見出し画像

 LUMIERE/PRIERE Mikiya Takimoto



12月15日まで、代官山ヒルサイドフォーラムで展示されている瀧本幹也さんのLUNIERE/PRIEREへ。
先日前を通りかかったとき、19時少し前で有料ということで、ゆっくり見れないかも、と早とちりして、通り過ぎたのですが、やはり気になって、HPを確認したところ、21時まで、最終入場は20:30まで、となっていて。数日後、また近くまで行ったので、拝見してきました。

いつものエントランスなのですが、写真が映えています

ヒルサイドフォーラムは無料のことが多いですが、今回の展示は入場料が500円。現金、クレジットカードなどで支払えます。

瀧本さんは宇宙・地球といった壮大なテーマを扱う写真家ですが、今回の展示は、コロナ禍で活動範囲が狭まる中、身近にある光景や自然といった、マクロからミクロは視点で撮影した作品が、LUMIEREと題され展示されていました。

自然界の花は、誰の手も加わっていないのに、美しく、太陽の光に伸びる様子が美しい!

こちらの部屋はエレベーターで降りて、靴を脱ぎ天井に飾られた作品を眺めます。
白い床、壁、天井、光の壁が一面の銀世界を思わせる空間になっていました。

エレベーターで戻り、階段上ると、15分程度の映像作品が投影されています。この映像が、とても良かった。
季節感、温度、、風、光、命が伝わってきて、水・空気・植物・生物・地球の自然の力を改めて感じることができて、一つ一つの生命力が集まっている宇宙、でした。

色味が好き
藤袴と蝶

PRIEREはKYOTO GRAPHYでの写真がメインだったようですが、寺院・庭・植物・建築・光を感じられ、時空を超えた空間が映し出されていて、その空間にいた「ひと」流れた「時間」を感じられる作品群でした。

視点を変えてものをみること
いつも見ている風景に目をこらすこと
陽射しや風といった一瞬の出会いを見逃さないこと
美しさを感じること(同時に汚らわしいものも見抜くこと)
を大切にしたい、と思いました。

無料エリアで観られる、「透過と反射 枯山水」というインスタレーションも美しく崇高でした。

12月15日までなので、あと残り2日、時間があれば、ぜひ見ていただきたい、視点を変えるポイントに気づく良い展示でした。


いいなと思ったら応援しよう!

cinta
よろしければ応援お願いいたします♡