田中達也 MINIATURE LIFE展2@横浜高島屋&横浜さんぽ(2024/9/14)
「新・美の巨人たち」でミニチュア作家の田中達也氏を扱った回を録画で見ていたら、だしぬけに母が「あっ! この人知ってる!」と言い出した。
話を聞くと、数年前にふらりと入った個展がとても楽しかったのだという。
「どの作品もすっごく面白くてね! でもねえ、せっかく撮影OKだったのに、その時スマホに変えたばかりだったでしょ? カメラの使い方がよくわかんなくてまともに撮れなくて、それがすっごい心残りだったの」
「そんなら、今度横浜でまた個展やるみたいだしそこでリベンジしたらいいよ。一緒に行きません? わたしも見たいし」
「本当!? えー嬉しい、行きたい行きたい!」
とトントン拍子に話が決まり、先日ふたりで行ってきました。
(以下、写真はX-T50+ XF27mmF2.8 R WRです)
MINIATURE LIFE展2@横浜高島屋
人気の作家さんだし会期最初の土日だし、これは絶対混む! と思って早めに家を出たら高島屋の開店30分前にはもう5組ほど並んでいた。やっぱりね!
幸い、朝イチで入れたおかげで余裕を持って作品を楽しめました。
作品数はかなり多くて全点撮影可。
作品の他にも、インタビュー動画やメイキング動画、アトリエ再現ゾーンにフォトスポットとサービス旺盛でいろいろ楽しめた。そのぶん混んでくると人が滞留しそうだけれど……。
お子さんからシニアまで、老若男女問わず楽しんでいる様子で、そちこちから感想が聞こえてくるのも和みますねえ。
展示はフィギュアの実物と写真パネルが両方飾られているものと、パネルのみのものが半々くらい。
パネルの隅にも実際に使われていたパーツがちょこんと配置されていて見過ごせないのです。実物のサイズ感もわかるし、遊び心があってイイ。
しかし照明が暖色だったからどの写真も黄色いなー。
こういうとこはWBオート任せにしちゃダメね、反省。
じっくり作品や映像を見つつ、写真も撮りつつで70分くらいだったかな。それからグッズ売り場で買い物を済ませて、そのまま同フロアのレストランへ直行したら、こちらも混み始める前に入れてちょうどよかった。
食品サンプルを使った作品が多いから、見てるとお腹がすくんだよねえ。
本展の図録と、母が昔行ったという「MINIATURE LIFE展1」の図録の両方購入した。1冊税込1100円也。B5変形版とサイズは小さいけれど、作品がぎっしりで見応えがありますね。お買い得!
母も気に入って読み返しているので買えてよかった。
横浜散策
昼食をすませてからは、みなとみらい線で海沿いまで足を伸ばして、船を撮ったり、象の鼻テラスで一休みしつつのリユース布市で母の洋裁用の布を買ったり、
NHK横浜放送局で「虎に翼」の甘味処のセット展示や「光る君へ」の巡回展を楽しんだりした。
朝ドラは視聴習慣がないので、作品世界に浸る楽しみ方ができなかったのは残念だけど、実店舗と見紛うような内装の作り込みに感心しました。
本命の「光る君へ」展は、衣装がたくさん見られるのかと思ったらパネルが主でちょっと物足りなかったけど、五節の舞の収録風景をVRで見られてたのはよかったなー、臨場感がすごいの。
歩き回った後で、ありあけハーバーズムーンで一休み。
店舗限定の「スイーツハーバー」を食べようと思っていたのに、美味しそうな抹茶かき氷のポップを見たら抗えなかった。全部夏のせいだ!
宇治金時はよく見るけど、抹茶×黒蜜ってちょっと珍しいな? と思ったら、ハーバーのラインナップに抹茶黒蜜があるんですね。抹茶と黒糖の香りがよく、甘さも控えめでさっぱりいただけました。暑さでゆだった頭が生き返った心地。
そこから横浜スタジアムの脇を通って関内駅へ。
折しも試合開催中で、場内アナウンスや声援が象の鼻まで轟いていた。
この日はシーズンラストスパートに引っ掛けてのイベント、「カツしかないフェス」開催日。場内にはかつサンドや牛カツ、串カツなどの出店が立ち並んでいて大変食欲がそそられた。
(いやいや、今日の晩御飯は崎陽軒のシウマイ弁当と決めているのだ!)
ゲートに人だかりができていたのでどれどれと近寄ってみると、カツに扮したBARTに遭遇! スタッフさんと身振り手振りで打ち合わせるさまがなんともかわいらしかった☺️
この日のゲームは負けてしまったけれど、まだまだ諦めずに応援しますよ。
あとは関内駅から横浜駅に戻って、崎陽軒のお弁当を家族分買って帰った。
回った範囲こそ狭いけれど、今日はけっこう横浜を満喫できたんじゃないかな~と満足していたら、「横浜って何度も来てるけど、行ったことない場所ばかり回れて楽しかった」と母にも言ってもらえたので、うむ、よかった。
これからも健脚のうちに、一緒に出かけられる機会を作りたいもんです。