1/21 スノッブ効果(バナー) vol.16
色々な心理効果がでてきて、そろそろどんなバナーにしたらいいのか想像する事ができてきているかもしれませんね。それでは今日のテーマに移りたいと思います。
スノッブ効果
スノッブ効果は、他者の消費が増えるほど需要が減少する現象のことで、"限定" , "今だけ" といった文言が当てはまります。他の人と被りたくないという心理効果により、商品のバナーに適しています。
実際のサイトからみてみましょう
スノッブ効果では、限定・今だけという単語を使うので、そのバナーの中で一番目立つ色・大きさが使われていると考えました。また、その使う色も写真などとの兼ね合いによりますが、目立つ黄色や赤が使われているのではないかと思いました。そんな仮説をたて、今日の比較を行っていきたいと思いいます。
こちらがスノッブ効果が使われているバナーになります。仮説とは違い、そこまで目立つようには配置されていません。むしろ他の効果である一番重要であるものを目立たせ、60%offが一番目立つようになっています。スノッブ効果は他の要素を際立たせるための補助的な効果をしているのでしょうか。他のバナーとも比較しながら考察していきたいと思います。
次はこちらのバナーです。こちらは断然お得!という文言が入っていますが、そこまで目立つものではないですね。このバナーでは複数の色を使っているのですが、この文言は黒が使われているので、やはり補助的な意味があるのではないでしょうか。
最後はこちらのバナーです。右下を見てください。さらに、5000円が当たるtwitterキャンペーンという記載があり、数名にしか当たらないという希少性があり、よくスノッブ効果を使えているのではないでしょうか。
今日のまとめ
・お得や今だけといった文言はあくまで他のもっと重要度の高いものを目立たせるための補助的な役割を担っている。
・お得や今だけといった文言は、特別目立つ色を使い、目立たせるということはされていない。
・希少性を感じさせる文言(さらに、ここだけのキャンペーン)などを入れることで、ユーザーは価値を感じやすい。