碧の仮面 #2 出発【ポケモンsv】
*本編はここからです。
この文章から先はゲームのネタバレを含むので
まだプレイしていない方、
もしくはこれからプレイする方は
自己責任でお願いします。
電話がかかってきた。
ジニア先生からだ。
まあ、いっか。
詳しい話はアカデミーのエントランスホールで行うということだったので早速話を聞きに行ってみることにしました。
「ただいま〜なんちゃって」
ジニア先生が遅れて到着。
先の電話の事情を説明してくれた。
先生の話をまとめると
毎年オレンジアカデミーでは他校との交流のため林間学校という行事があるそうだ。
ここにいる先生はその引率係。
キタカミの里という土地で宝探しの幅を広げられるまたとないチャンスなので是非楽しんできてくださいとジニア先生は言う。
彼女はパルデアの大穴やテラスタル現象について
興味深々の様子だった。
ただ好奇心が旺盛なだけなのか、それとも.....
(この熱量.....違う角度で盛り盛りのレホール先生と気が合いそう。紹介したい...)
あ、なんか置いてけぼりにされてるわ。笑
キタカミの里へは飛行機やバスを乗り継いでの長旅になるそうだ。
旅って、目的地についてからも楽しいけど
友達とわちゃわちゃしながら移動する
時間もずっとワクワクするよね。
ゲームでそんな気分を思い出させてくれるの
最高過ぎません?
そこの描写はあるのかな?
回復アイテム、捕獲用ボールなんかを
きちんと見直して準備を万全にしたら
また先生に声をかけよう。
......
そういえば
気にしてなかったけど
ほかのメンバーって一体誰なんだ??
準備が整って、
もう行けますよーって伝えたら
ほかのメンバーも揃ったら
全員で出発しよう!とのことだった。
どんなメンバーがいるのか聞いてみたら
くじ引きで決めた初対面同士
とか言い出した。
ってことは
完全新キャラ?
もしくはモブたちと
林間学校を共にするのか。。
....不安だなあ。
話は変わってブライア先生は
急にスカーレットブックについての話を繰り出してきた。
本の著者であるヘザーは
なんとブライア先生の先祖に当たるらしく、
世に出回るスカーレットブックの一部分は
信じる者が少ないという理由から
塗り潰して出版している。
と打ち明けてきた。
考えとしては
オカルト話はその枠をどうしても超えない。
例え読まれたとしても
大衆に信じられることはないし、
下手したら頭がおかしいやつだと言われるだけだから、あえて塗りつぶして読めなくしていたんだとか。
大きな夢や事実を語る人ってどうしても
笑われがちになってしまうよね。
どうして人はそれはロマンがある!
という言葉でオチをつかせられないのだろうか。
そしてその話を親身になって聞いていると
会って数分しか経ってない僕に
その塗り潰したページの全貌を教えてくれた。
ブライアさんの大義は
このスカーレットブックに書かれている
テラパゴスを見つけ
ヘザーの正しさを証明することにあるらしい。
短時間で
そんな大きなエネルギーの話しをしてくれた。
さて
話が深くなりそうなタイミングで
メンバーが全員揃ったみたいなので
この話は一度中断。
いよいよキタカミの里に出発することになった。
未開の地、
新キャラ、
新ポケモン。
そしてブライア先生の夢。
たくさんの楽しみが詰まった夢のある冒険が
これからゆっくりと始まろうとしている。
#3へ
☟
マガジン 【碧の仮面】