元競走馬が意外な形でCM出演!?アドマイヤジャパン×Yogibo【今週のコラム】(2022/11/29)】
今回は僕も大好きな競馬の話題です。
参考:Yogibo新CM「アドマイヤジャパン with Yogibo」 2022年8月8日(月)より全国でオンエア開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000099.000018338.html
競馬に詳しくない方でもその名は聞いたことがあるはず…
歴代最強と呼び声の高い近代競馬の結晶、ディープインパクト。
そのディープインパクトが三冠馬となった2005年クラシック戦線で粘りに粘り抜き、
あと少しで届かなかった惜しい名馬、アドマイヤジャパン。
引退後20歳となったアドマイヤジャパンに、思わぬ形で脚光を浴びる出来事が起こりました。
2019年9月、人をダメにするソファビーズクッションを始めとしたインテリアメーカーであるYogiboが
アドマイヤジャパンが繋養されているヴェルサイユリゾートファームのネーミングライツを取得し、
Yogiboヴェルサイユリゾートファームに改称しました。
Yogiboがスポンサーとなって以来、ヴェルサイユリゾートファームにはYogiboから贈られた
ソファーやクッションが併設カフェのテラスなど牧場各地に置かれるようになり、
繋養馬も日常的にYogibo製品を目にするようになりました。
そんな中、一つの実験が始まります。
「Yogiboを馬の近くに置いたらどんな反応するのだろう?」
当初興味を示しませんでしたが、ある日牧場スタッフからYogiboのクッションに
頭を乗せて寝転んだアドマイヤジャパンの動画が投稿されました。
飼育環境では、リラックスしているときにゴロゴロしたり横になったりすることもあるとはいえ、
人間さながらに枕を使いこなし、気持ち良さそうに寝る姿は非常に珍しいものでした。
この映像はそのままテレビCMとして流せると評判で、
人間だけでなく馬までもダメにするソファーとしてYogiboの魅力を余すところなく伝えていました。
Yogiboの売上にもかなり貢献したようで、2022年8月には遂に公式広告出演契約とTVCMへの起用が決定し、
ヴェルサイユリゾートファーム全体で消費される人参12年分相当の契約金1000万円を牧場にもたらしました。
引退馬は引退名馬繋養展示事業の対象から外れると、自分の食い扶持は自分で稼がなければいけない立場になります。
主な収入源は乗馬と寄付なのですが、アドマイヤジャパンは引退馬の新たな可能性を生み出しました。
余談ですが、Yogibo公式オンラインストアでクーポンコードに「VRSL」を入力して購入すると、
売上の5%がヴェルサイユリゾートファームへ寄付され、繋養馬の養生費に充てられるようになっています。
競馬好きとして、競馬界を盛り上げてくれた引退馬にも目を向けていきたいものですね。