【DaVinciResolve】CMや映画のカラーグレーディングを手掛けるカラリストがカラーシステムCoL(コル)を開発!
CoL(コル)とは?
なぜか惹かれる絵画や写真、映像には、光と影の絶妙なコントラスト、色合い、トーンなど、一言では表せない要素が集まり唯一無二の「世界観」を表現しています。
そして、私たち「ヒト」は無意識のうちにそのひとつひとつの要素を感じており、その中でも「色」は特に重要な役割を果たしています。(*色の効果についての記事はこちら↓)
この「色」を最大限に活かすために、先人たちが築き上げてきた色彩学を基に、現代の色彩感覚を融合して新たな色を作り出すカラーグレーディングシステム「CoL(コル)」を開発しました。
CoLはWebCMや映画、エンタメコンテンツのカラーグレーディングを手がける現役カラリストが、色彩学者のジャッド、自然科学者ルードによる色彩調和論を取り入れ、プロフェッショナルな品質を保ちながらも効率的に作業ができるDaVinciResolve(ダビンチリゾルブ)専用の*Powergrade(パワーグレード)の一種です。
まずは、CoLを使用したカラーグレーディングをご覧ください。
「CoL」は、中級・上級レベルの映像制作者を目指す方のために設計しました。CoLの全体図は下記です。
そしてCoLの中核には、
色彩調和を形作る4つの「色彩調和ノード」、
配色イメージを形作る10個の「配色ノード」、
オーソドックスな赤系、緑-黄系、青-橙系、フィルム系、ブリーチバイパス(銀残し)系の5つの「着色ノード」と、これらの3段階に用意されたノードを組み合わせて多彩な色を構築し、幅広く奥行きのあるカラーグレーディングを実現します。
これまでの経験によって最適化されたCoLは、カラーグレーディングにおいて非常に性能が高いことはもちろんですが、最も力を入れた点は、肌の凹凸を滑らかに整えながら、肌の明るさ、色を変更できる肌レタッチノード「SkinSmooth」の性能です。
標準に備わっている肌レタッチ用のエフェクトは有料版のDaVinciResolveでしか使えず、かつ加工処理が重く画面内の複数人を個別に処理する必要がありましたが、「CoL」は映像内のスキンを一括で抽出し処理します。肌の凹凸を丁寧に整えながら、明るく清潔な肌を作り、視覚的な印象を劇的に向上させます。既に大手芸能事務所のコンテンツ映像やWebCMなどで多数の実績があり、高い評価をいただいております。
私の調査によると、他社の肌レタッチ機能や肌のハイライト強調、ニキビやほくろ除去のそれぞれのプラグインを導入すると、総額10万円は必要です。またそれらの体験版を使用してみた結果、CoLの方が質が良いことがわかりました。(2024年7月現在の調査)
肌関連の機能だけでも十分ですが、その他にもさまざまなノードを構築しております。
色被りを抑制(マゼンタ、シアン、イエローを抑制して色を分離)するノード「3split(スリースプリット)」
ネガティブフィル(光を吸収する黒いパネルでシャドウに深みを与える)効果を持つ「NFill(エヌフィル)」
CMルックや映画ルックのコントラストを与える「Curve(カーブ)」
彩度を維持しながら深みを与えるノード「Density(デンシティー)」
ハイエンドカメラのような質感を与える「Texture(テクスチャー)」
深みのある彩度を与える「Saturation(サチュレーション)」
CoLはDaVinciResolveの恩恵をすべて受けるために、最も適した順序でノードを配置しており、あらゆるカメラで撮影された素材に対しても非常に優れた効果を発揮します。
期間限定キャンペーン中!
CoLの完成に、長年の歳月を費やしました…
そしてついに自信を持って皆様にお届けできることを大変嬉しく思っております。ぜひ皆様のクライアントワークや作品作りの助けになれれば幸いです。また、Blackmagic Design社の理念に基づき、サブスクリプションモデルではなく、買い切りで提供しております。年に一度(毎年3月末)アップデートを予定しておりますので、ご購入者様には日頃の案件を通じて強化された最新のCoLをお届けいたします。
そして期間限定ではございますが、2024年12月末まで20%引きで購入ができるクーポンコードを発行しました。お支払い画面でプロモーションコードに「colcolor2024」と入力しお買い求めください。
【NEWS(アップデート情報等)】
2024年9月16日にCoLのみで使用可能なLUT『CoLUT(コラット)』をリリースしました!今回はVermilion(バーミリオン)とMidnightBlue(ミッドナイトブルー)の2種類です。※CoLutはCoLに同梱
2024年11月に、CoLと組み合わせることで、くっきりとしたコントラストを保ちながらもブラックポイントとホワイトポイントの幅を調整して、シネマ風のルックを作る『CoLSoft(コルソフト)』をリリースしました!そのCoLSoftを使用した作品です↓。※CoLSoftはCoLに同梱
無料試用版の配布
無料で試用版を配布しております。試しに使ってみてください。
・色彩調和ノード1つ(NH)
・配色ノード2つ
・着色ノード1つ(T-O)
※2024年8月23日に、正式版のDaVinci Resolve 19でCoLの動作が確認されました。ただし、購入前にお試しいただくことをおすすめします。
参考動画
下記YoutubeにてCoLの使い方やカラグレの様子を掲載しております。
CoLの使い方 ※2024年3月時点にて収録。
ドローンMaVicAir2の撮影素材をカラーグレーディングしてみた。
ご購入後、不明点があれば、info@colcolor.jpにお問合せください。
それでは!