私のたのしい日記作り
趣味のひとつに、日記があります。
まず、私は幼い頃からスクラップノートを作ることが好きでした。
学生の頃は、当時毎月買っていたファッション雑誌のお気に入りのページをファイリングしたり、ときめいたファッションや雑貨、お菓子の写真などを切り取ってノートに貼って、スクラップノートをよく作っていました。
学校がお休みの日などに一旦ノートを作りを始めると、没頭してしまい、時間を忘れ、気付いたらあっという間に夜になっていて。
でもお風呂上がりの寝る前になって、今日は一日中ノート作りに勤しんで、いい一日だったなあと満足気にダイエットコーラを飲んで、眠りにつく、という日常をしばしば送っていました。
現在は、学生の頃と比べて、外食や、時々お出かけをすることも増えました。
ファッション雑誌を買わなくなり、スクラップする素材がなくなった今、代わりに増えたものは、私がときめいて、私のアングルで撮った、私だけの写真たち。
元々写真を撮ることはとても好きで、食べたもの、いただいたもの、買ったもの、新しいインテリア、時々風景と、とにかく自分がときめいたものは何でも写真に収めていました。
毎日日記を付けるようになってから、今年で8年目。
今までも普段つける日記に派生して、特別だと感じた日、嬉しいことがあった日、書くことが多い日などは別のノートに記しはしていましたが、いつでも文字だけ、たまにちょっとしたイラストを添える、というふうでした。
そんな中、喫茶店でお茶をしたり、旅行で素敵な場所を訪れたりするたびに、ぽんぽんと増えていく、お気に入りの写真たち。
そのぽんぽんと集まる写真たちを、日記と一緒に貼ったらどうだろうと思いつき( 正確にいうと、当初は喫茶店巡りに熱中しており、喫茶店記録、兼日記のような存在としてスタートさせました )、写真をコンビニのネットプリントで普通の紙に小さく印刷し、切り取り、ノートに貼り、そして日記を書いています。
チケットなどもペタペタ。
最近では、こんな風な、趣味のページも作ったり。
日記にしているのは、茶色の分厚いシンプルなノート。
厚みが増していくのが嬉しいです。
ノート作りの時間というものは、昔から書きものの好きな私にとっては本当に至福の時間で、ちょこっと書き始めれば、いつだって夢中になってしまいます。
だけどひとつだけ少し残念に思っていることがあって、それは、中高生の頃は全く日記をつけていなかったということ。
小学生の頃は1冊だけ絵日記を書いていたことがあり、他には小学校5年生の時、担任の先生と交換日記を1年間続けていました。
これは私だけではなく、先生の出した、クラスメイト全員への素敵な課題。好きな色の画用紙で表紙を作って、使い終わったらまた新しく作って、何冊にもなった、大好きな先生との交換日記。
近々読み返したいと思っています。宝物。
そうそれで、なので中高生の頃に、自分が何に興味があって、日々の生活の中で何にときめいていたか、感じていたのか、あまりよく覚えていないことが残念なのです。
勉強を頑張っていたことや、ダイエットを頑張っていたこと( おかげで当時私は一時期とてもガリガリだった )、話したこともない別のクラスの男の子に夢中だったことなど、大雑把には覚えているのですが、私が知りたいのは、もっと日常の中の小さなこと。
この先子どもができて、もし女の子だったら、あなた日記をつけた方がいいんじゃない?なんてしつこく言う母親になってしまいそうで、心配です。
私もそうだったけれど、子どもの頃は日記なんて面倒であまり好きじゃなかったから、きっと私がどんなに勧めても嫌がるのだろうなあ。
今思いついたけれど、私が代わりに子どもの日記を書いたらどうだろう。写真付きで、子どもの行動や発言などを記録して。とても楽しそうです。
そういったものを、何十年も先になって読み返したらきっと面白いだろうと、私は信じて疑わないのです。
みほ
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