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週1回の英語教室の選び方(小学生以下)
前回は、「英語教室では、絶対に英語が話せるようにならないたった一つの理由」について書いた。
しかし、公教育だけでは今は限界がある。
親が子どもにできることとは?
英語教室+家庭でのアプローチ
これしか、今の日本の公的教育では、親が子どもにできることはない。
(公立学校がオールイングリッシュで英語授業をするまでは・・)
20年以上英語講師をしてきて、親御さんに
「うちにきたら、英語が話せるようになりますよ。」と
言ったことは1回もない。
必ず、
「週1回では、絶対に話せるようにならないこと、英語習得には2200時間必要なことを説明し、それでもうちに来るメリット」をお伝えしてきた。
家庭でのアプローチは、必要な理由は説明するが、強制はしなかった。
ご家庭によって、求める英語スキルも異なり、モチベーションも違うからである。
ただ、家庭での重要性を知ってやらないのと、知らずに過ぎてしまった場合、親としての後悔度、罪悪感が違うので、現実をきちんと伝えていた。
おうち英語についても別のページで書こうと思う。
教室を選ぶ最大のポイント
「発音に力をいれているか」
である。別のページで「ゴールデンエイジ」について書いたが、
0歳~12歳の耳は素晴らしい。
筋肉(口と舌)も柔らかい。
英語耳を7歳までに作り、英語発音に使う口と舌の筋肉を覚えてもらう。
英語耳なんてない、という意見もあるが、あるかないか科学的証明なんてこの際どうでもいい、と母親目線で思っている。
とにかく、日本の子どもたちに英語が話せるようになってほしいのである。
教えている経験の中で、明らかに英語の音をキャッチできる耳と、できない(しづらい)耳がある。と私は感じている。そして、それぞれの子どもの資質もある。
この資質のついては、後天的に育てることができるので、別ページでまた書きたい。
フォニックス発音だけではない
「発音に力をいれている」というのは、フォニックス発音にプラスして
「英語独特の裏拍リズムや音のストレスのかけ方」
を頭ではなく、全身で覚えることに全力投球する。
(ゴールデンエイジにしかできない)
椅子に座ってただ言うのではなく、リズムを取りながら発話することが大切である。
この土台にプラスして、Eater egg hunt,
Halloween, Christmas などのイベントを通して
英語圏文化や考え方を面白く伝えていく。これは、教室と英語が楽しくなるお楽しみのパートである。
ぜひ、教室選びの際は、
「その教室にいる生徒の発音、先生の発音指導」を見て、聴いてほしい。
私の独断と偏見で最後にお伝えしたいこと
「英検に力を入れている教室」はお勧めしない。
英検は土台さえできれば、中2から中3で英検2級を1回とって終わりにしてしまえばいい。お金も労力も欠ける必要はない。日本でしか通用しない検定試験を小学生にやらせるほどつまらない英語はないし、子どもにとって重荷になる場合が多い例を見てきた。
うちの教室は、ご家庭で決めて英検を受けることはオッケーだが、小5まで禁止にさせていただいていた。
次回は、教室または、ご家庭でできる重要な、
「アウトプットの力をつける」について書こうと思う。