オランダ家探しで見ていたポイント/2023年・二人暮らし
家探しの難易度が高いオランダ
住宅不足で、移民だけでなくオランダ人ですら家探しが難しいといわれるオランダ。移住者の方のYoutubeや記事などをみていても、移住の一つのハードルになっている情報が多くあります。
私たちも、ビザ取得時にご相談していたコンサルタントの方に、家の決定までに数か月かかること、みなさん苦労して探されていたことをお聞きしていて、覚悟して家探しに臨みました。
エージェントを通して探すことも考えましたが、結局自分たちで家探しをして決めることができたので、その際に気を付けていたことなどを少しずつnoteに書き残したいと思います。
今回は、家探しの際に見ていたポイントについてです。
前提
私たちは二人で暮らす家を探していたので、相応の広さの物件であること、そして二人とも仕事をしていますがリモートワークのため、あまり都市を絞らずに探し始めました。
また、物件サイトは「kamernet」、「Pararius」を使っていました。サイトの使い方などは、別途記事に残したいと思います。
1.基本情報(価格・広さ・部屋数)
まずは、基本条件として価格・広さ・部屋数をみて、オファーを出すか判断していきました。
(多少予算よりも多く出すことは覚悟していましたので、予算よりも少し高めの物件も目を通しました)
広さは、二人で住むのに50㎡以上が良いという記事をみましたので、50㎡以上あることを確認していました。
部屋数は、二人でリモートワークを別部屋でできるように二部屋あることを条件に見ていきました。
実際数件内見に行きましたが、部屋の広さの感覚は間取りや部屋数による印象を受けました。50㎡台でも部屋が2部屋+リビングのような間取りだと2人でも十分に住める印象ですが1人でも住めるような、気持ち狭めの印象です。
2.駅と主要都市からの距離
毎日通勤するわけではないので、駅はあまり絞らずに、主要駅を複数みていました。ただ、せっかくなので旅行に行くことや、友人が泊まりに来ることも考えて、アムステルダムから乗り換えなしで移動できること、駅から徒歩でかかる時間が遠すぎないこと、は条件として考えていました。
3.周辺の雰囲気
家周辺の雰囲気は、内見の際に広めに散歩する・スーパーの場所を確認して入ってみる、などをして確かめていました。
特にスーパーに入ると、周辺に住んでいる人の雰囲気がわかるのでおすすめです。
また、Googlemapの写真で確認した際に人が少なすぎる場所は、実際行ってみても人通りが少なく感じることがありました。
複数内見にいくと街の雰囲気がつかめてくる感覚がありましたが、まわりながらもGooglemapを事前にしっかり目を通すことで、内見にいかずとも自分の好みの街かどうか判断できる部分もありそうです。
4.エネルギー効率
サイト上にはよく「energy label」というエネルギー効率を示す項目があり、Aなどランクが高いほど効率がよいとされています。昨今の光熱費の高騰もあり、ラベルには目を通すようにしていました。ガス代も高いようなので、コンロがガスか電気か、も見てはいました。
ただ、項目が「Unknown」表記で書かれていない場合もありますし、ラベルを必須条件にせずとにかく一旦はオファーを出すことにして動いていました。
また内見に行った際には、日当たりも意識してみていました。
晴れの日であれば日の入り方がわかりますし、曇りの日の日中にあまりにも暗い物件などは、優先度を下げるようにしていました。
その他・・
そのほかには、以下のような点もみていました。
掲載期間
掲載物件の中には、数か月~半年などの短期間の貸し出しの物件もあったため、注意してオファーしていました。
家具あり・なし
オランダには家具つきで借りれる物件もあり、「Unfurnished(家具なし)」「Furnished(家具あり)」「Uncarpeted(何もなし/床板無し)」というステータスが記載されています。Uncarpetedは引っ越し後の対応が大変そうなため、基本的には家具あり・なしどちらかにオファーをしていました。
水回りの共用
オランダにはルームシェアの物件も多いため、キッチンやシャワー・トイレなどが共有である表記がされていることもあります。
水回りが共用・ルームメイトあり、などの表記をしっかりめに確認していました。
サイトからオファーまでに見ていたポイントは以上です。
実際の内見での確認点やオファーのやりとりなど、別途記事に書こうと思います。
何か参考になりましたら幸いです。
※5/9追記
家探しの流れや私たちがやったことについて、詳しいnoteを公開しました!