六本木、ガラス・金属・影・光(2024/3/9)
先日、六本木のフジフイルムスクエアへ行ったついでに街スナップを撮ってきました。
本当は21_21 DESIGN SIGHT「もじ イメージ Graphic 展」目当てで出向いたのですが、会期終了直前で死ぬほど並んでいたので断念……ついつい先延ばしにしてしまっていたんですがダメですね。チケット代無駄にしてしまった。
でも、新宿のカメラ屋さんめぐりもできたし、フジフイルムスクエアでもフォトブックの話を聞いたり、気になっていた機種を試したりできたし、収穫は多かった。緑川洋一氏の写真展はミニマルに切り詰められた画面構成や色彩が素晴らしかったなあ。
それにしても六本木、ガラスと金属のオシャレな高層建築がバンバン建ってて映り込み好きにはたまらん街だ……おかげでスナップが捗る捗る!
まちなかスナップ
機材はいつものごとくX-S10+XF23mmF1.4R、Jpegで撮ったものをiPhoneの写真アプリで加工してます。
(Liitで撮影情報つけるのめんどくなっちゃった)
新宿のこの辺初めて来たけどほんとにカメラ屋さん密集してんですね!
最近、マップカメラYouTubeチャンネルの面白さに気づいてよく観るようになっていたので、聖地巡礼的な軽い気持ちで行ってみたら、カメラ好きのみなさんが続々いらしたので、お目当ての短OBIストラップ買って早々に退却。
戦場に安易に足を踏み入れてはならんわね😌
ここからは六本木。
富士フイルムスクエアを出たテラス(?)から上を見上げたら、スキッとした快晴の青空をビルの直線が綺麗に囲んでいて、幾何学的で面白いなーとパチリ。
東京ミッドタウンのエスカレーター、
ライン状のフットライトがガラスに反射して何重にも重なって見えるのがめちゃくちゃカッコいい! カッコよくない? やたら撮っちゃった。
国立新美術館への道中スナップ。
天井と床を繋ぐ太い飾り紐のオブジェをガラス戸から狙うと、街路樹が映り込んで何がなんやらわからない素敵な画面になった。
都市が見る白昼夢みたいなこの感じ! たまらん。
ガレージのように奥まったスペースに世界観バチバチに決まった素敵なネオンを出してるお店があったので撮らせていただく。カッコよすぎる……。
白壁に艶々のバッジのような看板が映えていいな!とレンズを向けたら、隣の窓の規則的な影もめちゃくちゃいいな! と気づいて一緒にパチリ。一時期フラットアイコンにこういう斜めの影入れるの流行ったよね。
国立新美術館
広角レンズの作例でよく見かける、波打つガラスが印象的な建物ですね〜! 実際中に入ってみると、構造物としてのフレームの力強さと、さまざまな模様を描く柔らかな光と影に心を奪われてしまった。
入場口は円錐形の空間になっていて、見上げると真紅のリングが鮮烈。これはモノクロ+Redフィルターで撮るっきゃない!
ガラスを通った光と無骨な鉄枠が作る青みがかった影と、温かみのある木床の色が入り混じる感じ、めちゃくちゃイイですね。アートな建築だ……。
ごはん写真
ここからはこの日食べたごはん写真をまとめて。
マップカメラの営業時間を1時間勘違いしていたため時間潰しに入った星乃珈琲店のあんホイップトースト。
コーヒーだけで済まそうと思っていたのにモーニングの誘惑に負けた……パンがサクフワで美味しい。
こちらは東京ミッドタウン内、サントリー美術館に併設の「加賀麩 不室屋カフェ」加賀麩とりどり膳。
ご飯と汁物(宝麩入りおすましor味噌汁)と7つのお麩料理の小皿が並ぶ見目鮮やかな御膳です。フライとかそぼろとか、麩ってこんなにいろんな食べ方があるんですねえ。
生麩のお刺身のモッチモチ食感が好き😋
別でデザートも頼むつもりだったけど麩饅頭がついて他のでいらなかったですね。加賀棒茶ともよく合って美味しかった!
色とりどりの小皿を見てるだけで嬉しくなっちゃうんですよ。調べたら同じものが九谷焼窯元のショップで売っていた。ほしいな……。
こちらは夕食にと買った日本橋弁総本店のお弁当。
イナダシュンスケさんの著書やTwitterで言及されていたのを見てずっと気になっていたのです。
江戸時代から変わらぬ味付けは現代では人を選ぶと聞いていたので、半ば挑むような気持ちで煮締めを一口食べてみたら、懐しい甘辛さに思わず笑顔になってしまった。えー、めっちゃ美味しいじゃん!
特にカジキの照り焼き(写真手前折り詰め右上)は脂が乗って柔らかくって香ばしくって、大変ご飯が進んでしまった。
どのおかずも美味しいんだけど塩気や甘さが強いので、デザートの豆きんとんを食べ終わる頃には頭に血が昇るようなちょっと危険な感覚がありましたね……たこめし美味しかったけど、次は白ごはんにしよう!