【S23ダブルバトル】追い風光陰矢の如し。最終661位 レート1769 ポケモンsv
今回は目標としていた最終3桁に到達したので
その記念としてシーズン23の構築記事を書こうとおもいます。
ただし、前もって言っておくとランクマは序盤しか頑張っておらず、全体(一ヶ月)を通した構築を作ったわけではありません。
いわゆる勝ち逃げで成し遂げた順位なので環境を考慮した記事でもありません。
以上を踏まえてこの先を読み進めていただけると幸いです。
レギュレーションH解禁
レギュレーションHが解禁した直後(シーズン22、パラドックスや禁伝などがいないという新環境にウキウキして、オーダイルなどのマイナーポケモンを活躍させようと奮闘。
引くとこで引かず過剰なまでに自分の相棒ポケモンを信じすぎたこと、
レギュHというデフレ環境を舐めていたことが原因で、順位を伸ばし勝ち上がることができませんでした。
(シーズン22(前期)の最終レートは1664 順位3327位。低くは無いけど高くも無い、足踏みで終わった結果。)
その反省と反動でいわゆる厨パと呼ばれる使用率トップのポケモンたちを寄せ集めた構築を作ろうと決心します。
シーズン22の結果は途中で諦めててそこから23に向けて集中することに方向修正。
構築を変えることなく練度を高める。
調整や試行を繰り返す日々。
シーズン23
ダブルバトルはシングルと違い、
シーズンが変わっても強者の構築がそこまで公開されないことから、
序盤は環境の変化がそこまで起きにくく、
前期終盤の戦い方を持ち越しても戦えることがわかっていたので
9/29日に無敗構築を作り、
シーズン22終盤からシーズン23の前半に向けての加速体制を整えました。
そして10/1日に特攻。
その戦い方で正しかったようで
あっというまに19勝を果たします。
そして10月14日にレート1769を達成させ
瞬間181位を取ったところで、今期を撤退。
目的は最終3桁なので満足できるところで終了しました。
シーズン23を戦い続けるのではなく
シーズン22を跨いでシーズン23で結果を出すというスタイルで一ヶ月頑張りました。
つまり僕のシーズン23は
9/25〜10/14までの期間ということになりますね。
戦術
そんな初期ブーストを果たした構築はどんなものだったのか。それをこれから説明していきます。
初手から追い風ファイアローで展開していく追い風構築です。
わかりやすい戦術ですね。
ガブリアスの地震やサーフゴーのゴールドラッシュ、アシレーヌのハイパーボイスを通していくという戦い方で
うまくいく時は、追い風とゴールドラッシュの連打で、3ターンで終わる試合もあるし、
雑に全体技をぶっぱなししてればよかっただけの構築なので試合数もかなり稼げました。
勝てる構築にはとことん勝ち、
勝てない構築にはとことん勝てない。
そんな神風特別特攻パーティです。
(こんなんでずっと勝てればよかったんだけど
シーズンが中旬になるにつれ
苦手なポケモンを軸とした構築が増え始めてきて。結局は勝てなくなるんだからダブルバトルもそんなに甘くはないんだなって言うところで。)
ここからは個体紹介と基本戦術、基本選出
きつかった構築のおさらいをしていこうとおもいます。
ファイアロー@おんみつマント
この構築の要となる追い風要因。
勝つためには、どんな相手にだろうと追い風をしてもらう必要があるので、妨害されるとおわる。守るを入れて、猫騙しなどを無効にする術を身に付けるか、タスキを持たせて、確実に追い風をはれるように行動保障を持たせても良いと思ったが、サーフゴーを倒すために、フレアドライブは欲しかったし、ウルガモスなどが来たときに、先制攻撃ができるブレイブバードも欲しかった。
相手のトリックルームなどの展開技で優位とられるのも困りものなので、挑発と言う技も欲しかった。しかし守るもほしい場面が多く
技の候補がもっとも圧迫したポケモンだった。
戦闘に参加しつつ追い風を張れれば強いのだが
ファイアローの特性はイタズラ心では無い。
ダメージを受けてしまったり、ひるんで行動不能 になってしまうと後ろの展開が不利になり
一瞬で試合終了になってしまうので
技構成、持ち物構成に悩んだ結果、隠密マントを持たせてみた。
努力値はASブッパにして、
火力上昇と素早さをマックスにする。
その理由はファイアローが隠密マントで怯まないとは言え、体力が削れることによって特性のハヤテの翼が発動しなくなり、先制で追い風をすることができなくなるため、ここで素早さを妥協してしまうと、上から行動され出落ちで沈むことがある。
そうならないためのS全振り。
あとは追い風がなくても、終盤にスイープするために必要な数値でもあった。
そうなると次に悩ましいのは耐久面だが
攻撃を下げると元の火力が低すぎて、一撃で倒せるポケモンは多くなくなる。
何度もカイリューと対面して、
スケイルショット5発当てられてタダで沈むことがあったので努力値をB上昇補正にし、更にBに60振って、ハチマキノマテラ神速まで確定耐えにしてもよかったが
結局、火力があることで勝てる試合の方が実は数えると多くあったので
ファイアローが何もできずそういう行動で沈んだ際は、しょうがない事故であると認識し、
残ってるポケモンでどうにか勝てたらいいなくらいに割り切ることにした。
今振り返っても
ファイアローの努力値ぶりはASブッパ以外に考えられないかもしれない。
苦手な相手はハヤテの翼を無効化してくる
イエッサン。
ウルガモスにブレバ当てようとして
イエッサンに引かれた後
サイコフィールドを展開され
ブレイブバードが先制技扱いになり失敗というゲームが何度かあった。
サーフゴー@命の玉
この構築の攻撃頭で数多くのポケモンを葬ってきた。
効果抜群でないとしてもテラスタルと命の玉ダメージで中耐久程度のポケモンならワンパンできる優れた性能を持っている。
いかにサイクルを回して高威力のゴールドラッシュをぶっ放すか。
それだけに全神経を集中させていた。
サーフゴーミラーが起こることが頻繁にあったため最速にしたいところだったが
それだと一段階下がった火力が弱すぎる。
火力が下がってる状態でもゴールドラッシュを連打したい場面が必要不可欠だったので
性格は控えめ。
火力があればあるに越したことなく
最初はメガネで使っていたが
突っ込む事しかできないと
守れないサーフゴーはドドゲザンやガオガエンに滅法弱く、これもまたファイアロー同様出オチするので、
延命やターンずらしの意味でも
行動選択できる命の玉を持たせて正解だった。
トリックルームや追い風のターンも稼げるので
守れる方が絶対いい。
シャドーボールという技が
タイプ一致のくせに弱くコノヨザルもワンパンできないというカス技。
命の玉以外の選択肢は無い。
苦手なポケモンであるブリジュラス、ドドゲザン、ガオガエンを見れるように一時期テラス格闘を入れたのだけど
そういう構成に変更すると一切出会わなくなる不思議。
鋼テラスは弱点を変えられないけど
それを補う超火力がクセになる。
欲を言えば素早さもうちょっとほしい。
ルカリオ@気合いの襷
オオニューラじゃなくてルカリオ使ってるのは逆張りに見えるかもしれませんね。
現にオオニューラは使用率3位でルカリオは圏外。
格闘タイプを使うなら断然オオニューラを使う方が強いと思います。
でも僕はあえて襷枠にルカリオを選びました。
それには理由があって、
防御上昇しまくったブリジュラスを
特殊格闘打点で殴れるのは強いんじゃないか。
そう思ったからです。
でも実際に対面してみると
防御上昇した相手のブリジュラスはそのままエースになることが多く、大概テラスタルを切ってくるので特殊打点で殴ったところで結構どうにもならない場面がほとんどでした。
この案は机上論でおわってしまいましたが
ルカリオを使ってるうちに別の強さに気づくことができました。
特性の精神力(猫騙し無効、威嚇無効)が強く、
さらに使用率3位の相手である
オオニューラからの打点はインファイトしかなく、防御が下がれば今度神速で倒せます。
神速も蝶舞を積んだウルガモスや悪テラドドゲザン、トリル噴火コータスにも強く働くので
たまにちょっとオオニューラを上回るかもしれない強さを持ってると思いました。
神速を無効にしてくるサイコフィールド相手に対しては悪テラスすることで、噛み砕くの火力を上げつつワイドフォースを無効にし、最低限抗える耐性を整えてます。
ゴリランダー@突撃チョッキ
猫騙しによる行動不能、フィールド書き換え、威力の上がった先制技、そしてそこそこの耐久と強い要素を持つゴリラ。
彼はゴールドラッシュを打ってCが下がったサーフゴーの引き先として用意していて
2匹とも炎弱点は相変わらずですが、
地面タイプとアシレーヌの受けとして素晴らしく優秀だった。
一つ言うことがあるとすれば
命中95%の10万馬力がよく外れる。
それくらいかな。
全体的に優秀だったので特に言うことは無い
ガブリアス@イカサマダイス
ASでブッパしても耐久が高く
大抵の攻撃でやられない、
素早さも高く先制できるポケモンが多い。
そんなガブリアスには主に構築で苦手なブリジュラスやコータス軸が出てくる相手に対して突っ張ってもらう役割をしてもらってました。
持ち物のイカサマダイスは
逆鱗の行動先を選べないという不安要素を抜くため。
ドラゴンクローでは火力が出ないということから
スケショのヒット数を高めるために採用。
オオニューラや襷のポケモンを貫通できるので
相手に行動させない動きをとれた時は無類の強さを誇ってました。
アシレーヌ@オボンの実
珍しい技にアンコールを採用。
これによりファイアローの追い風下で
先制アンコールを決めることができる。
大概アシレーヌを出すとどっちかのポケモンは守りたがるのでそのチャンスをしっかりと絡めとっていきます。
オボンの実を持たせるのは場持ちを意識してです。
もともとそこまで耐久が高いわけではありませんが火力UPアイテムを持たせて高火力技を打つより、耐えて2回攻撃する方がよほど強いと感じたからです。
オオニューラの使用率がバク上がりしそれに伴いフェイタルクローの被害が多くなりました。
その対策として鋼テラスを採用しましたが
相手はアシレーヌの動きやテラスをよく理解しているようで10万馬力やインファイトをタイプ変更のターンにぶっ飛ばしてきます。
フェアリー単体にしてムーンフォースの威力あげようとすれば素早さ遅いし、なんならフェイタルクローが一貫する。
水テラスに切り替えればブリジュラスが重過ぎる。
草も強いかなとおもったけど
結局オオニューラが強く出てくる。
鋼以外のテラスはありえないけど
鋼別に強くなかった。
そういえば改めて対戦ノート見ても
アシレーヌがテラスを切ったから勝てたっていう試合はない気がする。
基本選出
ファイアロー(確定枠)+サーフゴー
裏)ゴリランダー+@1
相手の構築にサーフゴーの鋼テラスゴールドラッシュが通る構築に、追い風と共に一気に強襲していく基本戦術。
Cが下がったあとはゴリランダーに引き、サーフゴーの能力下降を解除しつつ、
猫騙しで誤魔化しながらもう一匹の全体技持ちを絡めながら再度攻撃展開を整えていく。
この基本戦術が通らない相手がいれば、
初手をガブリアスかアシレーヌに切り替え戦っていく。
vsエルフーン+バクフーン構築
この手の構築にはファイアローが追い風をしても
エルフーンが追い風を張ってきた場合、サーフゴーはバクフーンに追いつけないので、
素早さが2高いガブリアスを初手に置き、
追い風地震で対処。
選出
ガブアロー+ゴリラ(炎テラス仕込み)+@1
・ファイアローの体力が削れないように後続からだすと先制ブレバで噴火の火力を下げることも出来てそれはそれで強い時がある。
vsアルマオオニューライエッサン
サイコフィールドでファイアローのブレバが打てない構築。
トリックルーム決められるのも厄介だが.....
選出
ガブアロー+ゴリラ+ルカリオ
トリル構築には追い風を張ると負ける試合が多いのでファイアローで挑発をする。
サイコフィールドはゴリランダーのグラスフィールドでケア。最悪に備え悪テラできるルカリオを裏に置いておく。
vsドレコータス
相手にしていて一番厄介だった構築。
晴れてると素早さが上がるドレディアの行動がどれも強く
先制眠りごな、
お先にどうぞからのコータスの噴火
トリプルアクセルなど
こればっかりはどうしてもじゃんけんになってしまうので安定択はなかった。
選出
ガブアロー+ゴリラ+ルカリオ
ガブリアスでテラスを切りながら地震、
さらにブレバをドレディアに集中。
ルカリオの神速、ゴリラのグラスラでどうにかしていくしかない。
vsバンドリ
これは勝てない構築
vsペリジュラス
(ガブアローゴリラサフゴ)
vsガエンゴリラサイクル
(ガブアロールカリオサフゴ)
苦手な相手
ペリッパー
ブリジュラス
モロバレル
エルフーン
ドドゲザン
トリル軸
オオニューラ
バンドリ軸
炎か水テラスコノヨザル
エレブー
ヤバソチャ
アーマーガア (ファイアローで挑発できればダイジョウブ)
寿司構築
それ以外には全部勝てる
シーズン24について
最後にシーズン24について
話して終わろうとおもう。
11月、12月は仕事が忙しい時期なので
ポケモンに対する時間はそこまで置かず(とはいえランクマは空いてる時間にぼつりとやるけど)
時間を捧げるほどの対戦回数は取らないつもりです。
レギュレーションHが終わりに近い期間なので
なんとも勿体無い気もするけれど
こればっかりはしょうがないよね。
シーズン24に関しては
ランク上げよりも
エンジョイ勢として統一パーティとかで
何も考えることなく対戦を隙間時間に楽しんでやっていけたら良いなくらいに思ってる。
今期で最後くらいの気持ちで戦ったランクマ。
最終3桁で僕は非常に満足です。
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