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IB(インターナショナルバカロレア)は大学入試に本当に必要か?

どの地域の大学進学を視野に入れているだろうか?
日本、アジア、欧州、米国
米国大学進学を考えている場合、IBが本当に必要かを考えてみたほうが良い。


【IB】

スイスで設立された国際的教育プログラム

メリット

広範囲の科目が学べる(総合的
学問的に深く学べる
思考力が養える
全体的な能力がはかれる
ヨーロッパ、オーストラリアやアジアの国際的な大学に有利(エッセイや理論的思考力を評価する大学)

デメリット

とにかく時間管理が大変
現地校での学業との両立、バランスをとることが求められる

IBを取る前にAP(Advanced Placement)について知ろう

【AP】

SATと同様、アメリカのCollege Board(大学委員会)が提供

メリット

1科目からとれて、自由度が高い
専門性を高められる)
時間的にも自由度が高い(自分で学習もできる)
得意な分野を活かしアピールできる
専門的な学部(医学部、工学部、エンジニアリングなど)はAPが重視されることがある。
高得点(3~5)を取ると、大学の単位として認められる
アメリカの大学に有利

デメリット

特定の科目で専門的な内容を学ぶため、学習を深める必要がある。

まとめ

日本や海外のインター

→子どもの適正に合わせてどちらでもよいと思う。

日本の高校

(IBプログラムがある)→マニアックな性格で、学校の学業との両立が大変なら、AP。
いろいろなことに好奇心があり広い分野で学びたい子にはIBが良いと思う。

(IBプログラムがない)→自分で学べるAP一択。
TOEFL(iBT)は、スコア100は取っておこう。
TOEFLはあくまで、英語力の証明のみ。
学力の証明は、APが有利。日本の高校の成績はなかなか有利にはならない。進学校に通っていても、高校レベルは加味されない。
SATは、難問がないので、難関大学を目指す場合は高得点で当たり前になっているので、プラスアルファのAPがオススメ。

アメリカなどの海外現地校

→IBプログラムがあっても、英語圏滞在歴が3年未満の場合、通常の授業に加えてIBコースを取るのは時間的にも体力的にもなかなかのチャレンジだ。
IBを取ったとしても、低いスコアではあまり有利にならない。

うちの場合、IBプログラムがせっかくあるので興味があり説明会にも行ったが。第二言語の科目が難しいと判断し(うちの学校はJapaneseは取れない)、APを選ぶ予定だ。
日本のインターなら、IBの第二言語でJapaneseを選べると思う。

海外、日本(帰国子女入試)の大学進学はいろいろな情報が飛び交うが、
常に新しい情報を入手しなければならないことが大変だ。
だが、あまり神経質にならずに、いろんなチョイスがあるのはいいね。っと親子で進めていこう。






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