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始まりはポケモンGOで捕まえた色違いヌメル。 マスボ級行くぞ。〜3152位【S19 ダブルバトル】


ダブルバトルでマスターランクに到達したのは
シーズン4以来のことなので実に一年振りの快挙を果たすことができた。
今回はヌメルゴン筆頭に、コノヨザル、ワタッコと、マイナー寄りだが確実に環境に刺さりそうなメンバーを組み込めたのでマスターランクまで勝ち続けれた。
自分を信じて進み
構築を微調整しながら挑み続けた59戦。(ビギナー級から始めて)

最終的には35勝24敗という
勝ち越しで幕を閉じることができたのはほんとに嬉しい成果だ。

今日はそんな59戦分のメモをこの場に残しておこうと思う。


構築

構築はグラードンの日照りをはじめとした
いわゆる晴れパと呼ばれるものでその特性の恩恵を受けるSブーストウガツホムラをアタッカーとし、葉緑素のワタッコをサポーターとして迎える形で構築を練り始めた。


基本的な戦い方は先発にグラードンとワタッコを出して先制で眠りごなを仕掛ける。もしくは瞑想や守る、猫騙しなどをしてきた相手をアンコールで縛ることで、機能停止にさせた。

上から眠り粉が成功し、さらに守るを選択してしまった相手の横のポケモンを次のターンにアンコールで縛る動きをすることで、交代しかすることのできない無抵抗の相手をグラードンが全体技でボコスカ殴って勝つ試合がかなり多かった。
それだけでおよそ3割の試合に勝てたので構築としては十分だったが
威嚇を撒いてくるガオガエンや
雨パーティが重かったのでそれらを入念に調整していったら
負けん気コノヨザルと貯水チョッキシャワーズが強かった。

A上昇したコノヨザルのインファイトでガオガエンは面白いように飛んでいったし
カイオーガに対してはシャワーズの電気テラバーストで一泡ふかせることができた。

チョッキゴリランダーやモロバレルのきのこの胞子も嫌いなので
それを牽制する草食ヌメルゴンを置いたら
いよいよ隙のない本構築が完成した。


単体解説

グラードン

禁伝枠

努力値 A252-B4-D252
持ち物 食べ残し
特性 日照り
だんがいのつるぎ/ヒートスタンプ/かみなり/まもる
テラスタル 水



シングルでは上位互換にコライドンというポケモンがいるためその姿を見かけることが無いが
ダブルでは使用率上位の禁止伝説ポケモン。

使ってみるとその使用感のよさがわかるが

コライドンと違いグラードンは地面単タイプなので弱点が少なく、テラス依存しなくていいので裏のポケモンにテラスを切るという選択肢も生まれて戦術に幅を持たせることができる。さらにだんがいのつるぎという高威力全体技が強い。

このポケモンを使っていると重いポケモンの存在としてカイオーガや水ウーラオスなどがいたが
日照りにすることで水ダメージを半減に抑えることができる。

仮に無理やり雨に戻されたとしても
水テラスすることで一応耐えることはできるし(勝てるとは言っていない)まあまあ戦えたんじゃないかな。

最初はボディプレスという格闘技を搭載していたのだが、その技構成ではペリッパー(地面無効、炎半減、格闘半減)というポケモンにだけ絶対勝てなかったので、メタとしてカミナリを入れてみたら面白いようにペリッパーを倒せた。
カミナリは特殊条件でしか使わないため、守るとカウントするとウエポンは実質2つだけになってしまうが、どうやらペリッパーも使用率上位のポケモンだったらしく構築に単体でちらほらいることが多かったので、このカミナリは非常に環境に刺さっていたかもしれない。


日照りのせいで相手のハバタクカミの能力上昇がデメリットに働くこともあったが
グラードンのDを厚く振ってるので負けないし
大体のハバタクカミは凍える風、挑発などのサポートに回ることの方が多かった印象だった。


ワタッコ

サポート?
いや相手を積ませるのが仕事です

ワタッコは
こっちに育成を載せている

持ち物 ゴツゴツメット


この子は
グラードンとセットで晴れ下で上から眠り粉を振り、アンコールで相手の行動を縛るのが主な仕事

最初は同じ特性、同じ技を覚えるキレイハナを使っていたのだけれど、飛行タイプということで地面無効。
さらに素の状態でも素早く、Sに振らなくて良い分キレイハナより努力値が余るため完全上位互換として育成した。

最初は半信半疑だったが使い慣れていくうちに強さが板についていき
相手の戦術が読めた場面ではこのワタッコが大活躍する試合が多数あった。

例えばラスイチ対面、岩石封じをアンコールで縛って、鋼テラスを切り、力を吸い取るで相手を弱体化させ完封した試合や
原種ガチグマの火炎玉根性の高威力地震をアンコールで縛る動きだけで勝てた試合があった。(相手の裏のポケモンにガチグマの地震が刺さってた)

構築単位で絶対勝てないとわかれば運ゲーに持ち込むため眠り粉をしたり、イタズラ心ちょこちょこしてくるだろうなと思ったクレッフィーやトルネロスあたりは
1ターン動いて裏に帰っていった。

相手に挑発をされて止められても花粉団子で隣のポケモンを高速回復させる動きもできるし
文句のつけどころはほぼない。


テラパゴス
ルギア
ルナアーラ

あたりの厄介な3匹は高速アンコールで完封できることもあったため脅威に感じなかったのは確実にワタッコのおかげだろう。


ウガツホムラ

晴れで本領発揮。
晴れ+フレアドライブ+命の玉
これが脅威的なダメージを与える

ウガツホムラも育成はこっちに載せている。
持ち物 命の玉
テラス 悪

テラスタルをステラからに変えたのは
構築単位で重すぎる黒バドを止めるためだ。
この構築の負け筋のほとんどが黒バドのアストラルビットなので
それを不意打ちで止めるストッパー的な役割に悪タイプが必要だった。

さらに優秀なタイプのおかげで相手の鬼火を無効にできるのもつよく、守るの上位互換である火炎の守りを使えるとなればこいつ以上にダブル向けの性能をしているポケモンはいないと言っても過言では無い。ゴリランダーから猫騙しがウガツホムラに飛んで来ることもなく、非常に見通しがよかった。

ただし、強いとは言っても
炎技を半減で受けてくる雨パやガオガエンが結構流行っているため動かしにくいのと逆鱗も安定しないし、地震も味方に当たるリスキーな技なので守るを持っていないヌメルゴンやシャワーズがいると活躍の幅が狭いため毎試合選出していたわけではない。

それに今思うと耐久お化けのテツノカイナや
タケルライコ、ルギア、水オーガポン、ペリッパーなど苦手なポケモン結構多かったね。

コノヨザル

守る+襷+守るで3ターンの延命
アンコールを絡めたら4ターンの化け物(?)

努力値 ASブッパ
持ち物 気合いの襷
インファイト/憤怒の拳/守る/アンコール
特性 負けん気
テラスタル ノーマル

ダブルバトルというのは数的有利不利の戦いなので味方の数が少なくなると負けるのはわかりきっている。

そんな中、守ると襷を持たせたコノヨザルが毎試合で活躍してくれていた。
絶妙な素早さだがSに振り切る価値がある。
絶妙な火力だがAに振り切る価値がある。


なぜか。ガオガエンの威嚇を受けるとA上昇するからだ。
アンコールで相手を縛ることができるからだ。

猫騙しも撃たれないし、怯むこともない。
ダブル適正が高い。

仕込んでるノーマルテラスは
黒バドレックスの対策の念の為。



ヌメルゴン

ネタと思うかもしれないけれど
一戦級の活躍をしたヌメルゴン。
Bに振ってオボンの実を持たせると硬くて優秀


努力値 BCブッパ
持ち物 オボンの実
吹雪/熱湯/火炎放射/10万ボルト
特性 草食
テラスタル 水

種族値Dが150と高く、そっちの方面に降らずとも、耐久が確保されているということに目をつけた。

前述したがダブルバトルでは数の有利不利で試合が動くので数的不利を取らないよう、ワンパンされないポケモンを置くことも重要になってくる。

ヌメルゴンはドラゴンタイプで弱点は少ないし、
Bを厚くすることで全方向硬く
守るを持たせなくても相手の攻撃を何発か耐えることができる。
それなら技スペースを4ウエポンにすることができフルアタッカーとして技範囲を広げることができた。
ネタではなくしっかりと強いのがヌメルゴンというポケモンだ。

苦手なきのこの胞子を構築で対策したいと思ってたので特性を草食で確定し、晴れ下で威力の出せる火炎放射でモロバレルを焼き払う仕事を与えた。

さらに
熱湯による火傷、
吹雪による全体攻撃(相手が凍る確率20%)
ヘイラッシャやカイオーガ対策の10万ボルト

でこの子の育成は完了。

テラスタルを水にしたわけは
白バドレックスのブリザードランスとパオジアンのつらら落としを半減で受けるため。

そして水タイプは草食の効果で草弱点を一個消せるのでシナジーも良い。


シャワーズ

シャワーズとヌメルゴンの性能が似てるって?
たしかにそう


努力値 BCブッパ
持ち物 突然チョッキ
魅惑のボイス/ハイドロポンプ/吹雪/電気テラバースト
特性 貯水

ヌメルゴンと持たせてる技、性能が被っているため多くの人からがでるかもしれないけれど
シャワーズのメタはただ一人。

カイオーガ

こいつを倒すためだけの秘策。
何十にも布石を打つというか
今回のシャワーズはお守りのようなもので

刺されば良いなーくらいに思ってたら刺さりまくった。


何度もいうがこの構築(グラードン)に邪魔なのはカイオーガというポケモン。

何度も何度も何度も何度も
雨パーティに負けたので
カイオーガ対策は徹底的に完封できるまでやるしかなかった。

最終的にはヌメルゴンと性能が被ってもシャワーズを入れるしかなかった。

(水オーガポンを入れたら良かったんじゃ?
という声も上がりそうだが、カイオーガと出てくるトルネロスがやばい。)


カイオーガ対策

・グラードンのテラス(水)
・ヌメルゴンの水半減+圧倒的耐久+10万ボルト
・シャワーズの貯水(水無効)


これだけしないとカイオーガ倒せないんだから
あいつほんとに強いよな。



他の伝説ポケモンの対策

ミライドン

・グラードンの地面タイプで電気技無効。さらにDに全振りすることで流星群を1発耐える
・晴れ古代活性でウガツホムラが上を取り逆鱗、もしくは地震で上からダメージを与える。
・タスキコノヨザルで殴る
・シャワーズの電気テラス+チョッキでの耐久。魅惑のボイス(フェアリー)で反撃

テラパゴス
・瞑想、守るをコノヨザルとワタッコでアンコールして詰ませる

ルギア、ルナアーラ
・瞑想、自己再生をワタッコのアンコールで詰ませる
・コノヨザルの憤怒の拳で倒し切る

コクババドレックス
・グラードンの数値受け
・ヌメルゴンの数値受け
・晴れ古代活性化ウガツホムラで上から制圧
もしくは悪テラスタルを切る
・タスキコノヨザルの憤怒の拳、もしくはノーマルテラス

グラードン
・ワタッコで力を吸い取る、眠りごな、地面技のアンコール

白バドレックス(無理)
(白バドレックスは強すぎて勝てないが)
・グラードンの水テラスでブリザードランスを半減。総力戦で白バドを倒す
・ワタッコの眠り粉で眠らせる
・コノヨザルの襷+インファイト連打
・ヌメルゴンで水テラスを切って火炎放射

・トリルをされたら全滅
・クリアチャームを持ってることが多いので力を吸い取っても無意味
・ワンパンで倒し切ることが不可能




はじまりはポケモンGOで捕まえた色違いヌメル。


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