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【ゴールデンカムイ】実写映画のネタバレあらすじ!ラスト・結末まで解説

週刊ヤングジャンプで連載され、2022年4月に原作漫画が完結した「ゴールデンカムイ」。

実写映画「キングダム」でも主演を務めた山崎賢人さんがまたもや漫画の主人公を演じることでも話題になりました。

思わぬ形で三つ巴の金塊争奪戦に加担することになった日露戦争帰りの”不死身の杉元”とアイヌの少女アシリパ。

どんな戦いが描かれるのか、「ゴールデンカムイ」実写映画のあらすじをラスト・結末までわかりやすく解説します。

【ゴールデンカムイ】実写映画のあらすじ(ネタバレあり)

不死身の杉元、アイヌの金塊について知る

物語の舞台は明治時代末期の北海道。

日露戦争からの帰還兵である主人公の杉元佐一(すぎもとさいち)は、数々の死地を乗り越えてきたことから「不死身の杉元」と呼ばれていました。

終戦後に北海道へ移り住んで山奥で砂金掘りに勤しんでいた杉元は、ある日、後藤竹千代(ごとうたけちよ)という酔っ払いの男からアイヌが隠したという埋蔵金の噂を聞くことになります。

後藤の話では、相当な額の金塊を“のっぺらぼう”と呼ばれるアイヌがどこかに隠し、その隠し場所を暗号化して24人の囚人の体に刺青として彫り脱獄させたとのこと。

酔っ払いの戯言と半信半疑で噂話を聞いていた杉元でしたが、その後ヒグマに襲われ死亡した後藤の上半身に奇妙な刺青があるのを見つけ、噂が本当だったと確信します。

後藤の遺体を山から運び出そうとする杉元でしたが、そこへ巨大なヒグマと遭遇してしまい絶体絶命のピンチに…。
そんな杉元を救ったのは、偶然山に入っていたアイヌの少女・アシリパでした。

アシリパとコンビを結成!

アシリパに助けられてピンチを脱した杉元は、後藤の遺体をなんとしても守らなければならない事情があることを説明。

それを聞いたアシリパは、自分の父親が金塊の輸送中にのっぺらぼうに殺されたアイヌの中の1人であることを明かします。

いよいよ金塊の存在が現実味を帯びてきたと感じた杉元は、アシリパにヒグマ退治の協力を要請。
2人は夜の森でヒグマと戦いこれを仕留めるのでした。

その後、杉元はアシリパに金塊探しの相棒になることを提案します。

杉元には大金を必要とする理由があり、アシリパには父親の死の真相を知りたいという理由がありました。

2人は目的は違えどたどり着く先は同じだとして、コンビを組むことになります。

陸軍最強部隊・第七師団と激突

脱獄囚の刺青は、殺害して皮を剥いで繋ぎ合わせることで1つの暗号になっていました。

その為、杉元とアシリパは北海道でも人の往来が多い小樽で刺青囚人を探すことにしました。

捜索の結果、2人の刺青囚人を捕まえることに成功。

その内の1人は“脱獄王”の異名を持つ坊主頭の脱獄囚・白石由竹(しらいしよしたけ)で、金塊の分け前をもらうという条件で杉元達の仲間となります。

しかし、捕まえたもう1人の刺青囚人はアシリパが刺青の模様を模写している最中に何者かによって射殺されてしまいます。

その直後、杉元達は陸軍最強と謳われる北海道の第七師団の兵士・尾形百之助(おがたひゃくのすけ)の襲撃に遭い、刺青囚人の存在に気付いて金塊を狙っているのは自分達だけではないことを知るのでした。

尾形から逃げることに成功した杉元達でしたが、なおも第七師団のしつこい追跡は続きます。

身の危険を感じたアシリパは、休息も兼ねて自宅があるというアイヌの集落に杉元を案内するのでした。

アシリパと白石が協力!杉元救出作戦

アシリパの自宅でしばしの休息をとる杉元。

集落では年相応の明るさで楽しそうに過ごすアシリパを見て、杉元は金塊争奪戦にアシリパを巻き込んでしまったことに悩み始めます。

そしてアシリパに相談もないままコンビを解消し、杉元は集落から立ち去るのでした。

しかしその翌日、小樽の街中で杉元は第七師団中尉の鶴見篤四郎(つるみとくしろう)に捕まり拷問を受けることに。

救助にやってきたアシリパと白石の活躍で、なんとか第七師団の兵舎から逃げ出すことに成功した杉元は、アシリパに黙って出て行ったことを謝罪。

再び相棒として金塊探しの旅を続けることをお願いするのでした。

一方その頃、刺青囚人の1人で新撰組“鬼の副長”と呼ばれた旧幕府の侍・土方歳三(ひじかたとしぞう)もアイヌの金塊を狙って仲間を集めていました。

土方の下には、同じ刺青囚人で柔道家の牛山辰馬(うしやまたつうま)、新撰組時代の部下・永倉新八(ながくらしんぱち)が身を寄せ、金塊争奪戦に参戦することになります。

【ゴールデンカムイ】実写映画のラスト・結末の解説

劇場版「ゴールデンカムイ」は、第七師団に捕まり拷問を受けた杉元が、アシリパと白石に助け出されてチームを再結成するシーンがラストとなります。

クライマックスとなる鶴見中尉からの逃走劇では、杉元が「双子兵士の弟・二階堂洋平(にかいどうようへい)に襲われ重傷を負った」という芝居を打って鶴見中尉を騙し兵舎から脱出。

杉元の芝居に気が付いた鶴見中尉が後を追いかけ、真夜中の雪道で激しい乱闘が繰り広げられます。

この逃走シーンでは、双子の弟を殺害された恨みから双子兵士の兄・二階堂浩平(にかいどうこうへい)が雪ぞりの上で杉元と激しく戦うという、原作にはないオリジナル要素も追加され見どころ満載!

最後は杉元とアシリパがさくら鍋を囲んで仲直りするシーンでほっこりした後、まだ見ぬ強敵や刺青囚人達の姿が映し出されて映画はエンディングを迎えます。

【ゴールデンカムイ】実写映画のまとめ

2024年1月に上映された劇場版「ゴールデンカムイ」のあらすじと結末を解説しました。

映画では物語の序章部分が描かれていて、杉元一行や第七師団、そして土方一派がこれからどんな戦いを巻き起こすのか視聴者に期待を持たせる形でラストを迎えます。

映画の続編を待ち望む声が多い中、なんと物語の続きは連続ドラマとして2024年10月からWOWOWで独占配信されることが決定!

本作に登場する個性的なキャラ達を人気の実力派俳優が熱演するということもあり、ファンは期待度MAXでドラマの配信を待っている状態です。

キャラの動きや表情の再現度も高く映画オリジナルの演出もあったりと、原作ファンもそうじゃない人も最初から最後まで興奮が抑えられない作品に仕上がっています!

気になる人はドラマ配信前に劇場版「ゴールデンカムイ」を見てその独特な世界観に浸ってください。

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