見出し画像

金沢に蟹を食べに行く②

金沢に戻りホテルにチェックイン。
さあ、いよいよ、蟹だ!となるところです。

しかしながら、金沢の蟹事情を舐めてた私たち、実は、蟹を食べられそうな有名店、全て予約出来なかった、という敗者。
香箱蟹の集客力!
そうよね、この時期金沢に来てる人全員、蟹食べるよね!
金曜日の夜の有名店は1ヶ月前ではすでに予約で埋まって当然だよね。

いや、でも友人は「普通に食べれたよ?ふうつの居酒屋でもあるから!」と言う。でも、「やっぱりわざわざ来るんだから美味しいところ行きたいよね」とも言う。

まー、食べられないってことはないだろうから、とりあえず近江市場でも歩きながら探そうと外へ。

混んでいる。
蟹の食べられる店は行列だ。無理。

翌朝の市場。
蟹しか売ってない。
小さなものは1,300円くらいからが相場?
市場を歩くの、楽しい。
閉店が早いので気をつけよう。

ぶらぶら歩いて、町鮨を発見。
外にメニューも出てないので恐る恐る
ドアを開け、予約していないのですが…と
弱気に尋ねると、
カウンターどうぞ!と受け入れていただく!
ラッキー!

にぎりをいただきながら、
香箱蟹があることを聞き、
もちろんオーダー。
カウンター横から華麗な捌きを
見せていただく。
早い。丁寧。綺麗。
そしてにぎりも!
軍艦も!ブレ!
ブレてるけどこちらも軍艦。

この町鮨が素晴らしかった。

鮨マスターとマダムの2人体制。
シンプルなメニュー。
お酒はビール、日本酒、焼酎のみ。銘柄も少ない。確かコーラもなかった。

カウンターは6人も座ればいっぱい。
お座敷も4人席が2つ。
町鮨ならではの先代の時から通ってるというご近所のおじいちゃんが1名角にいる。

残りは観光客、
同じ時間を過ごしたのは、
アジア系外国人ファミリー
東京からの優雅な老夫婦
アジア系外国人男性一人旅
欧米系外国人女性一人旅
欧米系カップル。

小さな店だから自ずと和気藹々、
鮨マスターがお話してくれる人だし、常連との掛け合いは仕込みかな?と思うほど楽しい。

目的の香箱蟹もお腹いっぱい食べられたし、
おじいちゃんから、農口尚彦研究所の話など聞いて、楽しい時間になりました。

そして最後にお会計。
にぎりセット2人前
香箱蟹
瓶ビール×1
日本酒×1
生ビール×1
現金足りなかったら隣のコンビニだね、と相談してたら
まさかの7,000円!
ひとりあたりですか?と聞き直したほどです。
何度計算しても蟹の価格がわかりません😂

ありがとう町鮨!
ありがとう大将!

来年も、絶対ここだね、とお店をあとにしました。

いいなと思ったら応援しよう!