかったので伊計島回も含めて全落ちしていたが、実質今回が参加できるラストチャンスだったのと湧源の方のメンツの濃さと愛する関数方程式があったため、自分の魅力を最大限表現することができ、無事に通過することが出来た。(少なからず今回も落ちると思っていたので通ったときは電車の中で叫ぶ奇人になっていた(笑))

当日まで

当日まで参加者同士で交流できる場が与えられたのだが、アイコンを見ると知ってるFFが十数名いてテンションがブチ上がった。皆さんの講義に少しでもついていきたかったので生物選択はしてなかったけれども8月までに高校範囲を一周した、今考えるとかなり狂人。

また、夏季セミナー内で参加者は参加者発表or夜ゼミで発表をすることが可能で、私はFE(関数方程式)について(軽く5分程度で)発表するつもりで資料作りをしていたが、謎に1hを超える大作になってしまい、夜ゼミで発表コースになったので準備がめっちゃ大変だった。

1日目

私は盛岡駅勢で集合時間3時間前に来て観光をするつもりだったが、盛岡周辺に観光地が存在しなかったので途方に暮れていたところ私より1本早く着弾していたRITと合流して飯食って音ゲーして時間を過ごした、RITがコミュ強すぎて話しててめちゃ楽しかった。なんやかんやで集合時間になったので盛岡駅に戻るとたくさんの知ってるFFがいてバスが来るまで談笑をしていた。新幹線中で本名と顔面とハンドルネームを記憶しようとしたが覚えきれなかったので、私は人々をハンドルネームで呼んでた。バスでの移動中では、隣はamadare(地元が同じで私と同じく競技数学er)だったため高校入試の話とかOMCの話とか学コンの話で盛り上がった。
会場へ着弾した後アイスブレイクが始まり、ここでは特にGumさん、Okabeさん、さちまさんなどと談笑した。他にも同じ班員の方とめっちゃ話した。夜ゼミ1日目は前半、日本数学コンクールで同じチームを組んでいて偶然同じく数理の翼に参加していたwhitebear(まさか実際に会って話せるとは思ってなくて常にテンションが高かった)と問4の解法について話してたwhitebearの発想が強すぎてビビった。後半はGumさんとスタッフさんに付き合ってもらって明日の夜ゼミでやる講義の練習をさせてもらった。翌日かなり良い発表が出来たのは彼らのおかげなのでここで感謝の意を述べたい。夜ゼミ終了後は朝まで遊ぶつもりだったが強制就寝時間が22:30だったので30分ほどジンバブエドルUNOを遊んですぐに寝た。

2日目

7:00からラジオ体操があったため6:30に起床(社不にとっては一番つらいイベント)、前日の深夜での会話で誰かが「施設からの外出禁止というルールがあるけど明日の朝集合20分前に外に出て、早めに集合するという名目なら外に出れるから鬼ごっこをしよう」という意見が出たので鬼ごっこをした。だがここで事件が発生する。私が開始3秒で横転(物理)をしてしまいコンクリの上だったので結構デカい傷を負ってしまった…今だから言えるが普通に歩いて転んだという名目で鬼ごっこでの怪我を隠蔽していた。

ここから毎日質の高い講義を6時間ほど受けたのですが言及不可能なので省略 非常に充実した講義だったが、講義を理解する講義が開かれるほどどれも難しかった。

2日目夜ゼミでは私はFE(関数方程式)についてのゼミを行った。結果参加者の半分がJMO2012のP2を解けるレベル(一部IMO2019p1)まで到達していてゼミは成功したのではないのかなぁと思っている。

3日目

前日と同じく鬼ごっこをしようと案が出たので20分前行動、私が転びやすいから本当に注意してやろうねと念入りに注意するが今度はうゆさんが開始3秒で横転(物理)をしていてもう何やってるんだか…

横転1


横転2

時は飛んで夕飯の時間、ここで確か𝚂𝚑𝚘𝚝𝚊.。.:*☆とメロンクリームソータと同席で北九州の治安が悪いという話を聞いた気がする、この話とは関係ないが具体的にすべての食事中において誰かとずっと喋っていたが内容と何日目の何時かが結びつかなくて困った~~に現在進行形でなってるのでメモしておけばよかったと後悔。

3日目の夜ゼミは競技数学erと大学数学erが集まってわちゃわちゃしてた記憶がある。𝚂𝚑𝚘𝚝𝚊が持ってきた数オリ問題(予選)を持ってきてたが流石に解法がwell-knowすぎたので5分も持たなかった。(←書いてて思ったけど問題見た瞬間全員が解法を秒で出せるの普通にヤバイよなぁ)そのあと好きな問題発表ドラゴンを行い、昨日私のFE講義を受けていたメンツはIMO2019p1を必死に解いていた。やっぱり同じ界隈の人と話すのは楽しいね~~だけど翼の本質は別の界隈との交流でもあるので他の島にもアタックして交流してた、こっちも非常に楽しかった。

4日目~5日目

この日は午前中講義を聞いた後、参加者が親睦を深められるようなゲームをしていよいよ[PQLが閲覧上限値を超過しています。]を行ったそこでは[PQLが閲覧上限値を超過しています。]を6時間ほど行い私は翌日18時まで起きていないといけなかったので撤退したが、そのあとにも[PQLが閲覧上限値を超過しています。]を行っていたらしい、翌日[PQLが閲覧上限値を超過しています。]をした参加者が死にかけてたのは面白かった

終わりに

参加を迷ってる方へ-人生変わります参加しましょう
44回スタッフの方々へ-人生変わりました、このような機会を設けてくださり本当にありがとうございます!
44回の同期へ-私を受け入れてくれてありがとうございます!関わってくれてありがとうございます!本当に楽しい5日間でした!本当にありがとうございました!また、これからも湧源でよろしくお願いします!


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