第4話 Mass Missing Mystery!!-2
◆◆◆瀬那、到着!◆◆◆
GM さて、前回の続きです。
瀬那のPL 前回はすみません、不調が続いてしまって……。
一同 いえいえ~。
GM お話し的には3年生の2学期なんで、瀬那ちゃんは進路指導を受けて遅参したってことになりました。
瀬那 了解です! ログも確認しましたー! 「遅れてごめんなさい。今どんな状況かしら?」
亮子(GM) 『それが、大変なことになっちゃってるんですー!』
GM と、電車でえっちらおっちら駆け付けた瀬那ちゃんに、わたわたと状況を説明する亮子。「かくかくのしかじかー!」
瀬那 「そんなことに……」
GM 調査の進行具合もざっくり説明しておきますと……。
・「掘り出したもの」がなんなのかは現状よくわかってない。
・現場の状況からしてプロの仕業ということが判明。
・その強引なやり口から、欧州資本の傭兵会社"狼騎士団"と推測。
瀬那 「"狼騎士団"! 厄介な相手ね……!」
GM 加えて、「相手の要求は現状『掘り出した物を見つけろ』しかなく、渡せとも交換ともゆってきてないので、こっちの同行を何らかの方法で探っているのであろうことが予想される」「お宝を見つけないことには、交換材料にもできないので現状見つけるほかなさげ」……て感じだね。
虎儿 そーだったそーだった。
GM さて、じゃあまあ、3Rめを開始する前に、瀬那ちゃんの近況判定と、リビルドなんかしてたら報告をよろしこ。
瀬那 リビルドは結局見合わせました。近況は、と……。
◆瀬那の近況 (D66)→ 61 → 死線:生活を脅かされるレベルの緊急事態が発生している!▶セッション開始時、[7PP] を支払う。
景文 これは大変。
月華 なんで死線なんだ。学業?(笑)
瀬那 ふ、ふ、振り直しますっ! LP1消費っ!
◆瀬那の近況 (D66)→ 66 → 覚醒:異能力の修練を積み、新たな力に目覚めた!▶〔覚醒ポイント〕+[1]( 永続)。
瀬那 わぁい! なんか目覚めたー!
GM 地獄から天国に逆転かよ……。
虎儿 覚醒ポイント+1! 凄い!
GM 覚醒ポイントは来週までに振っておいてくだされ。
瀬那 はぁい。
GM ……ちなみにいい機会だから聞いておこう。瀬那ちゃんて進路どうするつもりなのだね? ゲーム内の時節は3年生の2学期だし、今後のお話にも絡んで来るかも知れないんで。
瀬那 そんな時期ですかぁ。
GM では進路指導のマキナ先生に「黒崎ぃ、あんたまだ願書出してないの? 進学するならそろそろ出さないとマジやばいよ?」とか突っ込まれちゃってるよ。
月華 え、進路指導担当なの? 学校側人選間違えてません?(笑)
GM そこつっこまれると困るな。単なるカメオ出演なんで。(苦笑)
月華 教頭にあれこれして瀬那ちゃんの担当にだけ自分ねじ込んだとかそういうのなら容易に想像できるな~。(笑)
GM 異能学生はそのまま派遣社員として就職ってパターンも多いだろうしなぁ……。異能先生が担当するパターンはあるかも知らん。
瀬那 ……うーん、まだPLも考えれてないです。
GM まぁ、急に言ったからねえ。次までに考えといてちょ。
瀬那 解りました。考えておきますー。
GM よろしく! ……じゃ、改めて3Rめいってみよーか!
◆◆◆Round3◆◆◆
イニシアチブは、景文[26]→月華[15]→瀬那[13]→虎儿[9]。
GM 現状調べられるのは【掘り出した物】についてか、"狼騎士団"に依頼した奴が誰か予想するくらいだね。……とりあえず、ファストフェイズで移動する人~。
一同 特にな~し。
GM まぁ、マップ狭いしな、今回。(笑) では、景文からメインどうぞ!
景文 【掘り出した物2】を調査。【オールマイティ】を使用、〈サーチャー〉で……18。2段階成功ですね。
GM ふむ。……実さんの案内で、ばーちゃんの部屋に向かった景文。まだ整理されきっていないじーちゃんの遺品を漁るなどしておりますが、手がかりになるようなものはまだ見つからず。……って感じだね。
景文 サブで【依頼人】も調査しておきましょう。……1段階成功。
GM ほいほい。……こっちももう少し調査が必要だ。
景文 なかなか辿りつかないな。……行動終了です。
月華 では次はあたし。【掘り出した物3】を〈イントルーダー〉。【隠形術】も使って……26。よし、ぴったり2段階成功でクリアだ!
GM ほげー、またぴったりかよ!
月華 気配を薄めるというか、警戒心を抱かせない感じで近所の人に話を聞いて回る、という感じで。
GM なるほどね。えーと、近所の爺さんが「あー、修やんね。確かに昔なんか変なもの見つけたってゆってたなあ」みたいに思い出してくれそう。
月華 「そうなんですか。ご家族は誰も聞いてないって話でしたけど…」
近所の爺さん(GM) 「色々古物商とかも当たってたらしいけど、結局隣町のナカダ? とかナカマ……? とかいう便利屋さんに調べてもらったらしいな」
景文 ん? それって……?
瀬那 ウチらの会社?
月華 「えっと……すいません、もう一度お願いします」
近所の爺さん(GM) 「ああ、そうそう、ナカバとかいう便利屋だったわ」
月華 ウチじゃん! ちょっと姉さん!(笑) 「なんかウチの会社が捜査線上にのぼってきたんだけど、師父から何か聞いてない?」
亮子(GM) 『もー、どうなってるのよぉ……! もしもし、おじーちゃん!?』
GM ……たらいまわしに、ぶつくさ言いながら亮子が亮平じーちゃんにコンタクトしたところ。
亮平(GM) 『ふーむ。……そういう話なら、亮司(りょうじ)の奴が受けた仕事かもしれんなあ。オカルト系は奴の方が専門だったからな』
瀬那 亮司……亮子ちゃんのお父さん?
GM そのとーり。
景文 整理すると初代(亮平・何でも屋の異名を持つ異能者)→二代目(亮司・考古学者で現在海外)→三代目(亮子・現社長)ということか。
GM ちなみに亮平じーちゃんの異能は【ビジネス/フェイト/諜報/アウトサイダー】のタフな調査系。
月華 結構組み合わせえぐいぞ。
虎儿 さらりとフェイト持ってる時点でもう。
瀬那 異能4つ持ってるし。
GM 高ランク異能力者は新しい異能をとれる……という追加ルールをどこかのタイミングで発表しようと思ってる。
月華 「とにかく姉さん、過去の記録を一度確認してみて。全部残してるって言ってたよね?」と、前にちゃんとしてるんだよ的なの聞いていたという感じで。
GM うむ、それを調べるのもイベントになっているので、こちらを解決してくれたまい。
GM 【ご隠居1】は開示済みなので、【ご隠居2】の方をクリアすればok。
月華 [☆]のイベント? 終わってる?(イベントカードを確認中)
GM それは[★]だぜ。
景文 まだ開示されてないイベントかな。
GM さよう。[☆]イベントはまだ発生してないね。
月華 未開示でも裏でカウントされていく?
GM されます。
月華 ありがたい。
GM まあ、次のRからだけどね。……と、ゆー感じでメインはおわりかな。サブも調査しとく?
月華 まだSP回復する程じゃないから……雑に【依頼人】を〈ビジネス〉で調べときます。3Dで……11で1段階クリア。過去の交戦記憶みたいなのでもあったって感じかな。
GM そやね、"玄月"時代の記憶を漁って、"狼騎士団"とつながりのありそうなとこを洗い出していった、的な。……それでもまだ絞り切れてはいない。
月華 情報を共有して終わりですー。
瀬那 次は、私ね。【掘り出した物2】を〈ミスティック〉でいってみます。もしオカルト的なものなら痕跡わかるかも……?
GM ほいほい。
瀬那 3D+11で……21。問題なく成功です。
GM うん、まあ楽勝だよね。
虎儿 頼もしい調査力……!
景文 瀬那さんおやすみで前回は苦労しましたからね。(笑)
GM 【遺物使い】である瀬那ちゃんは、きっとダウジングなんかも得意なのでしょう。雑多な遺物の中から、何やら奇妙な念のこもった品を見つけ出すことに成功しますよ。
瀬那 わおわお。
GM ……それは、「XX年栽培日誌」と書かれた一冊のノート。
瀬那 念がこもってるなら慎重に開いてみます。
月華 ははぁ~ん、これはSANチェックが必要な奴ですね。(笑)
GM このゲームにはそういうのないです。(笑)
◆SANチェック……正気度判定。失敗すると狂気にかられてしまうという、ホラーRPG「Call of Cthulhu」の特徴的なシステム。
GM えー、ノートの内容は基本的には小豆の栽培記録なんだが、〈ミスティック〉で調査した瀬那ちゃん的にはどーにも気になる感じがある。……というわけで、続いてこの【日記】の調査を進めてくれたまえ。
瀬那 「これは、いかにも何かありそうね」
GM メインはそんなところかな。サブはどうする?
瀬那 そうねえ。【日記】は達成値が大きいし、とりあえず他の情報を開いていこうかな。……というわけで、【依頼人】を!
瀬那 〈ミスティック〉3D+11……うん、クリティカルして25!
GM あぁん、高ぁい……!
虎儿 「ねーちゃんやるなー!」
瀬那 ふふふ!
GM うーむ、やはり遺物といえば瀬那ちゃん。同じく遺物大好きなアメリカの財団があることを思い出した。
GM ……その名は『ハロルド文化財団』。世界中で遺物とみれば奪いに行く、厄介な連中だ。
瀬那 「ええ……。ここなの……?」 って溜め息つきながら情報共有……!
◆ハロルド文化財団……欧米の大学に出資、連携し、世のため人のため学問の進展を図っている。図っているのであるが――とにかく名誉にこだわるという悪癖がある。名誉欲の権化で、『××を世界で一番最初に発見した!』という記録を学術史に刻みつけることを至上の目的とし、そのためにはカネと権力に物を言わせた強引な資本主義的な手法を用いることで悪名高い。
ちなみに、初出は猫又公司公式サイトで連載中の原作者GMキャンペーン第1話。こっちもよろしくネ!
虎儿 ……おっ、LPが増えるんだ?
瀬那 近況で振りなおした分のLP帰ってきた~♪
景文 こちらも調査で使った分が回復して13に。
亮子(GM) 『厄介な連中だけど……。逆に依頼人の安全はある程度保障されたかも』
虎儿 「安全……なのかぁ?」
亮子(GM) 『やり口は強引だけど、あくまで目的は遺物ってことでしょ? ……であれば、こちらが宝をきちんと探している限りは、人質の安全は保障される、と思う』
景文 「なるほど」
亮子(GM) 『探している限りは、だけどね。"狼騎士団"は、スケープゴートを使って犯罪紛いの行為を強引に処理する会社だけど、あくまで営利目的、ってとこだけは間違いないわ。下手に接触してこないのは、それを見透かされて強気に出られるのを恐れているのかもね』
瀬那 「うー、そこは少し安心できたけど……」
月華 「一方的に見られてるこの状況は気に入らない。もう少しは我慢して踊ってあげるけど……」
虎儿 「気に入らない連中だぞ!」
亮子(GM) 「それは私も同感。まぁ、Σや海鋼馬よりはまだマシかな……?」
虎儿 「……この業界、そんなんばっかなのか?」
GM キミの所属しているMBSも割とな。海鋼馬は「無茶をした上でしらばっくれる」。Σは「無茶をした上で大資本で黙らせる」。MBSは「面子を潰されたら損益無視で絶許」。……て感じでやり口色々。
景文 「業界も色々あるんだな……」
虎儿 まあ業界動向はさておき、そろそろオイラの番だね。
GM せやな!
虎儿 とはいえ、残ってる項目はあんまりないんだよな。
GM 割と難しいのしか残ってないね。
虎儿 取り敢えずサブアクションで【日記】を減らしてみますかね。「えーと、こまめのさいばいにっき……」〈トラフィッカー〉で18、1段階成功。……〈トラフィッカー〉でいいのか? 足で稼いだとかそういう?
景文 解読を?
虎儿 変だね。(笑)
GM んー、そこは職能的勘所で日記を読んでみた、くらいでいいんじゃないかな? 場所とか方位とかに注目して読みこんでみた、とか。
虎儿 まぁ、そんな感じで! 「兄ちゃん姉ちゃん、これ全然面白くない!」
瀬那 「んー……。時間かかりそうねこれ……」 これだけ達成値の高い日記って……?
GM 雑多な情報から必要な情報をピックアップする作業だからね。
月華 「瀬那に聞いて、特定の単語拾いだすとか、そういう手伝いでもしてなさい」
虎儿 「ウェー、面倒臭いなア……」 特に消耗してないし、調べられるのももうないから、メインはパスでーす。
GM はいはーい。
◆◆◆Round4◆◆◆
GM では、4Rめ。ファスト何かしますかー。
景文 エリア3へ【高速移動】。
亮平(GM) 「おー、景文か。亮司の奴、どこに資料をやったんだか……。あいつは昔から整理整頓がなぁ」
景文 「まぁ……なんとか探してみます」
月華 じゃあ、私も応援にエリア3へ。
虎儿 あー、オイラもさっきエリア3に移動しておけば良かったな。
GM まぁ、しといたってことでいいよ。
虎儿 やったー! じゃあお言葉に甘えてエリア3へ~。コストが安く済んだ~。「もうこんな日記なんて読むのやめやめ! オイラもNGSでの調査を手伝ってくる!」だーっ!
瀬那 「ん、いってらっしゃい。この日記は私に任せておいて~」
GM さて、それではメイン。景文からだね。
景文 ではメインで【ご隠居2】を調査。
GM あ、【ご隠居】による[☆]ボーナス、書き忘れてたんだけど、最大値は15までとさせてください。ご隠居調べてたら終わっちゃうのは切ない。(笑)
景文 了解です。【オールマイティ】を使用……クリティカルして28。
月華 おー、回すねえ。
GM 現状3段階成功。あと4で4段階成功だが、挑戦してみる?
景文 やっておこうかな。とりあえず一つ足して……おっ、またクリティカルして+9!
GM ゲエエ! あと3で5段階成功……!
月華 けらけら!
景文 いっちゃおう! ……1。勿体ないからもう1点使って……4。5段階抜きました。
GM うむ。7段階まで調査が進んだので、新たな情報が開示されます。……景文は亮司と面識があるだけあって、癖を想定して探ることができたのでしょうね。
景文 「あの人は、大事なモノでも適当に詰めてしまうから……」とかなんとか。
GM 亮司の記録に、「依頼人は例のモノをどこかに隠すことにしたらしい。几帳面な人だから、隠し場所はどこかに記録していると思うが……」みたいな文があるのを発見。
景文 「……《虚影の牢獄》」 《影》による情報の取捨選択及び高速化。必要な情報にアクセス。――同調終了。
GM ううむ、相変わらず影ロールが強そう。……ともあれ、例の日記に多分記録されてんだろなー? というアタリをつけて文面を丹念に読み込んでいったところ、亮司の記録と大体一致する日時で変に私信みたいな文が続いている箇所を発見する。
GM と、いうわけで。……ようやく今回のシナリオのメインイベントだ!
虎儿 暗号の解読に挑戦する……だと……!?
GM 応! ぶっちゃけ、この文面の中に、隠し場所が暗号で記録されてます! リアルで解けたらその時点でこのイベントはクリア! ……でも普通に判定してけば解ける仕組みにはなってますよ。
月華 こうきたかあ。
虎儿 予想外!
瀬那 暗号……! 解けるかなー……?
GM 【コネクション】は暗号解読に役立ちそうなNPCを見つけて協力を頼む……って感じのイベントだね。
景文 ふーむ……。
GM 「【解読】に挑戦するけどパス」は認める。そしたらタダで【日記】+1。手番は消費するけどね。
景文 なるほど、ではサブはそれで。「実在する事は確定で、どこかに隠してるまでは。……とりあえず、このまま引き続き資料探してみます」と、情報を瀬那と共有。
瀬那 「……ふんふん。……なるほど?」 これだけで解けたらすごいんだけどな。(笑)
GM さすがにこの段階で解かれたら平伏するしかないな。(笑)
虎儿 (ぶつぶつ)日付番目の文字をつなげても駄目かぁ。他にはえーと……。
GM ほい、では月華の番~。
月華 【ご隠居2】を〈イントルーダー〉で調査しつつ、サブは【解読】をパス。【隠形術】使って……イマイチ、19。
GM 二段階成功。それでも10に到達したので、実さんが文面の奇妙な点に気づきます。「あれ……? 僕とじーさんはちょうど60違いなんですよ。小学校に入ったときには間違いなく60代だと思うんだけどなァ?」
月華 ほーん?
瀬那 じーちゃんが72のとき、実さんは12歳のハズ?
景文 6歳の差が出てる、と。
GM その数字のズレは明らかにおかしいよ。
虎儿 ……なんかどの行にも数字が含まれている気がする。
実(GM) 「うーん。じーちゃんは死ぬまで矍鑠としてたし、ボケて間違えたとか、そういうことはないと思うんですがねえ」と、実さんは不思議顔。
瀬那 どういうこと……?
GM ……てなわけで、ここの要点は、「この日記、事実を書いたわけではなさそう」ってこと。
月華 ふ~む。
GM とりあえずそんなところ。サブは予定通りでいいかな?
月華 OK。
GM じゃあさらに1段階進んで、次は瀬那ちゃんー。
瀬那 はーい。メイン解読のパスでサブ日記いきますよー。暗号に悩みながらも何かヒントないかと〈スカラー〉で日記を読み進め……!
GM きたまえー。
瀬那 18だから、1段階成功ですね。
GM 解読はパスなら、もう1段階。
瀬那 それでOKです。一人で黙々と日記を読みつつ、終わり!
GM 特にトリガーは引かれてないので、次、虎君ー。
虎儿 【コネクション】は目がないので、大人しく【ご隠居2】を<トラフィッカー>でいくかぁ。……19で1段階。
GM 【コネクション】、誰も得意っ子がいなかった……これは失策。えーと、具体的な人物あげて相談するなら+2Dしていいよ(ガバガバ)
虎儿 コネクション……月華ねえちゃんに何とかしてもらおう。(笑)
月華 なんでよ。(笑)
虎儿 あ、さっきの判定LPで振り足ししていいですか?
GM お、構わぬよ。
虎儿 さっき増えたしね! ……+4で23。二段階成功ー。
GM やるな。……では今回のヒントはこんな感じ。
GM インクの濃さとかがまるきり同じなので、この文面はすべて同一日に書かれたのではないか……そんな気がした。
虎儿 知ってた。(笑) 「これ、全部同じ日に書かれているんだ! つまり! つまり……何だろう?」 サブは解読でパス!
GM ・文面に意味はない ・実際の日付とは関係がない 現状のヒントはこんな感じだね。
◆◆◆Round5◆◆◆
GM では5Rめ! 【移動】がなければ景文からどうぞ!
景文 まぁ、【ご隠居2】かな……?
GM 【コネクション】はいいのかな?
景文 誰か頼ってやるならボーナス貰えるんでしたっけ?
GM うん。……ぶっちゃけ誰も得意な人がいないから、景文がやるほうがまだマシかもなって思っただけ。
景文 じゃあ僕の常勤のクラスメイトに……いや、あいつでどうにかなるかなぁ?(笑)
GM いやまあ、構わんぜ! あいつ実はミステリマニアだったんだよ! とかそういうこじつけで。(笑)
景文 じゃあミステリ研究会だった彼に相談しつつ調査をしよう。あいつの名前すら定まってないが。
GM じゃあ、合津(あいつ)君てことで。(笑)
景文 男子生徒かどうかすら計測されてない合津君に聞いてみよう。5Dで……17。2段階成功。
合津(GM) 「よー、真宵坂。そっちから電話してくるなんて珍しいじゃん! いよいよミス研に入ってくれる気になったんだな? フフフ、お前がいれば文化祭の名探偵カフェの売上アップは間違いなしだぜ」
景文 「合津君。たしか君ミステリ研究会にいて確か脱出ゲームとかよく参加してたよね」
合津(GM) 「あっ、そっち? それ興味ある系? 今度一緒に行くか?」
景文 「謎解きとか得意と見込んで解いてほしい謎があるんだけれど」
合津(GM) 「ほうほう、そのテの謎は三度の飯より大好きだぜい!」
景文 「残念ながら僕は閃きないからね。情報処理はまだ出来るけれど」
合津(GM) 「お礼は文化祭参加で4649!」
景文 「はいはい」 とりあえず日記の文面をメール。
合津(GM) 「嬉しいねえ、真宵坂に頼られるなんて。よっしゃよっしゃ、オレにかかればちょちょいのちょいだぜ! ……ま、まて! うん、こんなのは、すぐ! そう、すぐだが!」
景文 「難しそうかい?」
合津(GM) 「うん、謎を解くにはそう、ちょっとチョコレートが足りない! だから買い出しにいくので待ってくれ!」
GM そんなこんなで合津君の協力を得ることに成功しつつ、名前が決まって喜ぶ同級生Aであった。「そ~か~。オレ合津だったのかぁ~!」(笑)
景文 「じゃあ、頼んだよ」 サブはいい加減SPやばいから補填で。応急処置。……13点回復っと。
GM では次、月華~。
月華 まぁ、前回と同じかな。<イントル>で【ご隠居2】、解読パスで+1。
GM ウェーイ。処理どうぞー。
月華 ……17なので1段階+解読パスでもう1段階。
GM ほい、では20に達したのでもう【日記4】を開示ー。
GM んむ、うっすらとタテケイを書いた気配があるね。
虎儿 ……ということは、文章がずれてるのはこれは書いてあるとおりなのですね?
GM そうです。その通りに書いてあります。
虎儿 なら、座標になってたりするのかな……?
瀬那 ふむふむ。
GM そろそろ解かれるかもしれないとビクついているGMです。
GM では、瀬那ちゃんのばんー。瀬那ちゃんは実は【コネ】してから【日記】ができる子だね。
瀬那 お、じゃあやってみようかな?
景文 さっき思ったんだけれど、若松さんとかどうだろう?
GM いいところに目をつけたね景文君!!!! スーパー思い出して欲しかった人No.1!
◆若松 楓……第2話で登場。古文書の管理と保護を目的とする『古書ギルド』に所属するエージェント。呪われたテクストの回収に協力したことでNGSと関わる。
月華 コネまでいくかな?
瀬那 それ迷ったから言えなかったのよね。
GM そこはまあ、顔見知り程度でもいい。テクストの回収で世話になった義理もあるし、アリかと。
景文 指揮官だから血華さんとか、指導のついでに真機奈先生とかでもいいんじゃないかと思ったが。
GM ぶっちゃけそれの誰でもOKだ。
景文 そこまであの人ら謎解き得意か? とも思った。
月華 けらけら!
GM 真っ先に出てきたのが合津君で笑ったわ。
景文 折角だから常勤させようと思っただけです。(きりっ)
瀬那 ではでは、古書ギルドに問い合わせてみよう……!
若松(GM) 「あら、黒崎さん? 先日はどうも。どうしたの、今日は? 何か新しいテクストの情報でも? 高く買うわよ」
瀬那 「先日ぶりです。 テクストの情報……ではないんですけど。ちょっと仕事で暗号にぶつかってまして……」
若松(GM) 「あらあら。それは興味深いわね。古書ギルド的にはそーゆーの大好物よ!」
瀬那 「今その暗号送りますね。」 とL●NE……はちょっと違う気がするしメールで……! ってその前に判定忘れてた……!
GM じゃあ、今からどうぞw
瀬那 4D6で……15。突破ー。
若松(GM) 「ふむふむ……。なるほど……。これを書いた人は? 来歴とか解る? ふむふむ、普通の小豆農家で……? このテの暗号は、書いた人の性格からなんとなく見えてくるものなのよね」
瀬那 「性格ですか?」
若松(GM) 「普通の小豆農家が、頭を捻って考えた暗号なら……そこまで難しいルールは使ってないはず。多分、わかってしまえば単純って類いの暗号だと思うわ」
瀬那 「……ふむふむ。もっと考えてみますね。ありがとうございます」
若松(GM) 「こっちでも考えてみるわ。解けたら教えるわね~」と、言うのだが、君達が解くと同時位に解けるであろうことはいうまでもない。(笑)
瀬那 でもこれで〈分析〉にボーナス! イェイイェイ! アドバイスをもらって3D+8で【日記】に挑戦~!
◆瀬那の<スカラー>判定(3U6[6]+8) → 8[6,2],7[6,1],10[6,4]+8 → 33
瀬那 ほえええ!? 出目がすごい……!
GM ぴったり3段階。
月華 いいじゃん!
虎儿 さっすが~!
GM 新しい情報はまだ出てないが、そーとー進んだぜ!
GM ではラストは虎君。
虎儿 〈トラフィッカー〉でご隠居を調べる、ただそれだけだ……。23で2段階成功。……これでラストヒントかな?
GM 4行目の「指」、9行目の「二」。この二つは、文の中で明らかに筆圧が違う。先に必要な文字を書いて、それから文章になるように文字を付け足したんだろうね。
瀬那 難しき……。
月華 OK、来週までの宿題ですね。
GM このサブで虎が解いちゃうかもしれない。(笑)
月華 それだと楽だなぁ。
虎儿 一応やってみよう。でもちょっとズレてる気がするんだよなぁ。
GM え。
虎儿 今のヒントから出した仮説、さっき試してるんだけど、微妙に……。
GM え。
GMここでよーやっと問題を再確認……。
問題文自体はセッション開始の1カ月前にできあがっていたもので、すっかり油断していたのです。
解決目前ってことで、改めて確認したところ……。
なんということでしょう。問題文に2箇所も間違いがあったのです……!
GM あわわわわわ……!
月華 なんかGMが動揺してるぞ。(笑)
GM さ、さ、さーせんしたァ!!!! 問題文に間違いが発見されましたァ!!!!
一同 うわーい!(笑)
虎儿 やっぱりー?(笑)
GM 7行目は日付を「3月15日→3月14日」、8行目は日付を「3月21日→3月22日」に修正してくだせえっ! でないと解けないですっ!
瀬那 結局、どういう暗号だったのかな?
月華 エクセルとかで縦軸書けば解ける類いだと思うんだけど、もうゴリ押しでいいかってなってたからなぁ。(笑)
虎儿 えーと、月と日を足した数字を出して、左からその列数番目の文字を拾えばOKなんだと思う。
虎儿 なので、『ろうの指薬左へよ二』?
GM さっき言った日付の修正を加えると「へ→松」「よ→本」になります。
虎儿 なるほど、「……えーと、『ろうの指薬左松本二』?」
月華 あとは後ろから。
虎儿 そこはキャラゼリフでこの虎くんに教えておくれよ!(笑)「う~ん、これも違うかぁ……」
月華 じゃあ、貸してみてってひょいってもらって読んでると。それを透かして見てる月虎には、普通に読めるとかにならないかな。
虎儿 なるほど!「……あ! 月華ねーちゃん! 逆だ、逆から読むんだ!」
月華 「あぁ、裏から見たら左右逆になるもんね。よく気付いたね」
虎儿 「へへっ、こんなの簡単さ!」 超得意げ。
景文 「へー。なるほど。全然気づかなかった」
月華 「えらいえらい」
虎儿 「ま、オイラもこれでもう脳筋とか考えなしとか無鉄砲とか言われないよな!」
月華 「そう言って図に乗ってたら、また言われるからね」つんっておでこ押す。
虎儿 「むむむ、オイラが解いたのに~」
月華 「あとは、この二本松ってのがどこを指してるのか……?」
実(GM) 「二本松なら解ります! 裏山にちょうど古い松が二本並んでるところがあるんです! それぞれ五本、太い枝があるから、右手、左手って呼ばれてたんです!」
瀬那 「ってことは、左手の薬指は……4本目の枝ってことかな」
GM と、いうわけで、二本松のあるエリアを開示~。
月華 なるほど。
虎儿 ああ、遠い。いっそテレポートで行っちゃうか!
GM ……うむ、ここでちょっとイベントが発生するんだが、今日はちょっと長引いちゃったから、また次回としましょう。
景文 むむ、いよいよ敵がお出ましか……?
To be continued!!